2016年5月29日日曜日

日臨工in京都の報告 ~ワークショップ②~

医療ネタです。
週末は家族絶滅の危機・・・ 子供の風邪は侮れないOrz 私もやられました・・・。

さてワークショップ①の続きです。

私が担当させて頂いた在宅・・・。

・なぜ在宅で医療機器を使う方が増えるのか?
・停電時の課題について



この2点について話をさせて頂きました。
いきなり在宅の災害対策の話をするより、在宅医療が増大している現状を知ってもらいたいと思いました。

要点をまとめると・・・

拡大する在宅医療
・超高齢化社会で入院する方は増える
・医療機関の病床数は減少傾向にある(入院用のベットは減ってきている)
・入院期間は短く、在宅へ帰る

 ここで注意したいのは、「在宅」が「自宅」以外も含まれるという点です。
 施設も在宅に含まれます。

 医療機器の使用率が今と変わらないと仮定した場合であっても、入院ベット数が減少するので、自動的に在宅へ帰ることになります。それは、自宅とは限りません。
 COPDの未治療の患者さんは500万人以上。どう考えても、当面は在宅酸素療法の患者さんの増加が推定されます。

停電
・在宅医療の災害対策というと停電を思い浮かべる方が多いと思います。
・当然 災害となると「長時間停電」対策となります。
・でも、停電の発生原因は災害だけではありません。
・例)雪害による停電 例)近所で発生した交通事故で電線が切断
・停電対策は支援者の有無や使用機材により個別対応する必要がります。


日臨工が作成した「計画停電における医療機器の安全使用マニュアル(212年版)」は、詳しく記載されていると思います。


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