2009年6月12日金曜日

カフアシストの助成制度に関して

今日は私用でお休みを頂いておりました。
そんな休みネタもあるですが、、、

北海道のI先生よりカフアシストの助成制度に関する
連絡を頂いたことから当ブログでも記事にしたいと思います。


神経難病領域に携わる方であれば一度は聞いたことがある
「カフアシスト」。当ブログでも度々記載しています。
そんなカフアシストの普及を妨げる要因の一つにレンタル費用が
上げられます。

現在、機械的排痰補助においては医療保険が適応となっていません。
そのためにカフアシストを自宅で行うためには個人がメーカから
レンタル契約をする必要があります。
嘘か本当かレンタル価格の全国平均は約3万円と聞いたことがあります。
当県の場合は、メーカさんのご好意によりかなり価格を下げていただいています。

レンタル費用がかかるカフアシストですが、一部の自治体では助成制度が
あるようです。
・鳥取県
・滋賀県守山市
・滋賀県甲賀市
・岐阜県羽島郡笠松町

対象疾患や患者負担率は自治体によって異なるようです。

今回この内容を記事にしたのは理由があります。
滋賀県立小児保健医療センターの藤井先生が
カフアシストを適切に使用する事によって
機械的咳介助装置の導入は患者さん自身の健康維持に
 役立つだけでなく、医療費の削減をもたらし、結果的には
 市町の財政にも良い結果をもたらす点にも着目すべきでしょう

と述べられています。

詳細は滋賀県難病医療ネットワーク協議会
 http://www.scn.tv/user/nanbyo-nw/index.htm
 ネットワークだよりの第18号の後半に記載されています。

滋賀県~ 進んでいます。

 

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