2012年2月6日月曜日

ウィンタースポーツを愛する皆様へ 安全第一をお忘れなく

先日 ネットの小さな記事で「新潟県八海山スキー場で遭難事故」。幸い遭難者は発見され、大事に至らなかったようです。良かった!!

今年は例年に比べ圧倒的に積雪量が多く、スキー場関係者の皆様はスキー場をオープンさせなければならない責務と安全管理の板挟みになっているのではないでしょうか。スキー場のコース滑走外や斜面の一部にジグザグに滑走した後があれば、それはスキー場のスタッフ(主にパトロール)がコースオープン前に雪崩の点検をするために事前滑走した後である可能性が高いです。

今年の降雪は短時間で多量に降り積もっていることから、表層雪崩の危険が高いです。来週は、雨が降るとのことから、岩盤の上に雪が積もっている場合には全層雪崩の危険性があります。各スキー場でのコース閉鎖等の案内を確認して下さい。

私自身は新潟県出身で、八海山スキー場には何度も行きました。地元のスキー場では学生時代を合わせて5シーズンほどスキー場スタッフとしてアルバイトしていました。雪崩作業の危険エリアに入る際には、ビーコンを付けて、ゾンデ棒と折りたたみシャベルの入ったリュックを背負いました。そこまでして、事前に危険エリアの雪崩を事前に誘発させておき、安全を担保するのです。

今年はまだ雪が多く降りそうです。スキー場へ行かれる方は、毎年通っているスキー場も積雪量が多くなると風景が変わります。濃霧や吹雪の場合には、早めに切り上げることも大切です。

はぁ~ここ数年はスキーに行くことができません。早く大きくなるのだ息子たちよ!!

0 件のコメント:

コメントを投稿