医療ネタです。
担当する患者さんが亡くなるというのは、正直 嫌なことです。以前もブログに記載したような気がしますが・・・ 普通 臨床工学技士は院内で患者さんが亡くなる場面に遭遇することはあっても、患者さん宅へご焼香で伺うことは無いと思います。
タイトルにも書きましたが、私は可能な限りご自宅へお伺いさせて頂いています。
本人に最後のお別れをしたいこと、家族からの話を聴きたいこと、事務的な書類や集金の関係・・・理由は色々ありますが、患者さんが亡くなられてから少し時間が経過してからお伺いしてます。
今回亡くなられた患者さん。夜間就寝時のNPPVを使用している方でした。私たちも訪問診療が始まって、少しずつ環境が整ってきて・・・ これから、もう1歩進めて行きましょうという矢先のできごとでした。
自宅へお伺いしてご家族から話を伺うことで、これまでの病気の経過や介護について話を聴き、本人が自宅にいたかったことを再認識する機会でもあります。
医療者としては、今後同じような病状の患者さんの相談をもらった時に、どのような対応が適切なのかを考える「経験の積み重ね」にもなります。
在宅医療の中で、臨床工学技士が何かできるかを考える時間でもあります。
亡くなられた患者さんのご冥福を心からお祈りいたします。
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