今日も医療ネタです。
一般の方、、、すみません。
酸素療法ガイドラインの後半のページにも掲載されています。
リーザーバー付きカニューレ
最近使用したのは「ペンダント」です。
通常カニューレで使用する酸素流量を少なくできることを
目的とすることが多いようです。
今回使用したのは、高濃度酸素投与が目的です。
写真では分かりにくいのですが、通常の鼻カニューラよりも
チューブ直径が太いです。
通常院内配管やHOTから流れる酸素は、一定流量で流れたままです。
これだと吸気・呼気に関わらず垂れ流しになります。
リザーバー付きカニューレ「ペンダント」は、チューブ直径が太い事と
写真のようにペンダントがあります。
この中に小さなバルーンあり、一時的に酸素をリザーブしてくれます。
このため吸気時にリザーバーに貯まった酸素を吸うことで
通常の酸素流量設定時よりも瞬間的に高流量の酸素を吸う
ことができます。逆に言えば、酸素流量設定を下げても、
高流量と同じように酸素を吸うことができるので、
酸素の節約にもなります。
酸素療法に携わっている方なら、
「在宅で高濃度酸素投与なら、リザーバー付きマスクでいいじゃん」
その通りです。
私は素直にリザーバー付きマスクを使いたかったんです・・・
が、患者さんから
マスクなんて暑くて付けてられない、、、
えっ SpO2低いですけど(_ _;
ペンダントは通常のカニューレよりも重いです。
当然ですが、、、
鼻に挿入する部分も、太いです。
違和感があるかと思います、、、
それでも、さすがペンダント!!
短時間で効果がありました。
労作後のSpO2の上がりが早い!!
注意!!
必ず医師の指示を確認して下さい。
二型呼吸不全の方には基本的には止めたほうが無難です。
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