毎日のニュースで新型インフルエンザが語られない日は
ありません。
皆様の周辺ではどうでしょうか。
さて、当院は医療機関として、ちらほらと新型と思われる
インフルエンザが出ております。
「思われる」と記載するのは簡易診断キットを使用して
いるので、季節型Aと新型Aの区別ができないからです。
しかし、通常の9月で季節型インフルエンザがいることは
稀であることから、簡易診断キットのA型判定は
ほぼ間違いなく新型インフルエンザと考えています。
今日のタイトルで「対応」なのですが、、、
簡易診断キットの使用量が増加しています。
当院は昨年度(2008/4/1-2009/3/31)で約250個の
簡易診断キットを使用しました。
今年は既に130個を越えています。
例年を大幅に上回るペースです。
とは言え、この簡易診断キットは使用量の増加が見込まれる
ことから5月の時点でメーカ側も増産体制に入っていたり、
当院も事前に発注をして新型インフルエンザに対応しています。
最近多いのが軽度の微熱で職場からの指示でインフルエンザの
検査を受けるようにと指示されて来院するケースです。
しょうがないと言えば、しょうがないのですが・・・。
厚生労働省が想定しているピークは10月下旬です。
今現在の簡易診断キットの使用量だと、足りなくなるとのことから
追加で30箱(300人分)の発注指示が出ました。
朝一に担当者へ連絡を入れました。
さて、今回の新型インフルエンザですが、小説で言うとプロローグが
終わって第1章と言ったところでしょうか。
先ほど当県内のローカル新聞を見ていて、県のインフルエンザ対策の
一環として県立病院2箇所に人工呼吸器が1台づつ追加納品されるとの
記事を読んで、唖然としたところです。
お久しぶりです。
返信削除お元気ですか?
実は私も先月、新型インフル疑いで出校停止になりました。
当研修センターの情報によると、熱がでてからの対応では遅いそうです。
毎日の検温と、これから私達は実習に行くのでマスクの装着を義務づけられました。
そろそろ季節型インフルもでてくるので、季節型インフルと新型インフルに同時にかかりウイルスが形を変えるのを心配しているようでした。絶対に、ありえないとはいいきれないですからねぇ~。
ワクチンも輸入のものは、まだ安全性が確認できていないようですし、いつ接種できるのか、どのくらい準備できるのか、季節型インフルの予防接種も入荷できる施設と、できない施設がでてくると予想されてます。
映画:感染列島みたいになるのでしょうか?
��リンゴさん
返信削除私自身はボチボチです(^^;
毎日の検温とマスク装着の実習とのことで
止む無しと言ったところでしょうか。
一緒に仕事している訪問看護ステーション
でも毎日検温しているそうです。
季節が逆転している南半球のオーストラリアを例に見ると、これから日本が直面する現状が分かるかと思います。
不幸中の幸いと言えるのは、H1N5のような強毒性ではないと言う事です。とは言え、季節型インフルエンザよりも毒性は強く、致死率も高いです。
映画:感染列島までは行かないと思っていますが、これを機にワクチン産業には国を上げて取り組むべきだと願っています。