医療ネタです。
タイトルはふざけていますが、今思い出しても冷や汗が出ます。バックバルブマスクを投げたのは私です(笑)
以前勤務していた病院での出来事です。詳しくは覚えていないのですが、何かの業務で人工呼吸器が動いている病棟で何かをしていたのです。ちょうど、その時人工呼吸器のアラームが鳴りました。確かシステムエラーだったか? 配管の吸気圧低下だったか・・・ 両方とも致命的なトラブルなのですが(^^;
たまたま一番近くにいた私が救急カートから蘇生バックを取り出し、人工呼吸を開始しようと蘇生バックの使用前点検をしたところ、換気できず・・・
頭にきた?パニックになった? 私は蘇生バックを投げました。投げたのはハッキリ覚えています(笑)
すぐに違う救急カートから蘇生バックを取り出して、人工呼吸器を開始。こちらの蘇生バックは異常なしで問題ありませんでした。というか、問題が無いことが当然なのですが・・・。
私は病棟師長に蘇生バックを投げたことを怒られました。確かに投げた私も悪い・・・でも、救急カートの管理も悪い。これを気に蘇生バックの管理方法が見直されました。
でも、私には「蘇生バックを投げた人」というレッテルが(笑)
今となっては笑いごとですが。
私がたびたび ブログで蘇生バックについてのネタを書くのは、自分が怖い思いをしたからです。私は初めて入職した病院で蘇生バックの取り扱いについて先輩方から、しっかりとした指導をしてもらうことが出来ました。あの指導がなければ、異常のある蘇生バックで人工呼吸をやっていたかもしれません。
救急カートに蘇生バックがあるだけでは不十分です。かならず正常動作しているか確認してください。
使用前の点検もお忘れなく。
indiy です。
返信削除何時もお世話になっています。
今日(4日)退院の、Bi PAP導入の患者さん
の蘇生バッグが小児用で換気に不十分で
ある事が退院前日の何気ない会話の中で
発覚いたしました。何時までも子供だと
思っていたら、いつの間にか体格は成人
と同じくらいになっていました。
急遽、呼吸器メーカーさんが届けて
くれることになりましたが、
万一の時の蘇生バッグが意外と
見落しがちなんですね。
今回、色々と教えていただいた患者さん
です。4日に退院します。
ありがとうございました。
よう♪ です。
返信削除いつもお世話になっております。
以前から相談させて頂いておりました「BVMの管理」ですが、
ようやく稼働にこぎつけました。
(やっとスタンダードになったということかもしれません・・・恥)
感染管理+医療機器安全管理を随所に盛り込にながらも、
看護師サイドが負担にならない「シンプル」なマニュアルに
仕上がったと自負しています。
これを機に、「作動点検」がスタッフ全員に徹底され、
「当たり前のことを当たり前にやる事の『当たり前さ』】の
意識が広がればいいなと思います。
それまでは、口が酸っぱくなるほど訴えて行きたいと思います。
うるさくて嫌な奴だと言われても仕方ありません。
医療安全を確保するということは、そういう事だと思います。
いつもありがとうございます。
indiyさん
返信削除小児領域の年齢や体重の変化は難しいですよね。私が携わっているケースでは小柄な子が多いのです。(症例は極端に少ないですが)
蘇生バックが重要なアイテムであることには間違いありません!!
>今回、色々と教えていただいた患者さんです。4日に退院します。
いえいえ私自身も勉強になりました。
今回の資料もある方から頂きました。応援して頂ける先輩がいることは嬉しい限りです(^^♪
よう♪さん
返信削除ついにBVMの管理が稼働したのですね。あとは継続できることが大切です。新入職員が入る時期には、耳にタコができるほど話をしてあげてください。
事故が発生してからでは遅いです!!
私のブログが参考になれば幸いです(^^)/