医療ネタです。
先日 Twitterのつぶやきで小児の在宅人工呼吸療法の話題がありました。
在宅人工呼吸療法に携わる臨床工学技士として、心苦しい。— hiro (@snowman_coffee) 2018年8月22日
社会の側の整備を進めるためにも、今の課題を明確にしていきたい。 https://t.co/FFspOjE1Jp
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在宅人工呼吸器を使用する子供たちを取り巻く3つの不足
1.リソース不足
2.情報不足
3.繋がり不足
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まずは背景の確認
在宅人工呼吸療法をしている小児は増えているのか?
増えています。
あなたは医療的ケア児の家族が置かれている状況を知っていますか?
本郷朋博 / ウイングス代表
こちらの記事がとても良くまとまっています。ぜひ、ご一読下さい。
本郷さんが参照資料で使っている
「医療的ケア児に対する実態調査と医療・福祉・保健・教育等の連携に関する研究」の中間報告(平成28年度厚生労働科学研究費補助金障害者政策総合研究事業)
から一部を抜粋します。
医療的ケア児は0-19歳となっています。
右肩上がりの増加が分かります。
左側のグラフが「小児」だけを抽出しているグラフです。
青の折れ線
陽圧式人工呼吸器加算
いわゆるTPPVです。
赤の折れ線
NPPVです。
図が小さく貼り付けたので、分かりにくいのですが・・・
緑のの折れ線があります。
これが、陰圧式人工呼吸器。キュイラスを使用するタイプです。
本当に少しですが、在宅でキュイラスを使用する人工呼吸器も使用されています。
結論として、小児の在宅人工呼吸療法が増加していることは明らかです。
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