2008年11月28日金曜日

オートセットC タイトレーション

久しぶりに過去の日記を読み返してみたら・・・
あら医療ネタが無い!?
しかも、いくつかのblogには「後で書きます」なんて
曖昧な書き込みがあるではないですか。
これはいけない・・・ 少しずつでも書かなければ。
取り急ぎ ヘッドカラーマスターの件は近日書きます。
今日 担当メーカーさんとお会いしたのですが、カタログを
もらうことができませんでした。

さて、今日の本題です。
ネタは睡眠時無呼吸症候群(SAS)関連です。
現在のCPAP本体は非常に高機能となってきており、
多くの施設がAuto機能を使用しています。
このAuto機能は自動的にCPAP圧を可変させてくれる
ものです。

でも、循環器疾患でチェーンストークス呼吸を持っている人や
根本的に呼吸リズムが不規則な人も多くいます。
全ての人にAuto機能が合うとは限りません。

そこでタイトレーションが必要です。
CPAPの設定値と本人の睡眠時呼吸状態を合わせてやる作業を
タイトレーションといいます。

通常 睡眠検査センターなどでは、室内にLANが入っており
別室からパソコン上で本体設定の変更が可能です。


今回はもともと患者さんが使用しているオートセットC(S8)を
別室からタイトレーションする方法が必要でした。
*オートセットCは販売業者によってはS8と呼ばれています。
すみません、、、S8はS8でした

メーカさんに確認をして、今回使用したのは20m電話線
しかも 6極6芯の電話線
��0mというのは個室から個室まで使用する長さ
通常の電話線は6極2芯です。自宅の電話線を見てみてね

画像



右がオートセットC 左がレスコンと言われる機器です。
レスコンは離れた場所から、オートセットCの設定変更をするための
リモコンみたいなもです。

画像


↑レスコンの画面です。

後はポリソムノグラフィー(PSG)の画面で睡眠深度やいびきの状態を
観察しながら設定を変更していきます。


って、ここまで書いて 当院には検査技師さんが常勤でいるので
私がお手伝いするのはこのような特殊機器の場合のみです。

今日はマニアックな話でした。すみません。

専門でPSGをされている方へ
私自身はAutoCPAPの設定方法やASVの知識は
乏しいのであしからず・・・。

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