医療ネタです。
最近良く聞く言葉で「BPSD」(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)があります。認知症に関係する言葉で「行動・心理症状」の略です。
呼吸療法に従事しているとBTPSやATPSなどが出てくるので、BPSDとみると新しい基準かな?と思ってしまいます(^^;
今回のBPSDは認知症のお話。
施設に訪問診療に行くと、医師と施設スタッフが、「○○さんの BPSDは・・・・」と普通に情報交換の中で出てくるKeyWordです。恥ずかしながら、、、私は始めてBPSDという言葉を聞いた時は「?」でした。
認知症に関係するHPは沢山あります。その中から要約すると・・・
認知症の症状は大きく分けると2つ
「中核症状」と「行動・心理症状(BPSD)」
中核症状には
・記憶障害
・見当識障害
・理解、判断力の障害
・実行機能障害
などがある
行動・心理症状(BPSD)には
・中核症状が原因で、性格、環境、身体状態が加わって起こる症状
ちょっと分かりにくい(^^;
東京都のとうきょう認知症ナビのHP(こちら)では、
BPSDの症状例として「家族が、わたしの大事な物を盗んだ!と言う。(もの盗られ妄想)」を例に挙げています。
確かに、数年前に亡くなった祖母は、しきりに「盗まれた」と言っていました。
臨床工学技士の私がなぜ、認知症の勉強をしているか?
高齢で自宅療養をする方が増えています。高高介護が今の在宅医療の現状です。もし、在宅酸素療法の患者さんが認知症だったら、、、介護者が認知症だったら、、、酸素療法を継続することができるのか?もし継続できなかったら、どうするのか?
今も発生している課題ですが、今後増加するCOPDの患者さん想定して、勉強中です。
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