2012年5月29日火曜日

一般演題発表で来た質問「在宅酸素の停電対策」

そろそろ寝ようかと思う時間帯なのですが、あと30分以内に次男がミルクタイムで泣くはず!!もうちょっと起きていよう。

先日の日曜日に県技士会の学術大会がありました。大会長をはじめ役員の皆様 お疲れ様でした。私は自分の発表時間の前後しか滞在しませんでしたが、例年よりも参加者が多い印象でした。細かい参加人数等は、後日開催される理事会で発表されると思います。

そんな学術大会ですが、私は一般演題で発表させてもらいました。ネタは「在宅人工呼吸器の停電対策」。この1年間使いまわして来たスライドばかりで、新しく作成したスライドはタイトルスライドと考察と結語などで数枚ぐらい(^^;

フロアからは質問はなかったのですが、座長からいくつか質問を頂きした。
一つは在宅酸素の停電対策について。

以下に記載するのは私見で停電対策を述べています。在宅酸素療法(HOT)をされている方は、主治医の先生や担当メーカにご確認下さい。

○HOT単独の場合
低流量(1~3L)の場合。
同調器付の酸素ボンベに切り替え、普段より酸素流量を落して安静に待機。酸素流量を下げることができるかどうかは事前に主治医に確認しましょう!!

高流量(4L以上)の場合
同調器で使用できる最大流量が5L。
同調器を使用するとSpO2が低下することから、連続流量でないとダメな方。
毎分4L/分以上では、酸素消費量が多くなります。そのため、ボンベの供給が間に合わない場合には避難が優先となります。


○管理人が一番嫌なパターン
NPPV(内臓バッテリーなし)+HOT 7L/分
こんなのケースあるの?と言われそうですが、たまたま肺炎を起こしていて今だけ酸素高流量なんて なんてことは過去の症例からは沢山あります。。。


東日本大震災では、酸素ディーラーが協力して避難所に仮設の酸素センターを設置してくれました。来月保健所で難病支援担当者会議あります。酸素センサーのように電源供給をしてくれる公共施設がピックアップできればと思っています。
実際にピックアップできても、災害時に施設を使えるかは別の問題ですが・・・まずは、提案からしていきたいと思います。





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