2008年11月27日木曜日

インフルエンザ流行の兆し

昨年度はインフルエンザの流行が遅めだったような
気がします。
しかし、今年は早いようです。2週間前くらいでしょうか。
全国的に学級閉鎖の記事を見かけるようになりました。
当県でも先週からちらほらとインフルエンザ罹患(りかん)情報が
聞かれるようになりました。

今週に入り、インフルエンザの予防接種を希望する親子連れが
大量に来院しています。
しかし、既にインフルエンザに罹患した患者さんが来院しています。

待合室ではインフルエンザ疑いの高熱の方と
インフルエンザ予防接種を希望する親子連れがいます。
スタッフも気をつかい、もしインフルエンザだったら・・・を想定して
待合室にインフルエンザ疑い患者さんが長時間待つことを
防ぐために工夫をしています。

もし、インフルエンザだとしたら待合室にいる間は
感染源となり得るからです。
そのため、高熱の場合には直ぐに受付でマスクを渡してもらい、
先生の指示で本人の同意を取って診察を前にインフルエンザの
検査をします。鼻水を採取する方法です。

今日は高熱の方の中から数名のインフルエンザ患者さんが
出てしまいました。
罹患してしまった以上は、自宅で療養してもらうしかありません。
学校は出席停止ですね。

インフルエンザの検査は万能ではありません。
高熱が出た直後では、鼻腔内のインフルエンザウィルスが増殖しません。
そのため、鼻水からの検査でインフルエンザを発見できません。

いずれにせよ、いつもよりも高熱、関節痛・・・
無理せずに医療機関を受診することをおススメします。


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