2009年9月10日木曜日

レスパイトの外出支援

色々な方と話をする機会があるなかで、
「レスパイト」という言葉そのものを知らない多くいます。
そんな私も在宅医療に携わるまで知らない言葉でした。

レスパイトケア(respite care)は多くの本で
「振り返るためのケア」と記載されています。
単なる「息抜き」のためではないとされています。

私が携わるということで、当然人工呼吸器を使用されている方の
レスパイトです。
人工呼吸器を使用していることから、「移動」そのもに注意が
必要となります。

今回は自宅から病院への移動は、介護タクシーを利用しました。
今回の患者さんは定期的にレスパイトをしていることや、
介護タクシーの運転手さんも面識がある方だったので、
スムーズに移動できました。

結果的に円滑に移動できただけで、「万が一」の準備は
備えています。その1つは、バック・バルブ・マスクです。
このアイテムはどんな時でも必須です。

レスパイト先は某基幹病院。
指定されている救急搬送口から入り、CTやレントゲンを
終えてから病棟へ上がりました。
初めてこの基幹病棟へレスパイトで付き添った時は
��T室やレントゲン室に入らないで下さいと言われたものです。

今は普通に患者さんと一緒にCTやレントゲン室に入って
移動の手伝いもさせて頂いています。


病棟では先輩MEが来室してくれて、在宅人工呼吸器から
院内呼吸器へ変更してくれました。
病院内での呼吸器の変更では、臨床工学技士が同席して
頂く方がとても安心です。

そんなわけで、今日は午前中一杯レスパイトの移動にお付き合いを
してきました。

��週間程度のレスパイトですが、本人や家族がリフレッシュして
再出発したいと思います。


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