医療ネタです。
ここ数年で在宅人工呼吸療法は大きな変換点を迎えていると感じています。装置の高機能で小型化、バッテリー駆動時間の延長。患者さんにとっては、良い事です。でも、私が個人的に恩恵をもらっているのが、データログの解析がスムーズになったことです。
入院中と異なり、在宅では使用状況の把握は困難を極めます(^^; 日中の訪問時のヒアリングで本人は「良く眠れています」。家族も「上手に使えているみたいです」と言われれば、あぁ~そうか・・・と思ってしまいます。
それでも、血液ガス測定結果や日常のADLの様子から、う~ん なんとなく夜間の睡眠が怪しいと疑っていたわけです。今では、その場でアラームの発生状況や使用時間等の大まかな状況を把握。データーをSDカードにダウンロードして、院内で詳しく確認することができます。
そんな中 夜間NPPVを使用中の方のデータログを見ていると低呼吸とイビキが残存している。ちょうど、4月下旬に発見・・・。さて、このまま設定変更をして連休中に違和感が強くて眠れないと言われたらどうしよう・・・ いや、この低呼吸のまま連休を過ごすのもどうか・・・。
在宅だからできないと言われたくない!!
発生している低換気を改善するには、それなりに圧力を変更する必要がありそうです。基礎疾患や過去の圧力変更時の様子を考えながら、医師と相談。連休前に設定変更を実施。
現在のところ、お問い合わせの電話連絡は来ていません。
とはいえ、連休明けに再度データログ解析のために自宅訪問したいと思います。
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