2012年12月13日木曜日

大学の理学療法学科での実技

医療ネタです。
昨日は大学の理学療法学科での実技体験で行って来ました。
先週が講義で、今回が実技体験となります。
2012/12/6 大学の理学療法学科での講義

学生の人数が約40名。講義時間は前回と同じ90分×2。
今回もメーカさんのご協力を頂き、4ブース設置。
学生を1グループ約10名で4グループに編成。
1クール 45分で4セット実施。

内容は
・NPPVのモード体験
・NPPV 拘束性疾患の体験
・NPPV 閉塞性疾患の体験
・排痰補助装置/VC-SIMV体験

現在医療機関内での排痰補助装置は保険点数が認められていないので、授業の中で取り入れるにはどうしようかと思ったのです。
私自身は、今後5年・10年とCOPDを代表とする慢性呼吸不全患者が増大し、病院外でのリハビリの提供が必要となると考えています。COPDにカフアシストをするのはステージⅠ・Ⅱくらいまでかと思いますが(^^; そんな時に排痰補助装置を知識として持っていることに損はないと考えました。県内に排痰補助装置を普及させたいという願いもあります。

私はVC-SIMVを担当したのですが、バック・バルブマスクでの事故の話や簡易点検の方法を伝えました。

ご協力頂いたメーカの皆様 ありがとうございました。

授業終了後 教授と来年度の話になりました(^^) 来年度もご依頼頂けるようです。

今回の学生は3年生。彼らが卒業する再来年、もしかすると当院へ理学療法士として来て頂ける人がいるかもしれません。授業中に就職PRをするわけにはいかないので・・・。
県内の呼吸ケアを盛り上げて行くためにも、学生の授業には可能な範囲で協力したいと思っています。


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