2009年7月17日金曜日

ViV●をデモする

先日梅雨が明けたとの事で、さっそくの猛暑に
心が折れている管理人ですOrz
今日は医療ネタで記載します。

今回デモしたのは、CHES○のViV●シリーズです。
当県を担当される方が2人と本社から1名の計3名で
来院されました。

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ViV●が市場に出回って2年くらい経過するのでしょうか・・・
学会や研究会等で触れたり吸ったりする機会はあったのですが、
当県にCHES○の営業所がないことから臨床使用する機会が
ありませんでした。
それと私としても、営業所がないことがデメリットと思っていました。
今回営業所はないものの代理店ができることから、
いよいよ当院もViV●の使用を前向きに検討します。
このViV●は上位機種は内部バッテリーを搭載しています。
そんな標準装備も魅力的なところです。

まだ触ったことが無い方の方が多いのかもしれません。
私の感想を記載します。(あまり当てにしないでください。)

大きさ : まずまず、、、縦置きで画面が大きくみやすい
      
駆動音 : 気にならない

操作性 : 臨床使用していないのでなんとも言いがたいのですが、
       画面が大きいことからパラメータを見ながらの操作は
       楽そうです。

機 能 : 既存の機種で言うと帝○のNIPと似た傾向にあり、
      設定値を手動入力する必要がある。
      トリガーに関しては吸気・呼気ともに9段階もあるので
      細かい調整も可能であると同時に設定を合わせる手間が
      必要

MEの「心」くすぐり度 : 80点/100点
      パソコンと接続することでFrow波形を見ながら設定変更が
      可能とのこと。近日自分に試す予定。
      院内で使用される高機能人工呼吸器が標準で搭載している
      グラフィックとまではいきませんが、慢性期疾患でも
      「波形」を元に適切な設定ができる可能性があると思っています。

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��004年のある資料では在宅NPPVのメーカ占有率は
帝●とフジレスピ●がほぼ50%ずつの割合だったようです。
NPPVも新しいメーカの参入が見られ、また機能も充実して
きました。

今後は標準で内部バッテリーを持つようになると思いますし、
単純なIPAP/EPAP(PSV)ではなく、換気量保障型のmodeも
進化するのではないでしょうか。

使う医療側も先端技術に置き去りにされないよう勉強しなければ
なりません。


2 件のコメント:

  1. 管理人さん、こんばんは。
    この機種の特徴は、ライズタイムが緩やかな事です。
    もっとも早い設定にしても、フジのBiPAPや帝人のNIPネーザルのように早い立ち上がりにはなりません。
    逆に、ViV●の緩やかなライズタイムは、他の機種では真似ができないと思います。
    どちらを好むかは、患者さん次第ですね。
    ��日に1回、システムのチェックのために、一旦、主電源を切って入れなおさなければならないのがこの機種の欠点ですね。

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  2. ��ぽっぽさん
    機器情報ありがとうございます。
    なるほど、ViV●のライズタイムには
    そのような特徴があるのですね。
    今日 取扱い説明書が届きました。
    明日は往診等で自分で吸う時間が無いので
    来週沢山吸います!!

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