2012年3月15日木曜日

呼吸ケア・リハ学会の呼吸ケア指導士制度について考える

ふと、呼吸ケア・リハビリテーション学会のHPを久しぶりに見たら、呼吸ケア指導士の所に、指導士制度規則というページが出来ていました。

呼吸ケア・リハビリテーション学会
http://www.jsrcr.jp/

呼吸ケア・リハビリテーション学会-呼吸ケア指導士制度規則
http://www.jsrcr.jp/modules/medical/index.php?content_id=7

気になる方は、上記アドレスをご参照ください。

過去のブログにも書いたのですが、
2011/4/19 呼吸ケア指導士と呼吸療法認定士 なにがどうなる?

呼吸療法認定士と呼吸ケア指導士の位置づけを考えて行かなければなりません。
呼吸療法認定士は3学会(日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会)が認定します。
取得には職種別の経験年数に追加して、講習会を受けて、試験に合格することで認定されます。
更新期間は5年毎。

一方、呼吸ケア指導士は呼吸ケアリハビリテーション学会が認定します。
取得の職種は、多職種であり、現時点では「条件」を満たすことで、認定されるようです。更新期間は5年毎。

誤解を招くといけないので、私は制度を批判しているわけではありません。私は『呼吸ケアは多くのスタッフのチーム医療が必要であり、「資格を取る」時代から「資格を生かす」時期に進む必要があると思っています。』

呼吸ケア指導士は、呼吸療法認定士を受験することができない職種のみなさんを呼吸ケアに引っ張り込むチャンスです。
呼吸療法認定士は約2000人/年誕生しており、現在合格者数で29057人いるそうです。
��P:http://www.jaame.or.jp/koushuu/kokyu/k_index.html#資格

呼吸ケア指導士を管轄する呼吸ケアリハビリテーション学会の会員数は、1925人(H22年)(HP参照)。えっ と思わる方も多いと思うのですが、、、会員数は約2000人です。1年に誕生する呼吸療法認定士と同程度です。

さて、、、 多くの職種を呼吸ケア指導士に引っ張り込むチャンスではあると思うですが、その窓口は意外と狭い。呼吸ケア・リハが主催する学会だったり、カンファレンス、論文、学会発表だったりします。学会は、毎年会場が異なり、全国各地となると遠方過ぎて行けない方もいます。

となると、、、地方で開催さえる呼吸に関係する勉強会で指定ポイントが取れるのか? 呼吸療法認定士では、全国各地で開催される指定講習会でポイントが取得できます。
呼吸ケア指導士では、
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付記:学会認定の講習会
1.リハビリテーション講座(長崎大学)等の学会が認定した講習。

2.学会が共催する、呼吸ケア研究会。
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「狭っ」Orz

おそらく、今後 学会が認定した講習会が増えるのではないかと思いますが・・・

そんな管理人ですが、一応「経過処置期間」での申請となると、1万円の認定審査料を払うと「初級呼吸ケア指導士」になれるようです。


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