ちょっとblogを読み直してみると、、、あれ医療ネタが少ない(^^;
そもそも更新が停滞しているので記事自体が少ないのですが。
今日はちょっと医療ネタ。
個人的には臨床で使用しているのですが、患者さんからの評判は
いまいち悪いPEP療法です。
あっ けっして私は○ジ・レスピロニクスのまわし者ではありません。
振動PEP療法は、一言で言えば「痰を吐き出しやすくします。」
そんな振動PEP療法をするためのアイテムがacapella(アカペラ)です。
詳細はメーカHPを参照
もともとはCOPD、喘息の方の気道確保を目的とします。
呼気時に抵抗を加えアカペラ内部で振動を発生させます。
その振動が気道内に伝わることで、排痰効果が見込めます。
ただし、今まで私が担当した方の感想は・・・患者さんウケが悪い(^^;
喘息の方には勧めたことはないのですが、COPDの方には何人か
お試ししてもらいました。
患者さんの話を聴いてみると、思ったほど痰のキレが良くならないとのこと。
なるほど、、、 そりゃ~COPDで、呼気流速が遅い方の場合には
痰の動きが良くなっても「喀痰」まで至らないんですね。
そんなことから、最近では振動PEP療法やってから排痰介助・自己排痰を
してもらったりと痰を出すほうに指導を当てています。
個人的にはいいと思うのですが、、、 なにせ構造が単純で壊れにくいですし
必要なものは自分の呼気ですから場所も何も関係ないですし。
もう少し説明する方法を考えたいと思います。
参考
メーカHPには記載してありますが、保険適応ではないので自己負担です。
アカペラの使用法は医師からの指導を受けてくださいね。
アカペラ、自分も以前使用したいと考えた事がありました。
返信削除以前いた施設で気切されている方にと考えてたんですが気切している方にも使用は可能ですか?
そもそも、カニューレの外径には合わないですかね…。
��ポパイさん
返信削除アカペラの呼気抵抗からくる振動をどのように
文章に書けばよいか・・・
表現力がなくて伝え切れずにすみません。
一度体験される機会があれば、
是非やってみてください。
質問頂いた気管切開の方への使用ですが、
全然思いもよりませんでした。
アカペラ自体は経口からの自発呼吸患者を
想定していると考えられます。
添付文書内の禁忌や注意事項を思い出せんのでちょっと時間を下さい。
特に急いでる訳ではではないのでいつでも大丈夫です。以前、務めていた施設は神経・筋疾患の方が多かったので、もちろんのこと気管切開の方も多くいました。そんな中、いかに患者さん・スッタフともに負担の少ない方法で排痰を促すにはどうしたらよいかと考えていた時に思いついたのですが…。ただ、興味を持ってからすぐにその施設を退職したので今後使用する予定はないのですがね…
返信削除いつもお世話になっているメーカの方に
返信削除確認をしたところ、、、
アカペラと気管切開への接続は接続するコネクターがあるそうです。ただし、人工呼吸器との併用は不可であることや、アカペラの禁忌事項である頭蓋内圧の亢進等のリスクがないことが前提です。
とのお返事を頂きました。
ポパイさんの技の引き出しの中に入れて
頂ければと思います。私も勉強になりなりました。
なるほど!!
返信削除ありがとうございました。現在、働いている所は脳神経外科なので使用は難しいかもしれないですね。でも、状況により使用できる可能性も0ではないので頭の中に入れときます。これでまた1つ成長できました!
妻が喘息で、ここ数ヶ月痰が切れずに苦しそうなのでアカペラ購入しました。使うタイミングが分からないのですが、何も症状が無い時に使うものでしょうか、それとも咳き込んでいても痰が切れない時に使うのでしょうか、或いは、症状に関係なく気管を鍛えるように使うのでしょうか、説明書に書かれておらずご教示いただけたらと、思います。よろしくお願い致します。
返信削除ご質問ありがとうございます。
削除一般の方からの質問は久しぶりなので緊張します(^^;
ご質問にお答えする前に、まず私が医師でないことをご理解のうえお読み頂ければと思います。
アカペラの正式販売名称は「ポーテックス・アカペラ」です。取扱い説明書に該当する「添付文章」は以下のHPに掲載されています。
http://www.info.pmda.go.jp/ygo/pack/53036/13B1X10107000010_A_01_03/
本来、医師の指示のもとに使用する機材ですので、奥様を診察されている医師から使用法の指示があることが必要です。
・・・これでは、ご質問のお答えにならないので。
一般的な回答を記載します。参考程度ということでお願いします。
アカペラで排痰を促す場合には、喘息症状が出ていない時に使用する方が良いと思います。アカペラで喘息を治療することはできません。
現在、喘息は薬物療法が重要と言われており、今年の夏にガイドラインが改定になっています。ガイドラインの参考
https://www.healthgsk.jp/content/cf-pharma/other-hcpjapan/ja_JP/top-page/disease-info/asthma/guideline/2015.html
添付文章には「本品は、主に嚢胞性線維症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息、分泌異常が見られる肺疾患、無気肺の患者に対して振動型呼気陽圧(PEP)療法を提供する。呼気に陽圧をかけることで、気道の虚脱を防ぎ、ゆっくりとした呼気を可能にし、さらに振動を加えることで分泌物を末梢から中枢に移動させ排痰を促進する。」
アカペラの種類:
・アカペラグリーンDHは、呼気流量を15L/分以上に3秒間維持できる患者に使用します。
・アカペラブルーDMは、呼気流量を15L/分以上に3秒間維持できない患者に使用します。
成人の方なので、おそらく緑色のアカペラを持っていると思います。
喘息症状が出ていない状態で、アカペラをご使用頂くと、息を吐き出す際の振動が気道(きどう:空気の通り道)に伝わり、痰が切れやすくなります。
既にアカペラを使用されているとことですが、初期設定は「抵抗を最低値」にすることた大切です。使用法は、上述したHPの添付文章に記載があります。
もし、主治の先生の指示なしに使用されているようであれば、必ずご相談下さい。
まとめると
・喘息症状があるときには使用しない
・喘息症状がない時で、痰が絡む場合には使用する
ただし、医師の指示をもらいましょう(^^)/
余談
ご質問頂いた状況から拝見すると、喘息の治療が足りていない?のかもしれないと感じました。喘息症状がなく、痰が切れにくいのであれば、内服による去痰剤の併用も検討されても良いのかと思いました。
医療関係者は「ガイドライン」に従い治療を進めることが多いです。そんな、喘息のガイドラインの中で喘息治療の目標
1)健常人と変わらない日常生活を送ることができる。
2)非可逆的な気道リモデリングへの進展を防ぎ、正常に近い呼吸機能を保つ。
PEFが予測値の80%以上かつ、PEFの変動が予測値の20%未満。
3)夜間・早朝を含めた喘息発作の予防。
4)喘息死の回避。
5)治療薬による副作用発現の回避。
喘息は長い付き合いになる病気の一つです。薬を吸入しているにも関わらず、咳が続いてる場合には、治療が不十分な可能性があります。
難治性の喘息、過去に喘息発作を経験している場合には、専門の医師である「呼吸器専門医」が所属する医療機関での診察をお薦めいたします。
参考になれば幸いです。
不明な点は再度、ご質問下さい。
ただし、医師でないので、お答えできる範囲は限られます(笑)
ご連絡遅くなり申し訳ありませんでした。田舎に住んでおりまして、病院の選択肢が少ない事もあり専門医にかかれず自力でもう少し何とかならないかなと探したアカペラです。
返信削除幸い通りいっぺんの治療はしてもらっていますので、重症化していないのは幸いです。お人柄がうかがえるとても丁寧な回答をありがとうございました!