2008年5月25日日曜日

人工呼吸器を使用したままで外出

今週はブログの更新回数が少なくて、、、
それは、月曜日に親知らずを抜いたからです{%泣くwebry%}
あまり、説得力はりませんが(^^;

さて今週は親知らず抜歯の他に大きなイベントがありました。
それは、HMV(在宅人工呼吸療法)をされている方の外出援助です。

患者さんが外出したいと言えば積極的に援助します!!
が、ただ闇雲に「できます」とは言えません。
リスク管理を行った上での外出です。

今回の場合は、訪問看護スタッフがHMV患者さんの外出経験が
豊富だったことから訪問看護スタッフ主導で準備が進みました。
私が担当したのは、人工呼吸器に関係する部分だけです。
もちろん出発を前に何回か事前打ち合わせを行っています。

人工呼吸器を使用しての外出の場合には、一番問題となるのが
バッテリーの駆動時間です。
今回使用している人工呼吸器レジェンドエアはバッテリー駆動時間の長さが
長いことも特徴の一つです。
が、念には念を入れて外部バッテリーを準備しました。
バックバルブマスクは標準装備です。

それと吸引器です。
これは3way電源(AC100V、DC12V、内蔵バッテリー)の吸引機を以前から
推奨しています。
が、吸引ビンが破損したら吸引することができません。
そこで、万が一の際に使用する手動式吸引器を準備しました。
今回は当院が持っている足踏み式の吸引器予備として私が持ちました。
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と何もなければいいのですが、事前準備は必要です。


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天候にも恵まれ、患者さんからも喜んで貰えました。
天気ばかりは、どうしようもありませんから。
雨男の私としては、毎回外出援助の時は心配になります。

今回は、患者さん本人や看護師さんの晴れパワーが勝ったようです{%晴れwebry%}


2 件のコメント:

  1. レジェンドエアの外部バッテリーに関することですが、リムーバブルバッテリー(2本目のバッテリー)から固定バッテリー(1本目のバッテリー)に切り替わる時に、通常はスムーズに切り替わるはずなのですが、当院で不具合が発生しました。バッテリー低下アラーム、バッテリー完全放電アラーム、AC電源不良アラームが発生し、電源が固定バッテリーに完全に切り替わるまで、送気のタイミングに同期して、アラームが鳴り続けました。
    ��MIに調査を依頼し、バッテリーの個体差や劣化具合により発生するという回答をもらったのですが、新品バッテリーを使用し、標準設定で点検した時に同じ現象が再現してしまいました。
    再度、調査を依頼しているところです。
    もし、リムーバブルバッテリーを使用することがあったら、注意してください。
    何も起きなければ、取り越し苦労に終わるかもしれませんが…。

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  2. ��ぽっぽさん
    とても重要な助言ありがとうございます。
    レジェンドエアの外部バッテリーを正式に患者さんで
    使用したのが今回が初めてでした。
    「正式」と記載したのは、患者さんに使用する前に
    院内で導入試験は行いましたが。
    助言頂いた内容は今後の点検の際や実際の外出の
    際に役立てたいと思います。
    ��何も起きなければ、取り越し苦労に
    ��終わるかもしれませんが…。
    そうなんですよね。
    何も起きなければいいんですが・・・
    何か起きた時を想定した準備や、
    発生する可能性のあるトラブルを事前想定できる
    ことは大切かと思います。
    参考になりました。
    それと、、、 
    もしよろしければ ぽっぽさんと直接連絡が
    取りたいです。
    どのようにすればよいでしょうか?

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