2012年5月19日土曜日

緊急往診の依頼があるも、出動まで至らず

つい最近の医療系の出来事を一つ。

それは午前の診察が終了し、院長やPT、私を含めてリハビリ事業の展開について話をしている時でした。外線で某病院の地域連携室から電話が入りました。院長と地域連携室との会話の中から、気になる言葉がちらほら「ALS」「呼吸苦」「NPPV導入」。
どうやら、在宅でのNPPV導入の相談の電話だったようです。さらに、事態は早めの対応が必要とのことで、午後の診察が終わった後に往診する予定となりました。直ぐに地域連携室から診療情報提供書がFAXで届きました。

電話が終わり、10分もしないうちに、私の携帯電話鳴りました。上記患者宅へ介入している訪問看護スタッフからでした。「今日の夜に往診に来て頂けると聞いたのですが、今自宅からの電話で、呼吸していないとの連絡がありました。今自宅へ向かっています。どちらへ緊急搬送すればいいですか?」

診療情報提供書は読んだけど、緊急搬送先と言われても・・・と一瞬悩みましたが、直ぐに主治医のいる病院(診療情報提供書を作成した病院)へ搬送するように指示。

最初 院長へかかってきた電話から1時間もしないうちに、今回の連携は終わりました。
なんで、このような事が発した事情が良く分かりません。

少し時間が経過して分かってきたことは、
・某病院の主治医には定期通院をしていた
・自宅から通所リハに通っていた
・ここ数日は呼吸が苦しかったらしい
・訪問看護も介入して1~2日しか行ってなかった。

いつから「呼吸苦」が出ていたか分かりませんが、このような事態はできるだ避けたいものです。
もっと早くご相談頂ければ、ご協力できることがあったかもしれません。




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