医療ネタです。
連休の間の火曜日は朝から訪問看護ステーションへ遠征。目的はインターメドジャパンが取り扱っているBLOMスピーチカニューレの導入準備です。
今回使用するのは人工呼吸器使用中での発声を目的としています。本来であれば、入院中に実施したかったのですが、色々な事情・・・ 要約すると「基幹病院側での対応不可」とのことで自宅での導入となりました。
病院側を批難しても仕方がありません。新しい製品を購入して病院内で使用するには、それなりの過程があり、時間もかかります。その時間を待っているよりは、早く退院したい本人の気持ちも優先されます。
気管切開だけで声を出したい場合には、高研メディカルが取り扱っているスピーチカニューレの方が患者自己負担が少なくすみます。今回は、人工呼吸器を使用しながらという制限があることから、BLOMになりました。
アウターと言われる外筒部分は保険適応ですが、肝心の声を出す部分は自費となります。今回の自費が必要になる部分については、あらかじめ患者さん・ご家族から同意を頂いています。ここまで準備をしておいて、声が出ない・・・という可能性もあります。
今回の症例では、最速で連休明けには導入ができると思います。
BLOMについて使用状況等で報告したいと思います。
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