2009年8月8日土曜日

真夜中の雷雨で停電しました(^^;

この時期の自然災害に落雷があります。
当県はお米の名前に「ゴロピカリ」と付くほど雷が多い
地域です。
ゴロピカリと書くと所在地がバレバレですが(^^;

落雷による停電が発生しことから、今日も業務ネタです。

昨晩の雨は県内に大雨・洪水警報が出るほどで
まとまった雨となりました。
雨に追加して「雷様」も一緒に付いて来て、落雷が
多数発生したようです。

我が家も1時過ぎに落雷による停電が発生しました。
数秒から数十秒程度の短い停電が数回程度。
雷の音だけなら起きない私も、停電特有の音?気配で
眼が覚めました。

そうなると気になるのが在宅人工呼吸療法をされている
往診患者さんです。
とは言え真夜中に電話するのも迷惑ですし、
自宅療養をすると決まった時から停電対策は実施済みなので
そう慌てる必要もないのですが・・・
あぁ~停電したなぁ~と思い、再び寝に落ちましたzzz

今朝は出勤して片っ端から電話しました。
その結果、最長で30~45分程度の連続停電していた自宅が
ありました。
その他は全く停電なし、数回短い停電といずれにせよ大きな
トラブルはありませんでした。

��PPVの場合は人工呼吸器にバッテリーが搭載されているので
「停電」自体は大した問題ではありません。
むしろ落雷による過電流が心配です。
そこでTPPVをされている自宅では自費で雷ガードを入れて
もらっています。

最低限、雷ガードを入れる必要のあるのは、呼吸器本体、吸引器、
酸素濃縮機本体の3つです。
電動ベッドで手動ハンドルが無い場合も入れて雷ガードを入れて
置いたほうがよいと思います。


��PPVは事情が異なります。
まずは多くのNPPV本体で内蔵バッテリーがありません。
最近帝人が長時間NPPV使用をされる患者さんにUPS(非常電源)の
無料貸し出しを行っています。
当院でも帝人のNPPVの場合で且つ長時間NPPVを使用される方には
��PSが入っています。
他社のNPPVの場合には、様々です。
自費でメーカ指定のバッテリーを購入してもらっている場合や
バッテリーを入れない場合、またはパソコン用UPSを同意の元に
使用しているケースなど・・・

いずれにせよ就寝中の停電は誰もが焦るものです。
周囲が真っ暗でもNPPVが安定稼動できる環境を整える必要があります。


余談
先日 患者さんから聞いた話です。
自宅で長年使用していた電動ベッドがギャッチアップ30度程度の
場所でモータが壊れました。この電動ベッド、角度調整がリモコンのみで
手動ハンドルが無い種類でした。

モータが直るまで角度調整ができずに大変だったとこと。

最近の電動ベッドは主流がどうなっているか分かりませんが、
レンタルされる際には手動ハンドルが付いていることも
ポイントとしてみるのも良いかと思います。




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