2009年8月23日日曜日

最近私が目標としているNPPV設定

ここ数日患者さんの自宅へ訪問して、
NPPVの設定変更をしています。

今日は業務の話です。
今でこそ人工呼吸療法に携わっていますが、
病院入職したばかりの新人の頃は一番嫌いな
業務でした。

何が嫌いだったかと言うと、漠然とした「恐怖」でした。
今考えると分からないことへの恐怖だったのかも
しれませんが・・・

今は縁あって在宅人工呼吸療法に携わっています。
そんな在宅人工呼吸療法ですが、すでに3年以上が
経過しました。
当初在宅人工呼吸療法というとTPPVがメインになると
思っていたのですが、現在の往診患者さんでみると
圧倒的にNPPVが多いです。

当然自宅でNPPVの設定変更をすることになります。
最近考えているのは「至適設定」です。
病院と異なり在宅でNPPV設定を変えることには、
違和感を感じた時に直ぐに変更できないなどの
問題があります。

今の診療所に入職当初は、在宅人工呼吸療法に慣れる
ことでテンパッテいました。
そのため「至適設定」をするためのアセスメントが
十分ではありませんでした。
自分が臨床工学技士という立場から、ダウンロードした
データから設定変更をすることだけを考えていたような気がします。
何をもって至適と言うかは色々あるかと思いますが、
究極はNPPVを使用している感覚なく熟睡できることだと
考えています。

ふと最近自分の設定変更の仕方を考えてみて、、、
あっ最近は患者さんの家族の話を良く聞くなぁ~とか、
看護師からの情報も聞いてるなぁ~とか、、、
設定変更へのアセスメントの仕方が変わって来たことに
気が付きました。

家族から見た患者さんの呼吸状態はとても参考になります。
苦しそうだったとか、良く寝ていたとか、寝返りを多くするとか、、、


おそらく良い経験を沢山させて頂いたからだと思います。
現在 NPPV設定を微調整中の患者さんがいます。
「至適圧力」の設定ができるように気合を入れて望みたいです。







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