2024年1月31日水曜日

診療報酬の改定情報に一喜一憂 その1

 2年に1度の診療報酬の改定。
国家資格取得後は、臨床業務を覚える事に必死で、「診療報酬」の仕組みなんて知りませんでした。そもそも、在学中には、教わっていません。今は教わるのでしょうか?

2024年1月26日中医協から個別改定項目についてが発表されました。PDFファイルでA4サイズ 741ページ 14.1MB ちょっとした読み物です(笑)興味のある方は、リンクをクリックして下さい。

続く

個別改定項目が出た直後からX(旧Twitter)で盛り上がっていたのは、特定疾患療養管理料から「糖尿病、脂質異常症、高血圧」除外の話。この項目だけ見たら、内科系診療所はオワタと思うほどの衝撃でした。

特定疾患療養管理料(診療所)225点(2250円)
糖尿病、脂質異常症、高血圧の患者さんは、内科系診療所であればそれなりの患者数がいるはずです。算定ができなくなるなんて・・・。賃上げどころから、診療所が赤字に可能性が出てくる話です(>_<)

ところが、色々みていくと、生活習慣病管理料2を新設することが分かりました。現行の生活習慣病管理料は中々ハードルが高い(>_<)
(1)(2)で分離することで、特定疾患療養管理料の「糖尿病、脂質異常症、高血圧」を生活習慣病管理料(2)で医学管理するように促すと推測されます。(あくまでも私見です)

問題は、点数です。
これから予定されている「個別改定項目 その2」による続報待ちです。

特定疾患療養管理料(診療所)225点に寄せてくるのか?
生活習慣病管理料(1)側に寄せてくるのか?

いずれにしても、院内の診療の仕組みを大きく変更する必要がありそうです。


 

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