今日はちょっと医療ネタです。
東日本大震災より1年が経過しました。当院は震災をきっかけに、在宅人工呼吸で自宅療養中の患者さん宅での停電対策を最低年2回は定期開催することにしました。3月頃と9月頃です。
言葉で書くと「カッコいい」のですが、これを実際に練習するとなると、、、正直大変です。それは、個々の患者宅の事情に合わせたマニュアルにしておく必要があるからです。現在、停電時のリスクが高い患者さんを中心に見直し中。
停電対策の基本は「自助」-「共助」-「公助」の3段階。特に震災がきっかけで発生する大規模・長時間停電は、「自助」を重視しています。これは、医療者が自宅へ来れないことを想定した自己完結型の停電対策です。
この停電対策を遂行するために
��.現在の機材の内部電源と外部電源の連続駆動時間
��.発電システムの併用不可
自動車からのインバターや発電機の使用ができるか
��.在宅酸素療法の併用の有無
特に高流量を併用しているケースでは、要注意!!
��~3を中心にマニュアルが作成しています。
さて、4月上旬には、とりあえず「春の練習」が終了できると思います。
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