2018年10月2日火曜日

蘇生バックの組立て間違いは、身近なトラブル

医療ネタです。

日付が変わったので、明日は看護協会で講師。
毎年、この秋が色々重なって一番辛い。

この講義の中でも毎年話題としているのが、蘇生バックの組立て間違い。





独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
PMDA医療安全情報の中にPDFファイルであります。

https://www.pmda.go.jp/files/000145291.pdf 

ブログでは、蘇生バックで記載しますが。バック・バルブマスクと書いたり、
商品名 アンビューバック®で書かれることもあります。

ディスポーザブルの蘇生バックの普及が進み、多くの医療機関で「ディスポ」を採用していることかと思います。
が、このディスポの完成度が高いがゆえに、医療機関内では再利用しているところもあるかもしれません。

また、シリコンゴム製の蘇生バックの中には、滅菌が可能なものがあることから、分解後の再組立てで、部品が無い・・・。
無いなら未だしも、気付かない。組立て間違いをするのです。

院内で発生するトラブルは在宅でも発生します。
明日の講義では、実際に部品が欠品している状態でバックをも使って異常に気がつくか試してもらいます。

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