2015年4月23日木曜日

職場に掲示する平成27年度の個人目標

独り言です。

今の職場には昨年から始まった面白い試みがあります。それは、全職員が個人目標を記載して、掲示すること。記載する項目は、今年1年間の目標と3年以内くらいの目標の2本立てです。

記載内容は自由。資格について記載するスタッフもいれば、プラーベートな目標を記載するスタッフもいます。全職員対象なので、医師も例外ではありません。院長・副院長を含めてすべての医師が記載します。

この試み 個人的には、正解だったと思います。各個人がどこまで本気で書いているか分かりませんが(^^;
スタッフルームに記載することから、あの人も目標はこうなんだぁ~と眺めることができます。

で、私の平成27年度の目標の1つに、合格率1.6%の呼吸療法専門臨床工学技士への挑戦です。はぁ~記載するに先立ち、合格率が四捨五入しても2%なんて、受験する前から合格する気がしないOrz

ここまで合格率が低い、指定講習会の意味はなんだろう・・・ はっ 文句を言っている場合ではない。合格して土俵に上がってから文句の一つも言おうじゃないか。

ブログに書いて、記録を残して、自分を奮起します(^^;

2015年4月22日水曜日

私見 専門臨床工学技士検定試験の将来性が不安

医療ネタです。

始めに私自身は『専門臨床工学技士試験を受験して、不合格になっています(^^; これからも、試験合格を目指して勉強します。』と言う立ち位置です。既に取得されている方もいるので、不合格者の私が記載すると妬みに思われるかもしれません。

私が心配なのは、この試験の将来性です。このまま狭き門も試験が「公益社団法人」の認定試験で良いのか・・・

この専門臨床工学技士制度は、日本臨床工学技士会に所属して5年連続所属してなどハードルが高い試験です。と同時に、取得したことが自施設の診療報酬のアドバンテージにはなりません。そもそも、取得者が少ないことから、診療報酬には反映されることはありません。技士会も診療報酬に影響を与えるような資格にとは考えていないと思いますが・・・。


合格率も、ある意味で「凄い状態」です。高気圧酸素は受験者が少ないので、さておき・・・(これはこれで問題かと思いますが)合格率は1.6~17.1% 呼吸治療は、127名の受験者で2名合格で1.6%です。受験者の知識に差があることも考慮しても、合格率が低く、さらに各分野での合格率に差が大きすぎるのではないでしょうか。

JACE学術機構のHPに『医療の安全確保と質の向上に直接的に貢献するものと大いに期待』とありますが、このままのペースで取得者が出ても10年経過しても各分野で500人にも到達しないのではないでしょう。(不整脈は届くかな・・・)
違う見方をすると『直接的に貢献する技士が全国に数百人しかない』という仕組みに向かっている気がします。
既にスタートしてしまった専門制度なので、これから方向変換をすることも  無理かもしれませんが。今回の合格率や各分野の差については、内部からの発言があるべきだと思います。勝手かな・・・
 
自身の知識を高めることは必要です。それとともに、公益社団法人として「社会に貢献する臨床工学技士」の育成につながる専門制度であってほしいと思います。


もう一度書きますが・・・ 私自身も合格を目指して勉強する一人です(^^; ちなみに今回は受験していません。平成27年度の試験は受けます。







2015年4月19日日曜日

会議に出席するも自身の知識不足を露呈して終わる

医療ネタです。

本日(4/19)まで東京国際フォーラムで呼吸器学会が開催されています。関係者の皆様 お疲れ様です。
今回、学会期間中に東京で会議が開催させるとのことで、呼吸器学会に出席する予定でした。


私は当初の予定では会議終了後に呼吸器学会に参加し予定でした。しかし、私用のため会議終了後帰宅となりました(^^;

私が出席させて頂いた会議は、平成28年度の診療報酬に関係する会議です。色々な学会で診療報酬に関係する委員会があり、新しい医療に「医療保険」を適応するため準備を進めています。当然、簡単な話ではありません。限られた医療費の中で、単純に良い治療だからと言って医療保険の適応になりません。

在宅医療の分野では2012年4月の診療報酬の改定で「排痰補助装置加算 1800点」が承認されました。この承認により、自費で機械を借りるケースが減り、排炭補助装置の普及に繋がったと考えられます。

さて、そんな診療報酬に関係する会議に参加させて頂いた感想。『自分自身の知識不足』

こんなことを言うのもなんですが・・・ 診療報酬のあの本は臨床工学技士に関係する場所だけでなく、在宅に関係する個所も読んでいます。在宅に関係する個所は、別冊の本を買って勉強しています。(たんぽぽ先生の在宅報酬算定マニュアル) 

会議の中では専門用語が飛び交います。「その場合 DPCでは・・・○○ですね」
えっ DPC((診断群分類方式)では、算定方法が変わるんだ・・・

「その分野でのエビデンスはありますか?」
げっ 自分の専門分野でないとエビデンスの有無すら分からんOrz

まずは、呼吸器領域全域の診療報酬の勉強と、DPCの仕組みを理解しないとダメだ。



2015年4月17日金曜日

社会福祉士が地域連携室に電話をかけたら10分以上保留される

独り言です。

本当は医療ネタなのですが、あまりもレベルが低いため「独り言」にします。

3月から社会福祉士さんが入職したことで、私の業務は激変の一途をたどっています。仕事用携帯電話のバッテリーが3日以上維持できます。今までは1日1回充電しなければならなかったのに!!
社会福祉士さんが 訪問診療の調整を担ってくれることから、私の業務が一つなくなりました。

そんな中、タイトルにある記録更新。「保留」の記録が更新。
それは、基幹病院の地域連携に、当院の社会福祉士さんが電話を入れてのたらい回し時間。

無言のまま「10分間」の保留。
この間、あっちこっちの部署に転送されて、保留中の音楽が!?


これが地域連携の現実だとすれば、あまりにもレベルが低い(^^;


2015年4月12日日曜日

スタッフが増えたら全く新しいプロジェクトが芽を出した「マラソン」

独り言です。

秋に開催される呼吸ケア・リハ学会の4月8日から抄録募集が始まりました。そして、いよいよ4月15日は3学会認定の呼吸療法認定士会の指定講習申し込み日。

私は、、、ケア・リハ学会の抄録を書く準備をしながら、夜更かしをしています(笑)

4月から新しいスタッフが増え、心強い限りです。訪問診療を希望される患者さんの問合せが増えていることから、新しい仕組み作りを進めています。まぁ~簡単に言うならば、私が病で倒れても何とか業務が回る仕組み(笑)

新しい仕組みを作るため、色々なスタッフと話をするように心がけています。そんな中で、スタッフでマラソンに出ませんか?という話が出ました。マ マラソン!? 久しく聞いていないフレーズ。いや、高校卒業後は「見て応援する」ジャンルになりました。保育所からの同級生で陸上部だったO君は、現在も走り続けており、定期的に大会に出ているようですが・・・  

そう言えば、知人の訪問看護ステーションの管理者さんは、毎年職場でマラソンに出ていました。思い出すと、職場でチームウェアを作り、走っている医療機関もある。医療機関の宣伝になっていることも事実。そしてチーム力の向上に繋がっていることも間違いない。


普段の業務ではスタッフに都合の良い事ばかり言っている私です(^^;
スタッフ側から出た「新しいプロジェクト」も面白そうではないですか。

やるならば、ちゃんと計画を立てて参加しましょう!!なるべく短い距離でエントリー。いや、、、1回目は炊き出し担当でもいいです(笑)
 
余談です。
私が初めて勤務した病院は「脳外の行事」がありました。春は桜の下で飲み会、夏にテニス大会、冬に忘年会だったと思います。新人は強制的に参加することになるのですが、初めは嫌でした。医師も病棟看護師も集中治療室のスタッフも参加する大きな行事でしたから。
この行事に出ると、普段は業務のことしか話をしない人と一緒に食事をして、時にお酒を飲みます。後で思えば、この行事は業務が円滑になる一つの要素だったと思います。

私は『今の若い人は・・・』という書き方をする「歳」になりました。臨床で必要な知識・技術は大切ですが、それと共にコミュニケーション力も大切です。

スタッフからマラソンの話が出たときは正直、個人的には苦手分野で困った・・・と思いました。スタッフ間のコミュニケーションを高める一つの方法として、みんなでマラソンに参加する。いいんじゃないでしょうか。






2015年4月6日月曜日

NPPVガイドラインの改定第2版が届く

医療ネタです。

出たのは知っていたのです・・・NPPVガイドライン改定第2版

届いたのが、昨晩(4/5の夜)
う~ん 既に日付が変わっている。

今から読み始めると今日の業務に支障がでそう(^^;

そんな言い訳を付けて、職場で昼休みに読もう!!




↑このリンクで購入すると管理人のアフィリエイトお小遣いになっちゃいます(笑)




2015年4月5日日曜日

学会発表であるある40(口演偏)

独り言です。

日曜日のこの時間帯に、ちょっと時間が出来ました。
そこで過去に書き掛けていたあるあるネタをオープン

学会発表・・・それは、大人の階段を上る1歩(笑)


1.先輩や上司から発表するように言われて渋々発表する
2.でも、渋々発表したことですら貴重な経験となる
3.発表したことの無い人は、発表する後輩を指導できない
4.そんな格好の良い事を思っていても、抄録締切日は1週間延長になることを前提にしている
5.発表するネタはあるが、なるべく統計が関係ないネタにしたいと考えている
6.あぁ~思い出せば学生時代になぜ統計を頑張らなかったと後悔している
7.抄録作成につまづくと過去の抄録集を探して参考する
8.自分で書いた抄録が妙に幼稚に思えてしまう
9.先輩や上司から抄録の添削をしてもらうと、見違える文章になる
10. 抄録の登録の所属の書き方や載せる順番が良く分からない
11.抄録の登録が終わると安心して、全て終わったかのように感じる
12.抄録登録から時間が経過して、忘れたころに「演題採択」の連絡が来る
13.ポスター発表で登録したが、口頭発表で演題採択が来て焦る
14.建前上は勤務時間内の発表資料は作らない
15.院内予演会が近くなると、勤務時間にチラチラみてしまう
16.院内予演会でコテンパンにやられる
17.発表時間内に極端に短く終了する
18.発表時間を大幅にオーバーして終了する
19.読み原稿ばかり夢中になり、棒読みになってしまう
20.発表内容だけでなく、色のバランスについても「センス」を問われる
21.院内予演会でコテンパンにやられると、本番は無敵だと思う
21.そのうち「予演会は大切」と思える年齢が来る
22.学会の前日が眠れない
23.発表が最終日の最終セッションだと分かると気分が凹む
24.移動時に読み原稿を見直す
25.原稿の中で間違えを見つけて焦る
26.受け付けのデータ確認で文字位置がズレて表示させて焦る
27.次演者席に座らない人が多い
28.そのため、自分の前に発表する人すら分からない
29.演台に立つとマイクの高さが合わない
30.レーザーポインターが上手く操作できない
31.自分の発表が終了了して安堵すると同時に、フロアからの質問が来る
32.フロアからの質問は想定外質問が含まれる
33.質問者一人から「3点ほどいいですか?」と言われると困る
34.質問者の声がマイクを通しても小さくで聞こえない
35.困った時に助けてくれる自分の共同演者を会場内で見つけられない
36.会場内にいるはずだから、アイコンタクトしたいのに見つけられない
37.座長のナイスフォローにより助けれることがある
38.座長に感謝
39.一般演題にも関わらず、発表ごとに拍手があることがある
40.発表した後のビールが美味しい

新人のみなさん ぜひ 学会発表にチャレンジして下さい

2015年4月1日水曜日

院内で停電発生!!原因は送電線のトラブル

医療ネタです。

新年度が始まりました!! 今日は在宅チーム内で仕組み作り。訪問リハビリテーションの相談が来たら、どのように業務を動かしていくのか、部署ごとの関わり方も含めて検討しました。

さて、つい先日発生した院内停電に関して、書きます。皆様の参考になれば幸いです。

在宅人工呼吸療法を実施している人や在宅酸素療法で高流量で使用している場合には、早期から停電対策を考えます。が、今回発生したトラブルは、灯台下暗しOrz クリニックが送電線のトラブルにより20分程度停電しました。

私は医師の訪問診療に同席している最中。クリニックでは停電により、電子カルテが使用できずに業務停止状態。私が訪問していたご自宅は、ちょうど停電範囲外ということで、クリニックから電話連絡が来るまで、分からず。

訪問診療の携わっていた医師に報告し、足早にクリニックに戻りました。・・・戻った時には、電気復旧。

今回の院内停電を元に、院内で発生した停電への対応を検討することになりました。

 院内には900VAの小型発電機もありました。
 電子カルテのサーバーをSSD搭載のノートパソコンに変更する話も出ています。

いずれにせよ、道具をそろえて、職員研修を行う必要がありますね。


新年度から正式に在宅チームがスタートします

医療ネタです。

長男のキックにより夜中に目覚めた管理人です(^^; せっかくなので、ブログを更新。

新臨床工学技士のみなさま ライセンスを所有して初めてスタートラインに立てます。自己研鑽を続けましょう。(・・・と言う年頃になった私)

さて、いよいよ新年度です。
私の業務は新年度から多職種による在宅チームになります。

・月~土まで毎日訪問診療に出られる医師
・増員となった看護師により院内から訪問看護が可能
・4月から入職する常勤の理学療法士
・4月から入職する非常勤の管理栄養士
・地域連携や相談、調整をしてくれる常勤の社会福祉士
・求人を出しているがなしの礫 臨床工学技士(私)

と言うことで、新年度からの在宅チームが医師・看護師・理学療法士・社会福祉士・管理栄養士・臨床工学技士による多職種チームになります。

こんなに職種がいてどうする?と思われるかもしれませんが、医療資源の乏しい地域で医療を展開する場合には標準治療を提供できる医療機関によるオールインパッケージが必要だと考えています。
在宅チームは、このオールインパッケージの一端を担います。


スタッフが増えるということは、新しい「仕組み」も必要です。仕組み自体は考えてあるのですが、チームで「練り直す」ことをしたいと思っています。