2024年3月31日日曜日

令和6年診療報酬改定に四苦八苦

本職は臨床工学技士です。診療報酬の改定は、給与に直結する2年に1度の大きなイベントです。今年は、薬価改定だけが4月に行われます。診療報酬の改定は6月です。いつもよりも2ヶ月余裕がある?なってことはなく・・・。内科系診療所に勤務し、役職を頂いていることから、やることはてんこ盛りです(^^;
3月28日に疑義解釈(その1)が出たことで、より具体的な検討に入っている医療機関が多いことと思われます。

今日は生活習慣病Ⅱと疑義解釈(その1)について。



診療所では特定疾患療養管理料から3疾病(糖尿病・高脂血症・高血圧症)外れ、生活習慣病Ⅰ・Ⅱで算定することになります。Ⅰは採血等が包括されることから、多くの医療機関で新設されるⅡを取るはずです。困るのは「療養計画書」の説明と患者さんによる署名です。今回の疑義解釈では、2回目以降は医師による丁寧な説明がされていること条件に、患者署名が省略できるそうです。とはいえ、年3回以上は計画書を作成する必要があります。医師・患者さん・メディカルスタッフの動線を考えないと、患者さんの満足度は低下・スタッフの労力は増加・診療報酬は減算のトリプルパンチをくらいそうです。

この特定疾患療養管理料から生活習慣病Ⅱへシフトチェンジした結果生じる、減算分は外来データ提出加算(50点)で補う予定ですが・・・。

まだデータ提出加算のためのデータつくりこみが出来ていません。

前途多難です。

 


 



 


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