2014年5月13日火曜日

この記事「病院大リストラ時代」が気になった

医療ネタです。

学会報告をせねばならいのですが、ふと気になった時事ネタを先に書きます。
元記事はこちら ダイアモンドオンライン 
病院「大リストラ時代」に突入 診療報酬改定で迫られる 医師・看護師の“民族大移動

医療関係者の皆様はご存じ通り、医療業界は2年に1度の診療報酬改定があります。これは国の政策誘導でもあり、アメとムチに例えられたりもします。
今年は診療報酬の改定だったことから、医療関係者は一喜一憂したのです。 実際にはプラス改訂にはならないことから、「憂鬱」しかないのですが。

上記記事の中で興味深かったことは
「7対1病床に高い診療報酬を設定した2006年当初は、国は4万床程度になると見込んでいた。ところが見る見る増加し、放置しておいたら想定をはるかに超える36万床にまで達してしまった。」

そうか当初は4万床だったのか、現在は9倍の36万床。そりゃ~7対1病床の方がコストがかかることから、医療費は増大するわけだ。

今春の改定では7対1病床に対する資格要件の厳格化がされたようです。「ようです」というのは、病院勤務でないため、詳しくそこまで確認していない(^^;

診療報酬は2年1度の改定が入ります。その度にいかに「報酬」を得られるかを考えるわけです。2025年問題に向けて医療費が増大することは周知のとおりです。どうか患者さんの不利益にならないように知恵を絞ってもらいたいものです。


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