今日も業務ネタです。
ここ最近 往診の相談をお断りしています。
苦渋の選択です。
現在 約20名の患者さんへ医師と一緒に往診しています。
高速道路を使用しての遠方往診もあり、
現在の体制ではこれ以上お引き受けすることが困難に
なりつつありました。
一度往診が始まると多くの場合、長いお付き合いとなります。
��途中で往診医の変更もありますが・・・)
そんなことから、一度お引き受けしてながら途中で行けません
とは言えません。
往診相談はケアマネや看護師、メーカさんから
直接私へ連絡が入り、状況を整理したうえでBossに上申。
往診をお引き受けするかお断りするかを判断していました。
が、上述したように現状の往診枠では、今以上の往診を
受けることが困難になりつつあり、苦渋の選択をしています。
ただ、当院が得意とする在宅人工呼吸療法の場合は
なるべくお受けするように努力しています。
そのため現在では、高速道路往診が3件あります。
今日もご相談の連絡を頂きましたが、
丁重にお断りさせて頂きました。
将来的に当院の診療システムが変更になる場合には
現在よりも多くの往診患者さんをお引き受けすることが
できるかと思います。
しかしながら、在宅医療は医療機関からの持ち出しが多く、
経営面では必ずしもプラスになりません。
良い医療を提供しようとすればするほど、マイナスに
なります。
今回の選挙、何か起きるかもしれませんが、、、
来春の診療報酬変更に期待しています。
在宅医療はサポートする医療機関や多くの職種(行政を含め)によって成り立っていますが、報酬的には本当に厳しいですね。良い医療を受ける為には、医療機関か患者さんが金銭的な負担をしなければならない、あるいは両者が負担している現状ですから・・・。今後改善されると良いですが、さらに悪化だけはご勘弁いただきたいですね。
返信削除��きっちさん
返信削除在宅医療の現状は辛うじて維持されている
感じを受けます。
コメント頂いたように、さらに悪化だけは
勘弁頂きたいです。
次回の診療報酬の改定では、期待したいと
思っています。