2019年6月17日月曜日

患者さんからの連絡で「機械(NPPV)が止まった」

医療ネタを1つ

先週体験したNPPVのトラブルです。
このパターンは、在宅ならではの「あるある( ゚Д゚)」と思い、ブログで共有します。

慢性呼吸不全でほぼ、24時間NPPVを使用中の患者さん。
たまたま家族が外出で、独居状態。
そんな状態でNPPVが停止してしまった。



原因は、これ。
延長ケーブル。電源ON/OFFが独立しているタイプ。
(写真は、我が家の製品です。)

NPPVの電源コードに使用する延長ケーブルの変更を提案。
本人・家族と相談して、電源ON/OFFが無い種類に変更してもらいました。


少しだけ詳細を記載します。
興味のある方は、お読みください。

朝にご家族が電源ケーブル周辺を掃除?した際にNPPVの電源ON/OFFスイッチに触れてしまった。結果、スイッチがOFFに。
家族は、用事で外出。

約2時間半後にNPPVが停止。
患者さん本人は、慌てずに酸素療法へ切り替えて、固定電話の子機を使って当院の看護師へ緊急コール。

看護師から私へ連絡。

私が自宅へ電話連絡して、NPPVが停止している事実を確認。予備のNPPVに切り替える話を電話でするより、自宅直行した方が早い( `ー´)ノ

自宅に到着して、電源コードの電源が「OFF」になっていることを確認。

こんなストーリーでした。

患者さんのバイタルに問題が無いことを確認して、医師へ電話報告を入れて初期対応終了。対策としては、電源コードの種類を変えることなどを提案しました。

同様のトラブルは、今後もあり得るかもしれません。
今週から、他の患者さん宅へ訪問した際に確認してきます。













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