2007年10月13日土曜日

HOT(在宅酸素療法)の指示

在宅医療に携わっていると 色々な施設とやり取りをします。
そんな中のエピソードを1つ ご紹介します。

今度 うちが往診で関係する施設にHOT(在宅酸素療法)の患者さんが
入所することになりました。

この患者さんは、もともと酸素が必要らしい。
が、こちらにはHOTのための事前情報が「0」。入所を受ける方にも事前情報不足・・・。
うちのDrに漠然と「HOTが必要とのことです。」一言
それ以外の情報はなし。

さて、HOTはHOTでも、、、 どんなHOTなのか???
もともとHOTをしている方であれば、普段から使用しているHOT業者に連絡を
入れる必要がありますし、、、

これから初めてHOTをするのであれば、液体酸素を使用するのか?
酸素濃縮タイプを使用するのか???
さらに、酸素最大流量はどの程度必要なのか???
予備の酸素ボンベは必要か???

酸素濃縮タイプであれば、最大7リットル/分まで酸素を流すことができます。
が、機械は大きいし、駆動音は大きいし、、、、


そんなわけで、、、
結局 入所する前に入院してた病院に連絡を入れて
使用条件等を確認しました。

HOTと言っても色々あります。
お気をつけ下さい。


余談
実際の在宅酸素療法の指示書には、使用時間の処方まで書く欄があります。
HOTをされている方は、当然火の使用には細心の注意が必要です。
HOT導入時にスタッフから教育があるかと思いますが・・・

HOTをしていて、タバコを吸っている・・・なんて方も ちらほらいるようです。






2 件のコメント:

  1. ぷーーさん2007年10月13日 9:34

    メールありがとうございました。
    HOTで、たばこかあ、、笑えないね。
    でも、HOTの情報でなにが必要か
    考えさせられます。

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  2. ��ぷーーさんへ
    コメントありがとうございます。
    メール、、、 何か参考になれば幸いです。
    ダラダラと書いてしまいました。
    HOTは長期の使用になると、使用方法が適切で
    なかったりする方もいるようです。
    再教育のシステムも必要かと思っています。

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