今年の当医療法人の最大の「仕事」となっている新プロジェクトの中で、停電対策をどのようにするか?を検討中です。昨年の大震災では、県内でも停電が発生し、計画停電は右往左往しました。
停電対策の根本は、電力を自ら確保する方法が必要です。発電機であれ、バッテリーであれ、車からのシガーソケットだろうとなんでもいいのです。ただし、箱(建物)が大きくなるとそれなりのシステムを考える必要があります。当然、病院では非常電源として重油を用いた発電機があり、非常用電源として使用されるのです。
今回目を付けていたのが、ガスを用いたジェネレーションシステムです。ガスで発電し、さらに余熱で給湯までカバーできる!!そして、ガスならば、電力会社の電気がシャットダウンした時でも大丈夫かも?なんて思いながら営業の方の話を聞ききました。
当然気になるのは、その発電量と導入コスト、ガスのLifeラインとしての安全性。
結論から先に記載すると、、、今回は当施設にはマッチングする可能性が低いです。
まず導入コストが高いこと。ホームページ等で調べても、価格がよく分かりませんでした。それは、導入する環境により値段が変わってくることから、ホームページなどで詳細に記載されていないようです。
ガスのLifeラインですが、本管から施設までのガス管はフレキシブルタイプのガス管とのこと。担当者の方からは、フレキシブルタイプででれば、地震に強いと言われました。が、しかし、それは、本管から施設までのことであり、本管自体は従来の鉄管とのこと。停電対策でガスジェネを入れても、ガスが来なければ発電できず・・・。
まだ正式な見積もり金額を見ていないのですが、当院のケースにはミスマッチのようです。もちろん、ガスジェネが効果を発揮する施設もあるかと思います。
う~ん 施設の停電対策は、素直に小型発電機かな・・・。
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