2016年3月25日金曜日

気管切開チューブのロック付き出ました。これで回路外れが減るか!?

医療ネタです。

人工呼吸療法に携わっていると、気管切開カニューレや挿管チューブと回路が外れるトラブル、いわゆる「回路外れ」を経験している方が多いはず。

私は今 在宅医療を中心に業務に携わっていますが、この回路外れは大きな問題の一つです。



いつも気管切開チューブと回路・カテーテルマウントの部分の接続にロック機能がないものかと思っていました。

で、今回 スミスメディカルの商品「ソフトシールカフ付サクションエイド ベントロック付」の紹介を頂きました。
知らなかった。スミスさんすみません。

気管切開チューブとは別売りでベントロックが販売されます。





















実物はこちら。

実際に触ってみて、ロック解除するための操作がちょっと固い。
でも まぁ~製品の特長上 この程度の固さは仕方がない。

カテーテルマウント部分は、完全に別売りです。
左図は、全部で3つの物品から構成されていることになります。
カテーテルマウント+ベントコネクタ+気管切開チューブ

ベントコネクタが入る分だけ、「高さ」が出てしまいますね。


外すとこんな感じです。

第一印象としては、まずまずな感じ。

介護者がご高齢でない場合には、使ってみたい製品です。

介護者がご高齢の場合には、取り外しがスムーズにできるかどうか?の確認が必要かと思いました。

























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