2007年4月26日木曜日

久しぶりに、、、こんにゃろめ!!と思った出来事

メーカーさんやディーラーさんに勤務されている方もいるかと思います。
このブログを読む機会があるかどうかは分かりませんが・・・

今回あまりにも頭に来た{%fire_a%}ので・・・ 少し書きます。
一言でまとめるならば
「いい加減な説明をするな!!」

では、早速なんですが・・・

ことの始まりは、新しい訪問看護ステーションと連携をすることに
なったことに由来します。
在宅人工呼吸療法(HMV)では、自宅での加温加湿方法に人工鼻を
使用されることが多いです。

全てのケースが人工鼻とはいきませんが。
多くは人工鼻を使用してると思われます。
現在 保険点数上では、特定医療材料費として人工鼻には
月額1500点。(=15000円)が付きます。

当院へ往診依頼があった患者さんは、
在宅療養に向け人工鼻での呼吸回路編成となっていました。

訪問看護ステーションとの打ち合わせの中で、
呼吸回路の交換周期やカニューレの交換周期 物品管理等を
話をしていたときに 人工鼻の交換周期の話になりました。

私「人工鼻の交換周期としては1日1個でお願いします。」

「えっ 短くないですか?」

私「えっ?」
(何かの学会誌なんかで人工鼻の長時間使用に関する研究は
見たけど)


私「どの程度で交換ですか?」

「他の患者さんだと2週間の方がいますが。」

私「えっ???」
��そんなことが添付文書に書いてある人工鼻は聞いたこと無いけど

事態がよく飲み込めないまま、とりあえず
今回退院する患者さんに関しては 当院のスタイルで実施させてもらうことを
お願いしました。
ステーションからすれば、交換する手間が省ける長時間使用できるタイプを
使用したいとのこと。


で、色々 今回の背景を調べる過程で担当メーカーに確認。
「○○看護ステーションの方から言われたのですが、
長時間使用できる人工鼻を取り扱っているとのことですが。
どのメーカーさんのですが。」

「人工鼻は添付文書に24時間で交換するように記載されています」

もっともらしいことを言ってきた
「そうなんですよね。24時間で交換が基本なんですよね。
 今度○○看護ステーションの患者さん往診で
 連携させてもらうんですが、2週間使用できる人工鼻があるって
 そちらから言われたそうなんですよ。」

「・・・。今は、そんなことはありません。」
 今はってなに?
「今はどのくらいの周期で交換するように、人工鼻を供給しているのですか?」

「・・・。1週間に2~3回の交換です。」

アホらしくなってきたから、途中で話を流して電話を切りました。

自分で24時間で交換って添付文書に書いてあるって電話越しに
豪語しておいて 1週間に2~3回の交換って・・・
��週間は7日です。最低7個は必要です。
痰が多い人なら、余分に準備しておく必要があります。


この問題は、結構根が深い問題だと思います。

メーカーさんは、ちゃんと看護ステーション・往診Drに人工鼻の使用上の注意を
説明したのか?分かりませんし・・・
または過去に説明をした・・・のかもしれません。

往診Drや主治医が人工鼻の長時間使用を許可しているのかもしれません。

自宅療養が長期にわたり、長年の間 2週間に1個の周期で交換している
かもしれませんし。




人工鼻は使用用法によっては、吸気呼気抵抗になりえます。
デットスペースが多すぎでトリガー不良を起こすかもしれません。
人工呼吸器との相性によっては、回路が外れてときに低圧アラームが
ならないかもしれません。

○○看護ステーションには、この経過を説明して、
��日1個でお願いしました。
管理者の方からは理解して頂けました。





 

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