2007年11月17日土曜日

呼吸ケア・リハビリテーション学会

11/15~16と東京お台場で呼吸ケア・リハビリテーション学会が
ありました。
今年は、演題を申し込んだので 胸を張って出張できます。
そんな胸を張っての出張も、スライドが出来たのは当日の1時・・・

「明日できるスライドは今日創らない!!」なんて言っている場合じゃなかった。
今回は本当にやばかった。

私が参加したのは、15日。
到着してそうそう、気になっていた演題を聴きに行きました。

そして、、、ランチョンセミナーへ!!
私が入ったランチョンはCOPDに関するランチョンです。
安定期の薬物療法の大切さを改めて実感。

ランチョン後 展示ブースを一回り。
展示ブースでは、CHES○の在宅用人工呼吸器を拝見。
実は、この呼吸器 先の大阪で開催された在宅人工呼吸に関係する
講習会でも、展示されていました。と、言うことで既にマスク体験済み。
今回欲しかったのは、この機器のカタログ。

以前から在宅で使用するNPPVには下記の要望を持っていました。
・内蔵バッテリーを持っていて・・・
・かつトリガー感度(調節)が可能なもの・・・
・操作画面が大きければ・・・
・データ管理ができる・・・

今回販売された新型機器は、上述の内容をほぼ満たしているようです。
個人的には、ちょっと使ってみたい気がします。


展示ブースでは、もう1つ 注目していたマスクがありました。
テイジ○のブースです。
新型マスク、、、 まだ未認可のようですが、、、 そう遠くないうちに
販売できそうですとのこと。
展示されていたマスクは、2種類。
��つは、フルフェイスマスクで、額の部分の高さが24段階微調整可能なもの。
従来 額のフィッティングは、アームの角度を変えるだけでした。
フジレスピロ○クスのマスクも、テイジ○のマスクも角度変更でした。
F&○のマスクは角度調整ができない・・・

この角度調整が合わないと、マスクフィッティングが合わなくなり
リークの原因となります。
��4段階も微調整できることは、魅力的でした。
が、あまりにもあっさり調整ダイアルが回るので、ちょっと心配です。
ロック機能でもあれば、最高なんだけどなぁ~。


そんなことを思いながら、コーヒーコーナーで1杯頂く。

自分の発表まで、ウロウロしながら時間を潰して 
いざ発表。

今回は、在宅人工呼吸に関係する演題です。
スライド背景は、黒!!
発表する順番は、セッション中4番目。

で、さっそく、、、、、、、、 1番目の方とスライド背景が被ったOrz
この方は、臨床工学技士の方でして、、、著名な方です。

あぁ~ なんで、オレ 黒を選んだんだろう。
そんな事を心に思いながら、自分の発表へ。

発表を直前に、マイクの高さが合わない!!
角度を調整するが、アーム角度が動かない!!
なんだよ、このアーム!! 錆てるのか?
それとも動かし方が悪いのか!!

動かないなら、マイクを手に持って話をしよう、、、と、
マイクをスタンドから抜くと・・・
マイクのケーブルがスタンドに絡まっていて、、、、
発表を前に 室内「ガリガリ・・・」なんて異音を響かせてしまいました{%orz_a%}

発表自体は、そつなく終わり、、、会場からの質問は無く、
座長から2~3質問を受けました。
想定内の質問で、そつなく終了。
座長、ありがとうございました。

私の後の発表で、データマネージメントツールに関する発表があり、
個人的にも発言したい内容があったのですが、時間切れで終わりました。
��このネタは、後日 書ければ書きます。)


えぇ~っと 良い子の皆さんは スライドは早く創りましょう。


6 件のコメント:

  1. ぷーーさん2007年11月17日 7:42

    なかなか、本州の学会には出られないですけれど、
    良さそうなものがあったらぜひ教えてください。
    札医大のDrがね、
    「呼吸理療の出来るPTは少ない」
    なんて言っていたそうで、
    そりゃあ悔しいです。
    在宅で呼吸器リハに求めるのはなんでしょうか?
    肺痰ですか?呼吸筋のリラクセーションでしょうか?

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  2. ��ぷーーさん
    コメントありがとうございます。
    「呼吸療法の出来るPTは少ない」との
    話があったとのことですが・・・
    なにおぉーーーーーー(-_-")凸
    チーム医療が主流の中でコーディネータとしての
    役割を果たせている「医師」も少ないのも
    事実なのではないでしょうか。
    在宅で呼吸リハに求めるもの・・・
    細かいことは多々あるのですが
    ��私がリハビリの知識が乏しいので何でも期待
     している面もあるのですが。)
    今一番求めているのは、「運動療法」です。
    動かなくなる→筋力が落ちる→ますます動かなくなる
    さらに、動かなくなることは、筋肉も硬くなります。
    と、言うことで 排痰困難にも繋がります。
    そんなことから、継続できる「運動療法」を求めています。

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  3. ぷーーさん2007年11月19日 2:20

    そうですね。
    ちょっと、ボクは楽にするほうばっかりに
    傾倒してしまっていたように思いました。
    ただ、COPDの人は睡眠時無呼吸の人と違い、
    るいそうの人が多いです。
    そう、栄養管理が大事なんです。
    栄養状態が悪いと運動療法になりません。
    やっぱり「包括」ですよね。
    コーディネータの役割は大きい。
    介護保険のケアマネージャーのように
    「呼吸管理マネージャー」
    みたいなものが必要かも?

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  4. ��ぷーーさん
    「栄養」!!
    その通りだと思います。
    沢山食べて、沢山運動して下さい!!と思うことは
    できても、それを実践してもらい且つ継続していくことは大変そうです。
    ぷーーさんが書かれたように「呼吸管理マネージャー」は、必要だと思います。

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  5. お疲れ様でした。
    ゆっくり休めましたか?
    寒くなってきたので、体調管理お互い気をつけましょうね。
    学会やセミナーに参加すると、色々新しい情報や発見があっていーですよね。
    NZに行ってる友達がいますが、日本は、まだまだ医療も福祉も遅れていますよね。
    ��ピヨコの私が言うのもなんですが・・・・・)
    医療スタッフの連携も大切ですよね。
    ハワイに修学旅行にいった時、心臓のopeで入院期間が1週間ってゆーのにビックリしたくらいです。
    出産は、1泊ですよ!!!
    日本では、ありえない話です。

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  6. ��リンゴさん
    コメントありがとうございます。
    最近 少し忙しくて、blogの更新が滞っています。
    季節の変わり目で在宅の患者さんが体調を崩すことが
    多いようです。先週末は、緊急往診ばかりでした。
    学会やセミナーは、新しい情報を入手する
    いい機会ですよね。いつもワクワクしながら
    展示会場をウロウロしてます。
    海外の医療事情を知ることができて
    うらやましいです。
    色々コメントに書き込んで下さい!!

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