2018年6月9日土曜日

CEが地域包括ケアシステムとICT活用に向けた課題を考えみた

今日も夜行性です(笑)

今週の企業面会では、現在ICTを提供している企業、
今後提供したい企業の方と面会しました。

私が在宅医療に携わっており、ICTに少し携わっている「ご縁」だと思います。

それぞれの企業との面会内容を書くことはできませんが、
私が考える現在の課題について少し書きます。

その前に、地域包括ケアシステムをご存知無い方は

厚生労働省のHPをご参照下さい。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/


私は地域包括ケアシステムを円滑に進めるための
一つのKeywordとして「ICT活用」は欠かせないと考えています。

現在 在宅医療のICTとしては、いくつかの企業が参加しています。おそらく、今後も増えることが予想されます。しかし、在宅医療のICT構築での企業利益を見出すことは、現時点では厳しいと思います。

 課題
1.費用の負担
現在市場で使われているICTソフトは「無償」「有料」があります。
「無償」といえば、メディカルケアステーション
https://www.medical-care.net/html/

 「有料」となると、いくつかあるので、個別名称はさけますが。。。

課題は「有料」の場合の費用負担です。
地域包括という名が付くことから、一人の患者さんに地域の多施設連携が基本となります。どの施設が費用を負担するのでしょうか。
現在 有料版を使用されている地域では、医師会や市町村が負担していることが多いようです。


2.運用のための教育
 以前 当ブログでも書いたかもしれませんが・・・。
私の職場の地域包括ケアシステム。
関係者が数十名集まり、勉強会を開催した際に、全員がログインをするまで30分程度かかったそうです。

従来用いてこなかった管理手法のため、ログイン/ログアウトという基本的な操作方法も含めて、多職種に知ってもらう取り組みが必須です。

そのうち、個人情報の漏えいが話題になるはずです。
(これを防ぐために、2段階承認など色々な策をもうけているようですが、
 これも開発コストが増えます)

 3.成功事例と失敗事例の蓄積
今ところ、成功事例は各企業の冊子等に掲載されてくるため、当地域でもこんなことがやりたい!!という目標になっていると思われます。

しかし、それなりの失敗事例も多いはずなんです。

自院カルテとICTへの重複書込みによる業務量の増加
多職種が読み書きすることでの、専門用語のギャップ
書き込みすぎによる重要項目の埋もれ(患者の変化に気がつかない)
医師の負担増(結局 医師が読む量が増えている?)

まだ地域包括ケアシステムでのICT活用は始まったばかりです。

既にICTに血圧やSpO2がBluetoothでデータ転送されている時代です。
我々CEも この当たりの知識のアップデートが必要そうです。










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