今日はちょっと医療の話です。
呼吸療法に携わっていると時折耳にするのが、IPFです。
��PF:特発性肺線維症(とくはつせいはいせんいしょう)
Idiopathic Pulmonary Fibrosis
略してIPF。そのまま「アイ ピー エフ」と言われています。
なんで急にIPFの話を記載したかと言いますと、
先日某医薬品メーカーさんよりランチョンセミナーで薬の説明を受けました。
その薬が効くのがIPFなんです。
興味のある方は是非
特発性肺線維症
http://www.shionogi.co.jp/IPF/
��某メーカーさんなんて書いておきながらHPを記載すると
直ぐに分かってしまいますね。
��*
特発性肺線維症は、「特発性間質性肺炎(とくはつせいかんしつせいはいえん)」の
一種で、国の難病(特定疾患)に指定されています。
今回ご紹介頂いた薬は、日本が初承認とのことなので、
今後海外での臨床試験が終了し将来的には適応範囲の検討が
ささればと思っています。
ただし、、、現在の所 薬価(薬の値段)が高額なことから、
色々な意味で助成が必要と考えられます。
��余 談~
医療業界は「特発性」という表現を使用します。
学生の頃に初めて聞いた時には違和感があったものです。
「特発性」とは原因不明のという意味です。
肺関連は「とくはつせい」と読み、感覚器や皮膚関連では「とっぱつせい」(突発性難聴、突発性皮膚炎)と読むのが学生の時にとても不思議で理解できませんでした。なぜなのでしょうね?
返信削除どうでも良いコメントでした(笑)
あ! 書いていて学生の頃からの疑問が自己解決しました!
返信削除特発=原因不明
突発=急に
の違いだったのか・・・。
学生の頃に何でこんな事に気付かなかったんだろう。
��きっちさん
返信削除私自身も学生の頃は「とくはつせい」
「とっぱつせい」の意味そのものが
理解できませんでした。
臨床に出てから高気圧酸素療法で
突発性難聴の治療症例に合い、
人工呼吸領域でIPFに合うことで
「言葉」と「病態」が一致しました。
おそらく今の医療系学生さんの中にも
意味がごっちゃごちゃになっている方が
いるはずです!!