2013年9月20日金曜日

相性の合わない呼吸器もある

医療ネタです。

月を見ながら作業していたら、グラッと地震が来ました。負傷者がいないことを祈るばかりです。

今日のタイトル「相性の合わない呼吸器もある」。在宅人工呼吸療法では、当然ながら自宅で人工呼吸器を使用します。入院中は病院内の大型の人工呼吸器。退院時は小型の人工呼吸器というように入れ替えがあります。

最近当院が在宅人工呼吸療法の患者さんに訪問診療することが、基幹病院の退院相談室の担当者に定着したことから、退院の話が出た段階で相談を頂けます。この場合、患者さんの呼吸状態に合わせて人工呼吸器を選択します。

困るのは既に在宅用の人工呼吸器に変更になってから相談を頂くケース。いや別に困ることもないのですが、相性が合わないと判断したら容赦なく機種変更を提案します。

相性の合わない原因は人工呼吸器の特性によることが多いです。基本的な設定は同じなのに、呼吸へのトリガーの制御方法が異なるだけで、違和感を訴える方も多いのです。そんな時こそ、院内の臨床工学技士さんに調整に出てきて欲しい!!!!!!!!!!!!!!!!

多くの場合、院内の臨床工学技士に出合えないので、そのまま主治医の先生の立会いの下に設定変更やら機種変更を提案しています。

ということで、なんだか呼吸器と相性が合わないかも!?と思われた方は、主治医にご相談下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿