2022年1月13日木曜日

職員や家族がコロナ感染・濃厚接触者になった場合を想定する

 第6波は感染拡大速度が速いですね。
指数関数的な増加を見せています。

過去の大型感染時期は、大型休暇と重なっていたと思います。
個人的には第6波は、学校での感染拡大を懸念してます。
当院は、私も含め、小児がいる職員が多いため学校でのクラスター発生が職員の出勤停止になりかねません。

 

 コロナ罹患時の出勤に関しては
新型コロナウイルスに関するQ&A(労働者の方向け)

新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)


新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 第6.1版
 注!!更新頻度が高いです。最新版は「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 最新」で検索して下さい。

 
このあたりを参考に「院内職員向けの資料」を更新作業中です。

分類項目だけを抜粋
1.職員がコロナ陽性と確定した場合
2.職員と同居する家族がコロナ陽性の場合(職員は濃厚接触者になる)
3.職員と同居する家族が濃厚接触者になった場合。(職員は濃厚接触者の接触者)
4.同居する家族の職場・学校等でコロナ陽性患者が出た場合
5.同居する家族の職場・学校等でコロナ陽性患者がおり、家族がPCR検査を受ける
 場合

1・2は、想定範囲。きっと、第6波で当院の職員の数名が該当すると予想しています。

意外と困るのが3。
これ、過去に当院でもあったのです。
「濃厚接触者の接触者」という定義はないのですが、
当院は便宜上 このように表現しています。

4のケースもありました。
陽性が出たのは分かったのですが、感染者との接点の有無が分からないケース。


最近の報道で話題になっていますが医療者は濃厚接触者であっても「要件と注意事項をみたせば、緊急時の対応として業務の継続を可能とする」お知らせが出ています。

「新型コロナウイルス感染症対策に従事する医療関係者である濃厚接触者に対する外出自粛要請への対応について(2021.8.13)」

参考までに現時点での要件と注意事項
新型コロナウイルス感染症 診療の手引き第6.1版より抜粋

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【要件】
○ 他の医療従事者による代替が困難な医療従事者であること
○ 新型コロナウイルスワクチン2 回目の接種後 14 日間経過していること
○ 無症状であり,毎日業務前に核酸検出検査(PCR 検査)または抗原定量検査(やむを得ない場合は抗原定性検査キットにより検査を行い,陰性が確認されていること
○ 濃厚接触者である当該医療従事者の業務を,所属の管理者が了解していること
 

【注意事項】
○ ワクチン接種済みであっても,感染リスクを完全に予防することはできないことを十分に認識し,他の医療従事者による代替が困難な医療従事者に限る運用とする
○ 感染した場合にリスクが高い患者に対する医療に際しては,格段の配慮を行う
○ 当該医療従事者が感染源にならないよう,業務内容を確認し,基本的な感染対策を継続する(マスクの着用や手指衛生等に加え,処置時には標準予防策を徹底する)
○ 引き続き,不要不急の外出はできる限り控え,通勤時の公共交通機関の利用をできる限り避ける
○ 家庭内に感染者が療養している場合は,当該者との濃厚接触を避ける対策を講じる
○ 当該医療機関の管理者は,当該濃厚接触者を含む関係する医療従事者及び担当する患者の
健康観察を行い,当該濃厚接触者が媒介となる新型コロナウイルス感染症患者が発生してい
ないかを把握する
○ 検査期間は,最終曝露日から 14 日間とする

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