2013年12月31日火曜日

大晦日の特集「陽の目を見なかった写真」

みなさま お久しぶりです。

しばらく ブログの更新が滞ってしまいました。
管理人はそこそこ元気です(^^; 

大晦日ぐらいブログを更新して、1年を終えたいと思います。
すでにブログで出した写真もあるかもしれませんが、お時間がある方はお付き合い下さい。



 患者さんの文字盤にある「ありがとう」が素敵!!
 この写真は、某訪問看護ステーションのスタッフルーム。


 さりげなく・・・インシデント。

 ヘリに乗ったことはありませんが・・・。こちらの病院には、今年も沢山行く機会がありました。
 今年 私の中で流行ったモノ その1.
 今年 私の中で流行ったモノ その2.でも思ったほど痩せなかった。いや、コーヒーを飲んで痩せるのは期待しちゃダメか!?


 大好きなアウトドアメーカ その1.mont-bell
来年もTシャツを買わねば。

 妻の母親が作ってくれるハンバーグの味は最高です!!

 今年も沢山電車を見に行きました。
 時折 SLなんかも走ります。
あっ 私は鉄ちゃんではありません。
 患者さん宅で撮影



 子供と影で遊ぶ
 そう言えば、今年は携帯電話が壊れました。私はガラケーです(^^;

 今年 私の中で流行ったモノ その2.
色々な味を食べてきましたが、今のところ「梨」がNo1だと思う。
 先日片付けをしていたら、出てきたスキー1級・2級のバッチ。
今の脚力では、1級の滑りは無理そうです。
 大好きなアウトドアメーカ その2.snow peak
 職場のPHSはsnow peakの紐で使っています。
 やっちゃん作 モンブラン。この味は最高です。
山行きたい!!









  
大晦日 紅白を見ている人も 笑ってはいけないを見ている人も・・・あと少しで年が明けます

来年もよろしくお願いいたします。



2013年10月29日火曜日

しゃしゃり出てもらいました(笑)

独り言です。

すいません。正直 今「ちょっと忙しい」ですOrz 体と心が追い付いていきません。

現在私は、臨床業務からも外れて、施設の立ち上げ業務に従事しています。そのため、あちらこちらから相談頂いた臨床業務の多くを、各メーカ担当者さんにお願いして協力頂いています。

そんな中、当院の患者さんが基幹病院に入院してスピーチカニューレを試すとの連絡が入りました。 私が行けないので、すぐさま特殊カニューレに詳しい方に 依頼。

人工呼吸器使用中にカニューレを変更する場合、カニューレの内径(ID)が変化するだけで、呼吸リズムが合わない方や、気道内圧が変化します。そのため、呼吸器側の調整が必要になることがあります。

院内RSTだけでは大変、私は行けない、、、んじゃ、あの方へ依頼。
今回は結果としては、沢山「しゃしゃり出て」頂きました。

この「しゃしゃり出る」。調べてみると、第3者から見た感想であり、当事者が言う言葉ではありません(^^; 

院内RSTの方もスピーチカニューレへ変更した際に実際にどのような「変化」があったのか?間近で見ることができたのではないでしょうか。
う~ん私も同席したかった。

たぶん 誰も「しゃしゃり出る」とは思わなかったと思いまよ。

2013年10月23日水曜日

呼吸ケアリハ学会の報告 その3 Bossの講演

医療ネタです。

今回の学会 私は発表なし。Bossに講演依頼があり、かばん持ちで学会参加が主目的!! かばん持ちと書いておきながら、学会会場入りの時間はバラバラ、私は受付を済ませると真っ先に展示会場に行き、情報収集。Bossに会ったのは、講演会場の中でした。正確に言えば、「会った」のは講演が終わった後(^^;

写真は始まる前。少し空席が見えますが、講演が始まるころには立ち見の方もいました。
私は身内なので、初めから立ち見していました。

当院の在宅人工呼吸療法に関係する話でした。私自身初めて見たスライドも入っていました。

うちのような医療機関が今後増えると、在宅人工呼吸や在宅酸素療法での安全管理をもう1歩前に進めることができるのではないと考えています。

Bossの講演を聞きながら、在宅酸素療法の停電時、災害時のO2トリアージ(今学会でも話題になっています。)も、進める必要があるなぁ~とか、診療報酬の改定についても考えていました。

講演終了後、声をかけて頂いた技士さんとは情報交換が始まりました。メーカ担当者経由で技士の方から施設見学の相談も頂きました。

とても有意義な時間でした。

2013年10月19日土曜日

呼吸ケアリハ学会の報告 その2 展示会

医療ネタです。

今日書かなかったら、、、そのまま埋没ネタになりそうなので、「その2」を書きます。

発表は聴講しなかったの?と言われそうですが(^^; 受付後に直行したのは、展示会場です。ちょっと展示総数が少ないのは残念。やはり、医師が主体の学会である「呼吸器学会」の方が、展示総数が多い。あっ ちなみに、キャンペーンガールのお姉さんはいません。 (たぶん)

今回気になってみてきた商品は、

 徳永装器研究所 http://homepage3.nifty.com/tokuso/

 カフ圧計

 販売価格が気になるところですが、自動カフ圧調整器です。
  アナログ機能も残っていて、中央のダイアルを操作することでカフAirの調整も可能。実際にダイアルをクルクル回すと簡単に調整ができます。ゴム球を押して調整が苦手という方でも、十分に可能です。
  長時間手術の全身麻酔、一般病棟でのカフ圧管理、在宅でのカフ圧管理で使用できそうです。

この他、写真を撮って来なかったのですが、足踏み式の吸引器。
従来の足踏み式よりも格段に使い勝手が向上しています。

当院の新しい施設でも導入検討したいと思います。



 GAC株式会社
 http://www.gacjp.com/pro/iryou/sleep-eye.html                       
 SleepEYE

 睡眠時無呼吸症群の簡易検査で使用する写真です。

 写真は私が座位で測定したリアルタイム測定値

睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査もいいですが、これ、、、患者モニタとしてうちの施設で使いたい・・・。  

詳しい資料を送ってくれるとのことで、名刺を渡したままなんですが・・・。

2013年10月17日木曜日

呼吸ケアリハ学会の報告 その1

独り言です。

体力が続かず、更新できず・・・Orz
10月10日・11日の2日間 東京ドームホテルで呼吸ケアリハビリテーション学会が開催されました。昨年は福井、、、越前ガニ最高でした!(^^)!

今年は東京だったこと、業務日程をずらせなかったことから、11日(金)のみの日帰り参加となりました。


全体的な意見としては、会場が狭かった・・・と感じたのは私だけではないはず。参加者が増えた?ことから、あちらこちらギュウギュウな感じでした。

次回から学会ネタを少々。

2013年10月4日金曜日

若気のいたり!?「蘇生バックを投げた男」

医療ネタです。

タイトルはふざけていますが、今思い出しても冷や汗が出ます。バックバルブマスクを投げたのは私です(笑)

以前勤務していた病院での出来事です。詳しくは覚えていないのですが、何かの業務で人工呼吸器が動いている病棟で何かをしていたのです。ちょうど、その時人工呼吸器のアラームが鳴りました。確かシステムエラーだったか? 配管の吸気圧低下だったか・・・ 両方とも致命的なトラブルなのですが(^^;

たまたま一番近くにいた私が救急カートから蘇生バックを取り出し、人工呼吸を開始しようと蘇生バックの使用前点検をしたところ、換気できず・・・
頭にきた?パニックになった? 私は蘇生バックを投げました。投げたのはハッキリ覚えています(笑)

すぐに違う救急カートから蘇生バックを取り出して、人工呼吸器を開始。こちらの蘇生バックは異常なしで問題ありませんでした。というか、問題が無いことが当然なのですが・・・。

私は病棟師長に蘇生バックを投げたことを怒られました。確かに投げた私も悪い・・・でも、救急カートの管理も悪い。これを気に蘇生バックの管理方法が見直されました。

でも、私には「蘇生バックを投げた人」というレッテルが(笑)

 今となっては笑いごとですが。

私がたびたび ブログで蘇生バックについてのネタを書くのは、自分が怖い思いをしたからです。私は初めて入職した病院で蘇生バックの取り扱いについて先輩方から、しっかりとした指導をしてもらうことが出来ました。あの指導がなければ、異常のある蘇生バックで人工呼吸をやっていたかもしれません。

救急カートに蘇生バックがあるだけでは不十分です。かならず正常動作しているか確認してください。
使用前の点検もお忘れなく。

2013年10月2日水曜日

改めて「蘇生バックの組立間違いについて」

医療ネタです。

大事なことなので、何度でも!!

PMDAからは今年5月に「蘇生バックの組立間違いについて」注意文章を出しています。
http://www.info.pmda.go.jp/anzen_pmda/file/iryo_anzen38.pdf

人工呼吸器に常備されているもの、病棟に置いてあるもの、救急カートの中に置いているもの・・・気管切開下での在宅人工呼吸器を使用中の方には必ず設置しているはずです。
大事な時に使えない・・・そんなことの内容に、使用前点検をお忘れなく。

Web会議終わる

独り言です。

昨晩 Web会議が終わりました。いや正確に書くならば、私にとって第1回のWeb会議が終わりました(^^;
前フリのネタは「Web会議をするらしい」をご参照ください。

使用するのはフリーのWeb会議ソフト。カメラは使用せずに音声のみ。ということで、ヘッドセットなるものが必要とのこと。早速インターネットで見ると、えっ 万??? いやいや世の中には、ヘッドセットがどうしても必要な方がいるということでプロ向けの商品は「万」です。私数千円の商品を選びました。1000円以下もあったのですが、、、ちょっと心配で・・・。

今回は委員9名での会議でした。音声だけで全国の技士さんと会議ができるって、すごい仕組みです。顔が見えない分だけ、「声」に集中することになります。

今回私のパソコン・・・機嫌が悪く、ログインと同時にブルー画面。慌てて再起動させて、ログインした後も無音状態が続きました。ヘッドセットへのスピーカー/マイク切り替えができていなかったのが原因でした。音声会議をしながら、画面の端にチャット風の画面が表示されることから、先輩技士さんからアドバイスを頂きながらなんとか参加できました。
 
会議の詳細ついては、まだ記載することはできませんが、在宅医療に関して新しい流れができると嬉しいなぁ~と感じた会議でした。

2カ月に1回くらいの頻度で開催されるらしいです。開催の度にちゃんと回線がつながるかドキドキすることになりそうです。

2013年9月29日日曜日

第3回呼吸療法セミナーが終わる

医療ネタです。

昨日土曜日は呼吸療法認定士会でした。参加人数は昨年度を大幅に下回りました。この時期は運動会だったり、秋祭りだったりとイベントが多かったようです。それとPRが少なかったでしょうか・・・(^^;

参加者が多いことが良い講習会とは限りません。今回のように実技中心のセミナーでは
参加者が少ない方が良い場合もあります。(ちょっと負け惜しみかも)

午前中は呼吸リハビリの実技。参加者が少ないこともあり、講師1人あたり10人以下実際は2名一組になり実技を進めることから、濃い指導が受けられたのではないでしょう。今回は参加人数が少ないとのことから、排痰補助装置+呼吸介助、NPPV+呼吸介助、最大呼気流量測定という体験コーナーも入れました。


午後はNPPV体験、排痰補助装置、バックバルブマスク
NPPVはメーカ2社から協力を頂き、2社から同じ設定を体験してもらいました。これだけでも通常は体験できない内容です。機器特性があることを知ってもらいたかったからです。
排痰補助装置の体験は、ここ数年積極的に取り組んできました。そろそろ次のステージに進めるタイミングかなと思います。

私はバックバルブマスク(蘇生バック)の取り扱い時の注意について話をさせて頂きました。

PMDAからは今年5月に「蘇生バックの組立間違いについて」注意文章を出しています。
http://www.info.pmda.go.jp/anzen_pmda/file/iryo_anzen38.pdf

人工呼吸器に常備されているもの、病棟に置いてあるもの、救急カートの中に置いているもの・・・気管切開下での在宅人工呼吸器を使用中の方には必ず設置しているはずです。
大事な時に使えない・・・そんなことの内容に、使用前点検をお忘れなく。


運営する側としては、とても濃い内容を提供できたと思います。今年は10月に開催される第4回目のセミナーで終了となります。

2013年9月28日土曜日

今日は呼吸療法認定士会の実技講習会です

医療ネタです。

日付も変わり、今日は呼吸療法認定士会の9月講習会です。昨年に引き続き、実技中心の講習会。実技が中心のため、人数制限ありだったのですが・・・ 今年はなぜか申し込み数が少ないのです。 運動会などが関係している?おそらく予定数の半分程度。でもいいんです。人数が少ない方が、色々ゆっくりできます。

私の担当は排痰補助装置、バックバルブマスク。
昨日までの理事スタッフの打合せ(サイボウズLive)では、人数が少ないので講習会の進行を再編成することになりました。午前を呼吸リハビリ。午後を呼吸器関連にまとめることになりました。

午前のリハビリで講義をするのは、当院の理学療法士。今週の木曜日の夕方に、こんな提案が・・・。参加人数が少ないならば、運動療法時にNPPV、排痰補助装置と徒手換気を一緒にやったり・・・人数が多いとできないこともやりませんか!!

面白い!! 普段 当院がやっていることではないですか!!やります!!

とは言え、まだ認定士会の理事スタッフに話をしていませんが・・・。朝の打合せで承諾を頂けると思います。

【業務連絡】 Mさん 朝の集合の際に排痰補助装置をリハ室へ持ってきて下さい(^^♪
NPPVやインターフェイスは私の方で準備しました。


2013年9月26日木曜日

今日は訪問看護研修ステップ1で講師させて頂きます

医療ネタです。

ここ数年、秋に講師でお招き頂く機会が多いのです。もちろん先方からは講師派遣依頼書を書いてもらい、Bossの許可をもらい、臨床業務に支障が出ないように調整をして臨みます。

そこまでして講師を受けるには理由があります。それは、当院の紹介になること、そしていつか一緒に仕事してくれる人が来るかもという期待です。

今日は訪問看護研修ステップ1の中で、在宅人工呼吸の実技体験と題して3時間枠を頂いています。3時間講義なんて無理です。1時間以内で座学を終えて、残りの時間は実際に体験頂く時間配分にしています。

・NPPVのマスク体験
・NPPVのS/Tモード
・気管切開下で使用する気管切開カニューレ
・TPPVを想定したV-SIMV(TV500mlくらい)
・排痰補助装置
・バックバルブマスク などなど・・・

配布資料は既に送ってしまったので、今 発表スライドの見直しをしています。昨年まで入れていた「トラブルを探せスライド」を廃止して、今年はスピーチカニューレに関係するスライドに変更。


2013年9月23日月曜日

廃校になる母校の小学校を見に行ってきました

独り言です。

今日は突発的に私の実家に帰省してきました。
理由は母校の小学校を見納めするためです。
今日は妻が待機当番で遠くに行けないことから、私が子供二人を連れて弾丸実家帰省でした。

少子化に伴い地域の学校の再編成の対象となりました(+o+)
母校が無くなるのはさみしい限りですが、これも時代の流れなのでしょう。

今日帰省したのは理由があります。
ちょうど地区の運動会だったのです。運動会ならば、体育館がトイレ貸し出しで一般開放されています。

地域の運動会には大人から子供まで参加します。
特に小学生4~6年生はほぼ強制参加。
なぜなら、学校の鼓笛隊として参加するからです。

会場に着いた時にちょうど鼓笛隊の演奏が始まりました。
鼓笛隊が演奏する校歌を聞いて、母校が無くなる寂しさが込み上げて来ました。


写真は体育館の中。

最近読んだ本「さよならタマちゃん」

独り言です。

何をするにも過ごし易い季節になりました。私は読書は好きな方です。先日インターネットの何かを見ていて、面白そうな本を発見。

さよならタマちゃん (イブニングKC)



タイトル「さよならタマちゃん」。
このタイトルからだけでは、ちょっと「???」です。
 少しネタばらしをすると、筆者は漫画家のベテランアシスタ  ント。年齢は35歳。精巣腫瘍を発症し、闘病生活を送る様
子が描かれています。

私は医療者目線で読んでしまうのですが、ハッとさせられる ことが多い内容でした。

精巣腫瘍は20代男性の癌の中では一番多く、5年生存率がⅠ期の場合は95~100%、Ⅱ期の場合80~95%、Ⅲ期の場合でも70~90%以上の5年生存率を達成しているそうです。Wikipedia参照

抗がん剤の治療効果が期待できるとはいえ、5年生存率がⅢ期で70%とした場合、100人中30人は亡くなるわけです。

この本を読んで、家族の大切さを改めて感じた次第です。


タイトルが「さよならタマちゃん」書店で買うには、ちょっと勇気がいるかも!?
本体価格は税抜き686円です。

あっ もしこの本を買われた方は、読み終えたら本の背表紙を外すことをお忘れなく。


2013年9月22日日曜日

七五三と写真撮影

子供ネタです。

久しぶりに子供ネタです(^^; 子供ネタを書かなくても、子供たちはスクスク成長していきます。次男は「嫌々期」まっただ中で、朝 保育園に連れて行くまでが「修羅場」になっています。

さて、長男は七五三の時期になりました。
自分の七五三は泣いていた記憶しかありません。なんだか大きな神社に行って、泣きながらお祓いして、千歳あめをもらって・・・

七五三と言えば写真撮影。
これが大変だということが、良くわかりました。
神社でお祓いとセットにして写真撮影をしてもらうか?
全国チェーンの写真屋で前撮りして、衣装を借りて神社でお祓いをしてもらうのか?

ちょっと前に夫婦でそんな七五三の写真撮影について話をしていると、「いつやるのか?」になりました。季節的には10~11月が良いのかもしれませんが、10月の土日がほぼ予定で埋まっています。11月は私が忙しくて動けないと予測・・・。さらに月の半分は妻が待機当番です。

つまり、行ける時に行かないとだめでしょ。
夫婦で「今でしょ!!」となりました。

突然ですが、本日 午前中に七五三の写真撮影に行ってきます!!
10月はちょっときれいめな恰好して、神社でお祓い。これは呼吸ケアリハ学会直後の週末に。

幸い 写真屋の予約が取れたのですが・・・ この値段システムが良く分からない。インターネットで見ただけでは何が「特典」なのか理解できない。結局お店に行った時に確認することに・・・。

2013年9月20日金曜日

相性の合わない呼吸器もある

医療ネタです。

月を見ながら作業していたら、グラッと地震が来ました。負傷者がいないことを祈るばかりです。

今日のタイトル「相性の合わない呼吸器もある」。在宅人工呼吸療法では、当然ながら自宅で人工呼吸器を使用します。入院中は病院内の大型の人工呼吸器。退院時は小型の人工呼吸器というように入れ替えがあります。

最近当院が在宅人工呼吸療法の患者さんに訪問診療することが、基幹病院の退院相談室の担当者に定着したことから、退院の話が出た段階で相談を頂けます。この場合、患者さんの呼吸状態に合わせて人工呼吸器を選択します。

困るのは既に在宅用の人工呼吸器に変更になってから相談を頂くケース。いや別に困ることもないのですが、相性が合わないと判断したら容赦なく機種変更を提案します。

相性の合わない原因は人工呼吸器の特性によることが多いです。基本的な設定は同じなのに、呼吸へのトリガーの制御方法が異なるだけで、違和感を訴える方も多いのです。そんな時こそ、院内の臨床工学技士さんに調整に出てきて欲しい!!!!!!!!!!!!!!!!

多くの場合、院内の臨床工学技士に出合えないので、そのまま主治医の先生の立会いの下に設定変更やら機種変更を提案しています。

ということで、なんだか呼吸器と相性が合わないかも!?と思われた方は、主治医にご相談下さい。

2013年9月14日土曜日

Web会議をするらしい

独り言です。

今年度から、某学会のある委員会のメンバーに入れて頂くことなりました。微力ながら協力できればと思っています。

委員会のメンバーは日本全国に散らばっています。当然ですよね・・・。

メンバーが利用するメーリングリストでWeb会議の日程調整についてメールが来ました。他の委員のみなさまは日程について書込みをされています。

そんな中・・・「うぇぶ会議って何使ってやるんだろう・・・」 やったこと無いんです うぇぶ会議。カメラもマイクもありません。なのに○日OKです書いて、参加できなかったらどうしよう・・・という不安が。

これは先輩方に聞いた方が早い、、、 送られてきたメーリングリストにWeb会議について質問内容で投稿しました。まだ返事待ちですが。

Web会議は一般的になったのですね。当県の技士会もWeb会議でもいいのかもしれません。

ふと、、、Web会議 私自身どこのパソコンでやるんだろう。やっぱり自宅かな。 子供の泣き声や背景の本棚の「山」ぐあいなんかが移るとまずいな。

2013年9月8日日曜日

第1回日本呼吸ケア・リハ学会関東地方会のご案内

医療ネタです。

あちら、こちらから情報が入るので、お知らせしたいと思います。

会期:平成26年1月25日(土曜)
場所:聖路加看護大学アリスC.セントジョンメモリアルホール
会長:蝶名林直彦(聖路加国際病院呼吸器内科)


もしかすると講師の変更があるかもしれませんが・・・。


第1回日本呼吸ケア・リ八ビリーション学会関東地方会
教育講演1:10:05-10:40
「気道のケアと管理急性期~慢性期まで』気管チューブ~気管切開まで
東京ベイ・浦安市川医療センター集中ケア認定看護師戎初代

教育講演2:10:45-11:20
『吸入療法のための薬物療法up-to-date」
東海大学付属東京病院呼吸循環器センター長桑平一郎

教育講演3:11:25-12:OO
「COPD~運動療法の指標~」
順天堂大学大学院医療看護学臨床呼吸病態学教授植木純

ランチョンセミナー12:10-13:OO
『パルスオキシメータの精度と使い方」
東京医科大学八王子医療センター呼吸器内科教授一和多俊男

一般演題13:15-15:OO
 一般演題の締切は 2013年12月6日(金曜日)

展示場:12:OO-15:OO
実技練習
ネーザル八イフロー(パシフイックメデイコ、FiSher&PaVl<el)
力ファシスト(PILIPS)
NPPVNIPネーザルV③、テイジン等

パネル・ディスカッション:15:OO-1フ:OO
「呼吸療法サボートチームの検証~集中治療室から在宅まで有効に機能してい
るのか~」
1.ICUにおけるVAPに対する予防と対策~VAPbundleの導入について~
聖路加国際病院救急部看護師長田村富美子

2.急性期~亜急性期呼吸リ八のエビデンスと実際
昭和大学大学院保健医療学呼吸ケア領域教授宮川哲夫

3.病棟でのNPPVの管理
亀田総合病院呼吸器内科部長金子教宏

4.医療連携をどう進めていくか
草加内科呼吸ケアクリニック新謙一


興味のある方は是非!!
私はたぶん行きます(^^)/

「難病看護師」制度が始まるそうです

医療ネタです。

あちら、こちらから情報が入るので、お知らせしたいと思います。

日本難病看護学会認定「難病看護師」
今回が第1回とのことです。

興味のある方は「日本難病看護学会」でご確認ください。

2013年9月7日土曜日

HT70プラスをデモ中です

医療ネタです。

ここ数カ月、サービス付高齢者賃貸住宅(サ高住)に関連する業務に追われています。その中の一つ、人工呼吸器の選定をどうするか?は大きな問題です。

サ高住で人工呼吸呼吸器を使用している患者さんの入居を想定しています。可能な限り、安全を担保したく、アラーム機能に注目しています。中でもアラームを外部出力できるか!?

色々メーカ担当者の方と相談した結果、現時点でViVO50とHT70プラスが出来そうです。(今回は機種名かいちゃいます)

ViVOは既に臨床業務で使用中。ちょっと癖がありますが、特定の条件を満たす場合には、十分な機能を有しています。この点は後日あらためて。

今回は未だ臨床使用に至っていない、HT70プラスをデモ。

 メーカHPはこちら

 今回「プラス」になったことで機能がパワーアップしました。フローセンサーが付いて、VTE(呼気一回換気量)が測定できるようになりました。

まだ詳しく触っていないので、分からない所もありますが。
例)なぜ回路選択で「レスピニクス」があるのか?


 送気する構造がピストンのため、ちょっと音が気になります。それと、一般的な「スタンバイ画面」が無いこと。

 気になるところはありますが、アラームを外部出力できることは今回のサ高住では重要な機能と考えています。









2013年9月4日水曜日

サ高住プロジェクトが進んでいます

独り言です。

現在進行中のプロジェクトはハード面は順調に進行中です。ここで多くの課題が、ソフト面にあることが改めて浮き彫りになりました。

もう隠しておく必要もないので、書いてしまうと現在進行中のプロジェクトはサービス付高齢者賃貸住宅の運営です。建物は順調に建築が進み、当初の予定よりも早く引き渡しになりそうです。

サービス付高齢者賃貸住宅(通称 サ高住)は、どこの地域でも数が増えていると思います。厚労省が療養型病床を減らす方向なので、医療/介護難民を受け入れる一つの受け皿と考えられています。当院のサ高住は他との差別化を明確にするために、人工呼吸器を使用中の患者さんでも入居できるサ高住を目指しています。

建物は建った、入所を希望する患者さんもいるらしい、でも・・・スタッフが足りないOrz
いや、厳密に書くと介護職はオープニングメンバーがほぼ揃いました。今来て欲しいのは、看護職。そして、臨床工学技士・・・。

まぁ~そんなに「人財」が直ぐに集まるとは限らない・・・と言う予測はしていましたが・・・。やはり、オープンまで3カ月を切ってくると、ドキドキしてきます。
 

2013年9月3日火曜日

玉事件(笑)

子供ネタです。

最近子供ネタを書いてない!! 沢山あるんですよ~子供ネタ。さっき寝顔を見てきたら、2人とも寝言話していました。次男は寝言も喃語(なんご)で面白い。

先日私を襲った笑撃の事件を記録として残しておきたいと思います。

次男は日々身体能力が向上して、モノを投げるを覚えました。ドラゴンクエストでいうレベルアップの音♪が日々聞こえます。何でも投げる次男ですが、やはりお兄ちゃんが投げる小さなボールが一番のお気に入りのようでした。ボールをはじめ、おもちゃ類は居間の箱の中にごちゃ混ぜで収納されています。

ある日の早朝 普段より早起きした次男。ベッドの上で何かで遊んでいるようでした。遠くでなんだか子供の声がする。妻は起きたのかな・・・と思いながら、ここで私は二度寝。

次の瞬間 私の下着(パンツ)の中に何かが入ってきた!!思わず「おぉーーーーーーー!!」
 そこには満面の笑みの次男が。なぜ寝室にボールが・・・。パンツの中にボールを入れてきた次男。君は何を考えているんだ?

これが先日私を襲った「玉」事件です。
くだらない話にお付き合い頂き ありがとうございました。


2013年9月1日日曜日

防災の日 これからの停電対策を考える

医療ネタです

今日は防災の日です。みなさんは、何かしましたか。
私は、自宅の防災グッズの確認を行いました。

ちょっと過去を振り返って、自分のブログを検索してみました。

2012/9/2 防災の日に考える今後の在宅医療の停電対策

2011/9/1 防災の日です。もう一度停電対策を見直しましょう

2010/9/2 防災の日 呼吸器が止まったらどうしますか?

2009/9/3 防災週間です

停電対策が中心の内容になっていました。

今年もやはり「在宅医療の停電対策」を中心に考えたいと思います。

最近考えているのは、人工呼吸器の予備バッテリーが準備されていることは標準になりつつあること。次のステップとして、電気をうみ出す方法の確保。

先日放送された『あの日 私は~証言記録 東日本大震災~「宮城県名取市 桜井修さん」』では、「予備用に考えていた車からの電力も装置が故障し使えない状況に陥った」。
24時間人工呼吸器が必要な患者さんにとっては、まさに生命の危険にさらされる状況です。

やはり、2重3重の安全網を考えておく必要があると実感しました。それと、医療者が支援者が助けに行けない状況をシビアに考える必要があること。

そんなことを考えて、この9月に実施する各個人宅での停電対策では具体的な災害シミュレーション形式を検討したいと思っています。とはいえ、退院したばかりの患者さん宅では、リアルシミュレーションを行うのはハードルが高い(^^; 
既に長期人工呼吸療法で自宅療養をしている方で数例トライアルして、来年3月の停電対策では拡大したいと思います。



2013年8月31日土曜日

今の方法では1日9人のカニューレ交換は無理だと分かった・・・

医療ネタです。
昨日は1日訪問診療の日。新しい往診患者さんも日程に入ったことから、1日9人のカニューレ交換となった。結論は、全く余裕がない訪問診療で、ボロボロでした。

医療機関内でのカニューレの交換とはことなり、訪問診療でのカニューレ交換1日9人は、世間的にみても数が多いはず。病棟で担当医1人あたり10~30名程度担当しているとしても、1日9人のカニューレ交換をすることはないでしょう。

通常患者さんの自宅には10~25分程度滞在しています。胃瘻交換、採血、カニューレ交換が重なる場合には、20~25分は必要です。
仮におひとり20分かかる場合でも9人で180分(3時間)必要です。カニューレ交換をしている最中にも私の携帯電話は鳴るのです(^^; あっ私は医師がカニューレ交換するタイミングで呼吸器の回路交換をやったりしています。


先日はトドメヲさすかのように訪問診療の最後で移動用電子カルテ入力に使用しているノートパソコンのバッテリーが無くなりました。このバッテリー切れは初めてでした。

9人は余裕をもってまわりきれない。根本的に見直す必要があります。その日の帰りにBossと往診の効率化について相談。まずはノートパソコンの交換用バッテリーを購入させてもらうことに即刻OKをもらいました。

患者さんの回る順番を変更する必要もありそうです。ただ、これには多くの問題が・・・。訪問入浴サービスの時間や訪問リハビリの時間と重なっていると、介護保険上のケアプランの変更まで必要になります。

昨晩から色々考えているのですが、手っ取り早く「患者宅の順番の変更」なるべく移動距離が最短で回れる順番に変更!!

手が付けられそうなところから始めます。




2013年8月30日金曜日

新しいカニューレ「マイスターブレス」

今日は医療ネタで、実名表記です。


先日 株式会社 高研の方が面会に来てくれました。7/31から発売になった新しいカニューレ「コーケンマイスターブレス」の説明でした。

あっ 忘れないうちに書いておかねば、「私は高研の回し者ではありません」


商品HPはこちら

 面白い!!
 カフ圧のインジケーターが付いてくるのです。

  インジケーターには数値はなく、Lo~Hiで圧力は20-33hPaとのこと。



思わず「このインジケータだけ下さい」と言いました(^^;

院内でカフ圧管理をしっかりできている施設でさえも、カフ圧計そのものが感染経路となりかねません。

かといって1台の人工呼吸器に1個のカフ圧計を準備でている医療施設はそうはないはず・・・。(人工呼吸器でなくとも気管切開カニューレを使用中の患者さんはいます)

2週間に一度の交換で廃棄されていくのはモッタイナイ感じもありますが、在宅ではこの製品は重宝しそうな予感です。

このマイスターブレス、もう一つ期待できる構造があります。いや2つか・・・。

2つともHPに記載されているのですが、
「カフ上部吸引ラインが内蔵されているため、パイプの外側は 凸凹がなく気管への刺激が軽減されます。」

実際に実物をさわって、完成度が高いことを実感しました。

「パイプのカーブと長さは日本人の気管形状に近い角度と長さを採用しました。」
HPには根拠となる資料が掲載されていないのですが、このデータは実際の日本人のCT画像から導き出された角度だそうです。




高研のカニューレは、カフが小さいという印象でしたが、今回の製品はでかいです。大容量低圧カフになっています。

当院の場合、すでに長期人工呼吸器の患者さんに新しいカニューレを試すということは基本的にありません。カニューレの変更は違和感を感じる方が多いためです。種類を変更する条件としては、気管切開孔の肉芽対策として、カフリークがある場合となります。

今後 新規往診相談を頂いた場合には、こちらの製品が適応になるかしっかり考えたいと思います。








2013年8月27日火曜日

在宅人工呼吸器を使用中の方は必見です

医療ネタです。

辺りが明るくなってきました(^^; 完全に生活時間帯がズレてきた管理人です。

昨日 きっちさんから貴重な情報を頂きましたので、ご案内させて頂こうと思います。本日 8/27にNHKで『あの日 わたしは~証言記録 東日本大震災~「宮城県名取市 櫻井理さん」』が放送になります。放送時間は午前10:50-10:55

http://tv.yahoo.co.jp/program/75769351/

この放送は東北地域では今年2月に放送された内容とのことです。全国で放送されるのは、今回が初とのこと。

 一部を抜粋させて頂くと
 「6歳の時に筋ジストロフィーを発症した櫻井さんは、人工呼吸器を使っている。停電になり、予備用に考えていた車からの電力も装置が故障し使えない状況に陥った。」

放送時間枠は5分。
さっそく録画予約をしました。

予備用に考えていた車からの電力も装置が故障して使用できなかった・・・
現在当院が実施している停電対策の基本は、自宅待機が中心です。もちろん、車からの電力供給も対策の一部に入っています。

9月は防災の日があり、当院の患者さん宅では停電対策の見直しを実施します。

2013年8月23日金曜日

作業療法士のみなさん来年から呼吸療法認定士が受験できます

医療ネタです。

ツイッターでフォローさせて頂いている呼吸器ケア編集室のつぶやきに「来年の第19回(2014年)からは作業療法士(経験2年以上)も受験資格対象者に加わったそうです.」

知らなかった・・・。
さっそく 医療機器センターのHPを確認 こちら

一部抜粋
「19回(2014年)3学会合同呼吸療法認定士認定講習会及び認定試験についてお知らせ【重要】
    第19回より、現在の3職種(臨床工学技士、看護師及び准看護師、理学療法士)に加え 作業療法士(実務経験2年以上) が新たに受験資格対象職種となります。」

おぉ~ ついに作業療法士の方も受験できるようになるのですね。
来年の講習会からのようです。

「第19回(2014年)認定講習会及び認定試験の詳細は2014年2月3日(月)公表となります。」

と言うことで、呼吸ケアに興味のある作業療法士の皆様。
是非 ご検討下さい。

個人的には呼吸ケアには多職種が必要です。私の知っているクリニックでは作業療法士の方が率先して呼吸ケアに従事しています。話を伺うと、患者さんを診る視点が異なり、とても勉強になります。

う~ん 当院も将来 作業療法士さんを募集することがあるかもしれません。

2013年8月21日水曜日

【続】ナースコールを検討する

記憶が薄れる前に、ナースコールを検討するの【続】を書いておかねば。

今回初めて分かったのは、施設内にナースコールを敷設するためには費用がかかること。当然といえば、当然なのですが・・・。業者により金額差が大きい、器材は予想以上に古い・・・。金額面は予測していたことなのですが、これだけ電子機器が進化しているなかで、ナースコールは進化から遅れている感じがしました。

今回新設で検討しているのは、ワイヤレス方式のナースコールです。電池切れの心配は必要ですが、停電時でも親機(受信機)にパソコン用UPSなどを接続しておけば、問題なし。

最大の課題は2つ
・施設内でワイヤレスで電波が届くか?
・スイッチを押せない人への対応

先日試していたのは、電波の届く範囲の確認。
概ね問題なし。概ねと書いたのは、現在工事中であり、壁紙や出入口ドアがないことから完全な試験にならないこと。

来週確認するのは、スイッチを押せない人への対応。
これはスイッチ側に一部加工が必要になりそうです。



2013年8月20日火曜日

ナースコールを検討する

医療ネタです。

最近医療ネタから遠ざかっています・・・。すみません。今月、、、また一つ歳をとります。最近夜更かしをすると、次の日に眠くなることが多くあります。ハッ(;O;) これが歳を取ったということか。
                                   
さて、新しい施設の建設は順調に進み、次から次に新しい課題が出てきます。

そんな課題の一つ。ナースコール。
病院であれば、間違いなく設置されているアレです。

現在建設中の施設は「病院」ではありません。でも、患者さんがスタッフを呼ぶ方法は必要です。通常の壁に埋設してあるナースコールシステムが高額でビックリ。

いや、たぶんその位はするのだろう・・・と思ってはいましたが、見積もりを取るメーカによっても差が大きい。

そんな時、Bossから「これはどうか?」とのこと。
こっ これは、、、居酒屋やラーメン屋さんでみるアレです。

調べるとマイコールという商品で販売されており、医療福祉施設での実績もあるようです。
http://www.mycall.jp/

                  
で、早速デモ器を借りて試してみました。

もう寝ないと、朝起きられません・・・。 このデモの結果は、続く・・・。





2013年8月15日木曜日

世間はお盆です

独り言です。

少しブログを更新が滞っています。すみません。ちょいと忙しい日々を送っていました。

世間はお盆です。みなさんは実家に帰省してお墓参りをしましたか?私は8/9夜~8/11まで実家帰省して、少し早いお墓参りをしてきました。子供たちは祖父祖母に遊んでもらって大興奮の実家帰省でした。

で、今週月~水曜日まで、診療所としてはお盆休み。こんな風に書くと、管理人休みじゃないか~と言われそうです。診療所は休みだったのですが、ちょっとした業務がありまして・・・子供達には通常通り保育園に行ってもらいました。妻は当然ながら普通に出勤しています。

うちの子がお世話になっている保育園は全児童が100人以上いるのですが、このお盆の時期は登園者数が20人前後になります。お盆時期は私が送迎したのですが、園児数を確認する掲示板に当日の園児数が記載されていることから、人数が分かります。

明日から通常勤務体制になりますが、お盆の時期は患者さんが少ないのではないかと予測しています。



2013年8月9日金曜日

生活リズムがバラバラ

独り言です。

その昔「朝型生活」に憧れたこともありましたが、自分は夜型の方が合っていると自覚している今日この頃です。

最近少し忙しく、、、 ブログの更新が滞っています。個人的に繋がりのある方々から貴重な情報を頂いているので、皆様にお伝えできればと思っているのですが、思うように時間が取れません。

お盆の時期に少し休みがあるので、自宅のワーキングスペースの大きな変更をして、効率をアップさせて自分の時間を作れるようにしたいと思っています。

なぜ 4時なのか・・・ 子供を寝かせながら、自分も寝落ちるzzz しばらくすると目が覚める。

今日は高速道路を利用する遠距離往診があるので、そろそろ寝てみようと思います。

2013年8月4日日曜日

ラピュタの思い出

独り言です。

みなさんは金曜日の夜に放送された天空の城ラピュタを見ましたか?私は、その時間帯は撃沈しておりました。後でバルスがツイッターの記録を更新したとのことで、ツイッターはお祭りだったのでしょう。

ラピュタを見るたびに思い出すことがあります。それは、初めて映画のラピュタを見た風景です。私の実家は田舎です。映画館なんてありませんでした。たぶん当時映画館は、隣の隣町に映画館があったような・・・。

子供向けの映画は体育館での1回だけの上映だったと思います。そのため町中の子供たちが集まるのです。当然、保護者も付いてきます。 お兄ちゃん・お姉ちゃんが映画を見ることなり、保護者が付いて来れば、当然 ちびっ子も一緒についてきます。体育館の中は、大人から乳幼児まで、ゴチャゴチャ。スクリーンの前を走るちびっ子、怖くてなくちびっ子。ある意味カオスです。「映画館」を知らない私は、これが「普通」と思ったものです。

あれから何十年が経過して、自分の子供と一緒に自宅でラピュタを観る事になるとは。まだ分からないような顔をして観てましたが、いいんです。彼がいい歳になれば、きっとラピュタの楽しさが分かるはず。彼の中ではラピュタは親父と一緒に観た、、、と覚えているかな。


2013年8月1日木曜日

【怖い話】その公園には誰かがいる!?

独り言です。

今日はいつもと趣向を変えて、夏の怪談話をひとつ。毎年いくつかネタを書いているので、もしすると過去に書いたかもしれませんが。苦手な方は、無理をしないで下さい。

ちなみに私は霊感はないと思います(^^; たまぁ~に怪しい体験があるので、いくつか怪しいネタがあります。


もう10年以上の前のこと。夏は毎年友人達とキャンプをすることが慣例でした。その年は、普段キャンプをする場所の水はけが悪く、場所を変えた年でした。

場所は山沿いにある小さな公園。まだ新しい公園で、地元の私たちも初めて行くほど。民家もなく、公園での宿泊禁止表示もなし。ただ、公園でキャンプとなると地面でたき火というわけにもいかず、持ち込み道具の再選定が必要でした。

キャンプ自体は、特に何事もなかったように終了。飲んだくれて1泊2日の日程が終了しました。

キャンプが終わり数日後、小学校の同級生に会いました。ちょうどキャンプに誘っていたのですが、家庭の事情で参加できなかったのです。どこでキャンプをしたのかという話になり、公園の話をしたのです。

えっ あの公園でやったの?

えっ? あの公園って何?

この同級生は昔から霊感が強く。いわゆる見える人です。この同級生の子供の見えちゃうらしく・・・。自分の子供が、他の友達から見えない人が見えるという話を聞いて、驚愕したらしい。

私たちがキャンプする数日前に、この同級生親子が公園で遊んだそうです。そこで、この親子はみてしまった・・・。公園で遊ぶ別な子供を。

そんな公園で私たちはキャンプをしていたのです。
この話を聞いたとき、私たちは鳥肌が立ちました。

キャンプ終了時には、ちゃんと「来た時よりも美しく」を実践して帰ってきたので大丈夫だと思います。



2013年7月31日水曜日

在宅人工呼吸業務 1/243人

独り言です。

お問い合わせを頂き、ちょっと資料を作成してました。そんな資料作成の中で、できた数値は243人。これは「臨床工学技士に関する実態調査2012のアンケート結果報告」から抜粋した数値なんです。




呼吸治療業務における在宅人工呼吸業務の実態は、在宅人工呼吸器使用患者への巡回ならびに患者データの管理 243人。

そういえば、昔アンケートがあったな。もちろん書いて提出しましたよ。だから私は1/243人です(^^)/


ちなみにこのアンケートの発送総数 13780 回収数 3832 回収率 27.9%

2013年7月30日火曜日

平成25年度の診療報酬改定で「手動吸引器」を明記して欲しい

医療ネタをひとつ。

ここ数日 来年の診療報酬改定に向けた話がチラホラと入ってきます。平成25年度の診療報酬改定に向けて、そろそろ各学会の保険診療委員会と厚生労働省のヒアリングが始まるはず。すでに始まっているのかも。

臨床工学技士の在宅人工呼吸療法の診療報酬の点数化もお願いしたいところです。ただ、これはハードルが高いとも思っています。これを点数化してもらうためには、それなりのロジックが必要。

ハードルが低いかも、、、というところで、お願いしたいのが在宅医療の分野にあるC164 人工呼吸器加算の通知である。「療養上必要な回路部品その他付属品(療養上必要なバッテリー及び手動式肺人工蘇生器等を含む。)は当該所定点数に含まれ、別に算定できない。」

まぁ~この通知も平成24年度の改定でこうなった。今までは、医療機関やメーカーの解釈の違いで対応となっていました。。この通知に「療養上必要なバッテリー」「手動式肺人工蘇生器等」と書かれたことは大きな一歩です。これも東日本大震災がなければ、無かったかもしれません。

困ったのは「解釈」はいくらでもできること。「療養上必要」とはどの程度のことを示すのか。

「最低限の安全」をもって「療養上必要」と解釈させてもらえれば、人工呼吸器の予備器・手動式吸引器の2つは明記して頂きたい。
在宅人工呼吸療法を行っているすべての患者さんが24時間人工呼吸器に依存しているわけではないことを考えると、必要に応じて予備の人工呼吸器という記載が良いのかもしれません。

手動式吸引器・・・ これも練習しないと使えません。


2013年7月27日土曜日

【業務連絡】メール返信作業を今から行います

業務連絡~♪

今週はメール返信作業が大幅に遅延しております。


メール返信が遅れてすみません。

関係者の皆様 月曜日にご確認下さい。
雷雨も去ったことから 今から作業開始~ コーヒー飲んでテンション上げてバシバシ送信します♪

2013年7月24日水曜日

医療者は退院後の生活をイメージできているか

医療ネタです。

水曜日は新規の往診相談で、大学病院へ行ってきました。当院に相談が来るケールは、NPPVかTPPVのことが多いです。今回は、TPPV(気管切開下人工呼吸器)で在宅へ戻るご希望のある患者さん。

今回の相談は、退院カンファレンスまでの内容ではなく、あくまでも事前相談。自宅へ帰れるのか?というごくごく基本的な所からの相談です。参加者は、担当医、病棟Ns、ソーシャルワーカー、地域連携室Ns、訪問看護Ns、ケアマネ、主介護者、私。

担当医から病状説明があった後に、ご主人から病状や療養生活に関しての質問。特に在宅に帰ってからの質問に関しては、私しか答えられず。訪問看護Nsやケアマネさんが何例ほどTPPVの症例に携わった経験があるか聞かなかったのですが、多くはないはず。

医療者は、退院後の生活をイメージできたでしょうか。

人工呼吸器を使用したままで自宅へ帰る。「帰る」だけを強調すると、本人・家族からは「帰らされる」極端な話、「病院から追い出される」と受け止められかねません。

人工呼吸器を使用して自宅療養に移行するためには、ある程度準備期間が必要です。今日の打合せでは、退院日の予定日の設定。退院までに行うことの全体像をお伝えしました。
病院側では、在宅人工呼吸器への変更準備。ご家族へ吸引やバックバルブマスクの指導。
在宅側は自宅の動線確認だったり、呼吸器の勉強会。

あぁ~やっぱり「パス」がった方が楽なのかな・・・。

この忙しい時に携帯電話の故障

独り言です。

なんだか忙しい日々が続いています。次男は流行の夏風邪にやられ、昨日・今日の午前は私が休みを頂き、看病。さすがに業務が止まるので、実家の母親にヘル~プ。いつも、いつもすみません。

さて、そんなク○忙しい時に限って、何かとトラブルが起きるもの。私のプライベート携帯が故障しました。大したことじゃないんです、、、マナーモードの振動機能(バイブレーション)が効かないだけなんです。通話はできるのでいいんです。

が、この携帯電話、意外とあっちこっちから電話が来ます。業務中も仕事用willcom君とプライベートのドコモ君を手放せません。もちろん、マナーモード。

すると、、、やはりマナーモードが機能しないのはこっちから電話をかけなおす手間が。

しかたなく、夜にドコモショップへ。

購入してから3年以上が経過。以前、音声通話の問題が発生した時は2年9か月で無償でした。今回は有料修理。最低¥15,000円~ 

おぉ~・・・・・・・  溜まっているポイントを使っての修理でもいいのですが、今回はポイントを使って機種交換しました。交換したのは、いわゆるガラケーです。

いいです。メールと通話、お財布携帯機能ができれば、事が足ります。

 左が壊れた携帯。右が新しい携帯。

 選択肢が2機種しかなくて、、、在庫のあるガラケーは4機種あったのですが、2機種は出たばかりで高額。残りの2機種のうち、 1機種はお財布携帯機能なし。

ということで選択する余地もなく、あっさり機種が決まりました。

取扱い方法が良くわからないのですが、なんとかなるでしょう。

2013年7月22日月曜日

一足先に夏休みを頂きました

独り言です。
1週間前の日曜日は、夏休みを頂いて妻の実家に帰省していました。木曜日から仕事に戻ったのですが・・・体と頭が動かないOrz

今日のネタは、夏休みの記録です。

 長男の希望で海釣り。
釣果はさっぱり・・・ 長男が小さなイワシを数匹。私は0匹。
まぁ~持って行った竿が1本だけで、ほとんど長男が頑張ったのです。
 海も最高でした。
この海水浴場は遠浅です。100mほど先は波高が高く、その影響で水自体は濁っていました。

長男の希望で水族館。
 この地域の名物アイス。私は好きです。なんか懐かしい味がするんです。








仙台八木山ベニーランド。
仙台に3年間も住んでいたのに、行ったことがない。
今回ご縁があり、初ベニーランド。
平日に行ったので、園内はガラガラ。子供たちは思う存分遊びました。
最終日は温泉地に宿泊。
温泉は最高です。




以上 夏休み報告でした。
これから夏休みを取る医療者の皆様へ。良い夏休みを!!



2013年7月10日水曜日

訪問入浴事業所での勉強会

医療ネタです。

ニセ朝型人間の管理人です(^^; 今朝は4時に起きました・・・。

昨日は訪問入浴事業所のお招きを受け、 「在宅呼吸ケアの基礎知識」と題して話をさせて頂きました。ここ数年は毎年この時期にお招きいただいています。

こちらの訪問入浴事業所には、当院の患者さんもお世話になっています。気管切開での人工呼吸器の患者さんの入浴はもちろん、24時間NPPVの患者さんの入浴も受けて頂いています。そのご縁があり、毎年この時期に勉強会にお招き頂いています。座学は30~40分程度。実物に触ってもらうことを主体としています。

訪問入浴事業所のスタッフは、看護職と介護職から成り立っています。通常 1台の車に3~4人が乗車、そのうちの1名は看護師です。

 今回は某社よりご協力を頂き、NPPVの体験ブース。私の方はTPPVで使用する人工呼吸器・回路。気管切開カニューレ。バックバルブマスクについて展示しました。

勉強会終了後にスタッフの方から、実践的な質問が・・・。
実際の浴槽にスタッフが入り、呼吸器回路の固定や向きなどについてディスカッションしました。

こちらの入浴事業所の凄いです!! 
当院に関係する患者さんであれば、こちらの事業所をお勧めした
いと思っています。



2013年7月9日火曜日

Blomスピーチカニューレ「ありがとう」と言われてウルッとくる

医療ネタ。

過去何度か記載したBlomスピーチカニューレに関係するネタ。

2013/5/1 BLOMスピーチカニューレの導入準備

2012/11/10 スピーチカニューレの勉強会の様子

2012/11/9 今日は言語聴覚士会でスピーチカニューレについて話をします

先週末に通常の気管切開カニューレから、Blomに変更しました。医師の訪問診療の時間では、実際の発声練習まで時間的に厳しいことから、別日程を組みました。

それが月曜日の夕方。訪問看護ステーションからも担当Nsが参加。当院からは、私と新卒PTさん。

Blomスピーチ変更、人工呼吸器と接続した直後は人工呼吸器側のアラームが多発。本人も苦しさを訴えたため、すぐに中止。発生していたアラームは、気道内圧上限アラーム。今回は発声を優先する設定でアラーム設定値を大きく緩和。2回目はアラームは減りましたが、本人の息苦しさが継続。換気量の調整を行い、3回目。「さっきより苦しくない」おぉ~!!声が出た!!

次の発声で「○○さん、ありがとう」。(○○は私の苗字) おぉ~ ちょっと俺がウル、、、あっ 当院の新卒PTさんの方がウルウルしている・・・。ここは先輩として、凛として臨床業務を。

まだ微調整が必要ですが、まずは発声という点では順調な滑り出し。

管理人メモ
・Blomカニューレ/スピーチカニューレはTPPVで管理中の患者さん、上気道からの垂れ込みが多く、カフAirを抜けない患者さんには適応になる可能性がある。

・Blomカニューレは保険適応。スピーチカニューレ、サクションカニューレは自己負担となる。初回導入に必要な必要は約28000円ほど。

・TPPV管理が必要な場合で、将来Blomスピーチカニューレを希望される場合には、気管切開孔を大きめに増設してもらう方が良い!! Blomスピーチカニューレは形状が特殊で吸気/呼気で先端分が開閉を繰り返すことから、なるべく大き目なサイズが選択できると良いと思われる。

・ Blomスピーチカニューレ使用中は人工呼吸器側の設定変更がたぶん必要。そのため、1台で複数の設定を入れることができる人工呼吸器が望ましい。TrilogyやViVO

・Blomカニューレ本体は固く、角度が鈍角。首が細い患者さんでは合わない可能性が高い。もしくは気管切開孔のところで工夫が必要。


・進行性疾患では、病気の進行に合わせてBlomが使用できない可能性がある。事前に本人、家族に説明しておく必要がある。

・まだやってみないと分からないことが多い

長男が野外学習に参加、親として感じたこと

子供ネタです。

ぐたぁ~Orz 
日曜日の夜に書くネタだったのですが、諸事情がありまして・・・。力尽きて寝てしまいました。起きたら2時。これは、もう寝るしかないと寝てしまいました。

日曜日は長男が野外学習に初参加。いつか、こんな野外学習があるといいなぁ~・・・って思っていたら、身近なところにありました。しかも、知人のお子さんが参加しているとのこと。

さっそく夫婦会議。今会議は「即決」で参加させることが決まりました。今回 長男には議決権なし。日程が半日であること。知っているお友達が参加すること。大好きな水遊びなこと。これだけ条件がそろえば大丈夫だろうと思っていたのです。

当日は妻が早起きしてお弁当を作り、長男は朝からルンルン♪ 最近稀にみる「超ご機嫌」。
集合場所でお友達と会うと少し、照れくさそう。
しかし、今からバスに乗り込むぞ!!というタイミングで、大泣き。
たしかに親が着いて行かない行事は、今回が初めてです。(保育園を除く)
泣いていたのはうちの子だけ、バスに乗れないことから出発時間が遅れます。5分近く本人の意思を確認していたのですが・・・本人は「行く」とも「行かない」ともいいません。本当に嫌な場合には、「行かない」というはずなので本心は親についてきて欲しいだったのでしょう。

ここまで来て、行かないという選択肢もあったのですが先生が「いっちゃいましょう。バスに乗ればケロッとする子が多いんです」。任せた先生!! 強制的にバスに乗せちゃいました。

バスを見送ってから夫婦で、まだ早かったかなぁ~とちょっと後悔の念。でも、新しい一歩を踏み出して欲しいという願いと、経験に勝るものは無いという私自身の自負。

野外学習は正味6時間程度。私たち夫婦にとっては長い6時間でした。何かあれば携帯電話に連絡が来るはず。マナーモードにしているわけではないに、なんとなく携帯が気になる。

夕方迎えに行くと、ちょっと違う顔で帰ってきました。先生からの申し送りでは、バスの出発直後にケロッと機嫌が直ったとのこと。迎えの広場では、解散後に私たちのところに来ません。広場の隅っこで何か見ている感じ。

何だイジケタのか?

後で感じたのは、彼の中では沢山ことが消化不良だったようです。とっても楽しかったんだけど、楽しすぎて何から話したらいいのか分からない。何を親に伝えたらいいのか分からない・・・。

日曜日夜お風呂や今日のお風呂の中では沢山話をしてくれました。そして、「また行きたい!!」と。
自分が子供の頃の価値観と世界観は違うのでしょう。自分が親になって気が付く方が多く、自分たちの親がどのように考えていたなんて深く考えてことはありません。週末はいつも一緒にいる生活リズムから、たまに子供がいない週末も親にとってはスパイスになるなと思いました。



2013年7月5日金曜日

酸素療法のインターフェイス「OxyMask」に興味あり

医療ネタです。

ブログを始めたきっかけは日記代わりと短時間で文章を書くトレーニング目的でした。そんなブログ記事が何かしらのお役に立つのはちょっと嬉しいもです。それと同時にSNSの限界もあります。

酸素療法の投与方法は大きく分けて3つ。
・低流量(在宅医療可能)
・高流量(在宅医療ではほぼ不可能)
 沢山の酸素を必要とすることから、在宅では「ほぼ不可能」
 ウルトラCな技として、液体酸素「ヘリオス」を利用すると、できなくはない・・・。しかし、酸素業者さ んが真っ青になる・・・。
・リザーバーシステム(在宅でも可能だか、知らない人も多い)

 先日のブログで「簡易酸素マスクは酸素流量5L/分以上流してね」 は酸素療法ガイドラインでは低流量の投与方法に入ります。

在宅医療に限らず、低流量で酸素療法をしている場合。さらにそれが、長期間となると問題が発生します。それは、加湿の問題と皮膚トラブルです。

・加湿
ガイドラインでは鼻カニュラでは3L/分までは加湿は不要となっています。経験上、部屋の湿度を上げることで問題はないのですが、無理にガイドラインを守る必要もなく、鼻が乾く場合には加湿があったほうが良いと思います。
で、以前は酸素療法で使用する精製水を医療保険で出すことができたのですが、今は医療保険で精製水を出すことができません。これは地域格差があるかもしれません。

・皮膚トラブル
特に鼻カニュラの場合は同じ場所にカニュラが触れることが皮膚トラブルを起こす可能性があります。医療機関で皮膚トラブルが発生すると、簡易酸素マスクへ変更されることがあるのですが、ここで昨日書いた酸素流量が課題となります。


最近新しいインターフェイスが使えるようになりました。
コヴィディエンの「OxyMask」シリーズです。
http://www.covidien.co.jp/product_service/catalog/respiratory/8_OxyMask/book351/index.html#page=3
あっ 私はコヴィディエンの回し者ではありません(^^;

これなら低流量からも使用可能です。ポイントはディフェーザーらしいです。興味のある方は是非、カタログをご参照ください。
従来の簡易酸素マスクではできなかったストローで水分摂取も可能です。

まだ当院でも使っていません。
が、私のところにペンギン君のサンプルも来ています(^^;

2013年7月4日木曜日

簡易酸素マスクは酸素流量5L/分以上流してね

医療ネタを一つ。

先日薬剤師会で開催された勉強会に講師としてお招き頂き、在宅酸素療法についても触れました。在宅酸素療法とはなぞや、インターフェイスの種類、火の取り扱いに注意!!火災については動画を入れて話をさせて頂きました。

フロアからの質問の中で、ケアマネから酸素流量についての質問をもらいました。「鼻が痛いのというので、マスク型を使用しています。酸素の量は そのままなのですがいいのでしょうか」(確かこんな感じ)

いや、良くないです!!
もし 0.5L/分で鼻カニュラで酸素療法をしている患者さんを、0.5L/分のまま簡易型酸素マスクで使用するとマスク中に溜まった呼気ガスを最呼吸することになります。

呼吸器学会からでている「酸素療法ガイドライン」では簡易酸素マスクは酸素流量5L/分以上と記載されています。簡易酸素マスクでは5L以上流すことから、吸入酸素濃度が40%ほどになるため、Ⅱ型呼吸不全の方には不向きです。(CO2ナルコーシス)



酸素療法ガイドライン


酸素療法ガイドライン ¥3675円(税込) 写真はAmazonから
初版は2006年7月

酸素療法の基本的な内容がまとまっています。医療施設内でも簡易酸素マスクの流量設定が少ない場合もあるようです。(意図的に低くしている場合もある)
在宅場合には医療者いる時間が少ないことから、流量の指示は注意が必要です。

2013年7月2日火曜日

在宅医療って最高です!!

医療ネタです。

大ヒットした映画「アベンジャーズ」のプロモーションは、確か「日本よ これが映画だ」だったと思います。

先日お伺いした患者さん宅で素晴らしい風景に遭遇。
「病院関係者よ これが在宅だ」

この時呼吸器は動いていました。
病院内とは違う環境がそこにはあります。
たぶん猫としては「ここは俺の場所だけど何か?」的な目線でした。

*患者さんに許可を頂いて掲載しております(^^;


2013年7月1日月曜日

子供の目線は発見がいっぱい「豊年エビ」

週末なので子供ネタをひとつ。

自宅の周辺には、うちの子と同じくらいの年齢の子供たちが多くいます。これはありがたいことで、自然と子供たちのコミュニティーが形成されます。見ていて面白いです。

そんなわけで、となり近所の子供名前はだいたい把握してます。逆に、近所の子供たちからみれば「○○君のお父さん」で認識されています。

日曜日は近所の子供たちに交じって、田んぼの観察。まぁ~普通に田んぼを見ていれば、アメンボがいて、カエルがいて・・・。「あれ な~に」と言われて、分からない生物が。よく見ると、水中には3-5mm程度の生き物が沢山うごめいていました。


早速捕獲!!!!!!!!!

お玉の上の方に何かいるのが分かりますか?

豊年エビというらしい。
詳しくはウィキペディアをご参照ください。

米どころ新潟の田んぼでは見なかった???
いや気が付かなかった?

子供の目線って面白いです。
大人には当たり前と思っていることでも、子供にとっては世界が違う。

子供たちはおもちゃのお玉で豊年エビをとるのに夢中でした。
うちの子は、田んぼに足をとられて大泣き(^^;

この時期田んぼで遊ぶ方は、水路に水が多いこと、田植えが終わったばかりの稲は倒れやすことから、ご注意下さい。



2013年6月30日日曜日

第2回呼吸療法セミナー終了 次回は9月

医療ネタです。

昨日土曜日は県内の呼吸療法認定士会が主催する第2回 呼吸療法セミナーが終了しました。
過去のブログにも書きましたが、昔は参加する側だったのですが、現在はご縁があり「運営する側」で携わっています。

第2回の呼吸療法セミナーはARDSに関連する内容が2講義。循環器系のケアに関係する内容が1講義。呼吸リハビリに関係する内容が1講義。参加者は約100名ほど。

私は妻が待機当番だったこと、私用があったことから半日で退席させてもらいました。う~ん 午後の講義も聴きたかった。

次回は9月に第3回 呼吸療法セミナーが予定されています。9月の内容は「実技」です。申し込みは会員限定となっており、実技のため定員が制限されます。会員の皆様には事前に申し込み開始日時をお知らせすることになります。内容は呼吸リハビリとNPPV・排痰補助装置の体験。

私はNPPV・排痰補助装置側を担当します。内容の詳細はちょっと考えます。

あっちなみに私は1日セミナーのところを半日で退席したので、例の25点はもらえません(^^; 

2013年6月28日金曜日

排痰補助装置に時間超過アラームを付けて欲しい

医療ネタです。

最近夕方になると、銭形平次の主題歌を歌いたくなる管理人です。♪男だったら一つにかける~
♪ この歌い出しか歌詞をしらないのですが・・・。昔祖母がみていた時代劇でした。

一昔前まで排痰補助装置の主流は「カフアシスト」しかなく、まさに「一つにかける」状態でした。現在は4社4機種でており、カフアシスト、パルサー、コンフォートカフ、ミニペガソ。パルサーとミニペガソは飛びそうな名前ですね。今夏期待していた、E70(彼だけネーミングが違う)は延期になったそうですし・・・。

カフアシスト以外はデジタル制御の機器となっています。そんなデジタル制御だからこそ、新しく安全機能を追加して欲しい。 それは「時間超過アラーム」。排痰補助装置を使用された経験のないの方には、何のこっちゃ?と思われそうです。

通常 排痰補助装置は「吸って~ 吐いて~」を5回ほど繰り返します。やりすぎると、過換気をさせる可能性があることから、この5回程度が重要です。在宅では主に家族が操作することから、私は「吸って~吐いて~1回」と数えてもらえるように導入説明をします。排痰補助装置は、人工呼吸器の代わりにはなりません。万が一にも付けっぱなしは危険です。

そこで、「時間超過アラーム」 医療者側で時間設定。たとえば3分以上連続動作している場合には、アラームを鳴らす!!など。もちろん、このアラームは設定でON/OFFができると良いと思います。

現在 排痰補助装置は在宅医療でのみ、限定的に保険適応となっています。将来 院内で排痰補助装置を保険点数化させるためには、搭載しておいた方が安全なアラーム機能かと思います。だって、院内の方が不特定多数の医療者が操作します。

メーカの皆様 ご検討 よろしくお願いいたします。

2013年6月27日木曜日

アナログ回帰「ほぼ日手帳」の導入

独り言です。

はぁ~この生活リズムから脱却せねば。
21時過ぎに子供を寝かる → 自分も一緒に寝落ちるzzz → 深夜に子供からの一撃(蹴り、パンチ)で起きる

今晩はせっかく目が覚めたので、深夜電力時間帯で洗濯機を回しています(^^;

さて脱却したいことがもう一つ。自分のToDoリスト管理です。ここ数年はGoogleカレンダーの「ToDoリスト」機能を使用していたのですが、なんだかしっくりこない。このしっくりこない感じがなんなのか分からないまま、ToDOリストの未処理が増えていきました。うまく業務をまわせていないのも原因かと思いますが、新しい文化を混ぜてみようと思い「手帳」を導入しました。

もともと手帳は使っていたのですが、カレンダー機能をIT化させたことで手帳への依存度が減り、手帳そのももを持ち歩かなくなりました。

今回導入した手帳は「ほぼ日手帳」 
http://www.1101.com/store/techo/

いろいろ探したのですが、今回はほぼ日手帳で行きます。一番気に入っているのは、広げた時に180度しっかり開くこと。糸かがり製本というらしい。

ほぼ日手帳を使い始めて数週間ですが、面白いです。ToDoリスト管理だけでなく、自分がふと気になったことなんかも書き込んでいます。後で見直した時に、ゆっくり考えることも増えました。(たぶん)
アナログの面白さだと思います。

2013年6月24日月曜日

慢性呼吸不全への長期NPPVの落とし穴!?

医療ネタです。

ブログの更新頻度は低迷し、さらに臨床ネタが減っている!?訪問看護師さんやメーカ担当者と世間話をする度に、こりゃ~ネタにしなければと思うことが多々あります。

そんな中「慢性呼吸不全の患者さんへNPPVを出しっぱなしはイケません」的な内容をひとつ。

NPPVの爆発的な普及につれて、在宅医療でもNPPVを使用する患者さんが増えています。問題は、出しっぱなしになっていないか?ということ。1年時間が経過すれば、1年歳をとります。NPPVの設定だって変更が必要になっているかもしれません。

NPPVを上手に使用して、ここ数年は増悪をしていない患者さん。現在は当院の理学療法士が訪問リハビリに入っています。院内カンファレンスでBossから夜間就寝時のSpO2測定の指示が出ました。                     
 左図はパルスオキシメータを使用した就寝時のSpO2測定です。赤が酸素飽和度、青が脈拍。この方は夜間就寝時NPPVを使用しています。

NPPVを使用しているにも関わらず、酸素飽和度が低下。酸素が足りなくなるので、心臓が頑張って脈拍数が増加する。
赤線と青線がノコギリの刃のようにギザギザしている箇所があります。

今回のケースでは、NPPVに酸素療法を併用する作戦が選択となりました。
NPPVの圧力を上げるという選択肢もあるのですが、今回の場合は素直に酸素を混ぜます。

この作戦には続きがあります。すでに酸素療法の併用は開始しており、次の段階では効果の確認必要です。近々 もう1度夜間就寝時のSpO2測定を行います。

と、このように慢性呼吸不全でNPPVを使用して、症状が安定している方の場合でも、SpO2測定や血液ガス測定、NPPV本体の内部データを確認が必要です。どこかに落とし穴あるかもしれません。



    

人の子の成長は早くみえる

週末なので子供ネタです。

日曜日は友人宅へ家族全員で駆け込みました。この集まりは、以前 通っていた保育園の集まりで、3家族が集まりました。

土曜日の夜に一人で保育園の卒園記念DVDを見直して、子供たち幼少期(今も十分幼少ですが・・・)を見ました。そんなちびっ子風景を見てから、会ったので・・・ 大きくなった!!

うちの子も「大きくなった」と言われたのですが、いやぁ~ 人の子の成長は早い!!

と、言うことは・・・その分 親の我々は「歳」をとったのだOrz

またみんなで集まることを楽しみにしています。

2013年6月20日木曜日

他人の子供を叱るということ

子供ネタをひとつ。

次男は体調不良で我が家のルールで外出禁止令。でも、元気モリモリな長男は外で遊びたい(^_^;)
ちょっと離れた自然史博物館とやらに行きました。この博物館には恐竜の模型もあり、大人が入場しても十分に楽しめます。

もともと長男が「恐竜がみたい」ということで行った博物館でしたが、ぐる~と一回りして終了。あとは、室外の遊具で遊ぶことに。少し小さめの遊具でしたが、長男からすると十分に楽しい公園です。

そんな小さな公園でのできごとです。プラスチックで天井が覆われた滑り台がありました。長男が滑り台を滑り降りてくると、2人の男の子が滑り台をぎ下から上って行きました。遠巻きで見ていた私も、さすがにこれは危ないと思い、滑り台のところに。案の定 上から降りてきたうちの子と、下から上って行った子供でギュウギュウ状態。上って行った2人の方が、体格的には少し大きい感じ。
「滑り台をしたから上ると怪我するよ」というと、意外な反応が
「なんで知らない人から怒られないといけないの」

おぉ~そうきたか。
別に怒ったトーンで話をしたわけではないのですが。

「上から滑ってきた人とぶつかると、みんな怪我をするよ」(確かこんなないよう)
「いいんだよ怪我したって。痛くないもん」

いや、うちの子が怪我すると困るんですが・・・。

と、いうやり取りがあり。
明らかに面白くなさそうな、2人。
うちの子も困った顔をするので、一度場所を変えようとした時に、2人の親と思われる男性の声が。
私の対応をみていたのでしょうか。2人とも滑り台を下から上がったことに怒られたと思われます。

自分も幼少期は滑り台を下から上りました。みなさんもされたのではないでしょうか。でも、それは上から滑ってくる子がいないことが前提でした。こんなルールは誰が教えてくれたのか。

他人の子供を叱るというのは勇気がいります。
自分は昔 他の親から叱られた記憶があります。何で怒られたかは覚えていないのですが、誰に怒られたかは覚えています。

自分の子供が怪我をしないように、また他人に怪我をさせないようにするために、最低限の「叱り」は必要なのかな・・・と思いました。そんな事を思っていながらも、最近屁理屈を言う長男の言動にイラ(ー_ー)!!とすることが増えた管理人でした。
 

2013年6月19日水曜日

在宅医療でNPPVのマスクを自費で購入させている業者さんがいる件

医療ネタです。

在宅人工呼吸療法に従事していると、訪問看護ステーションのスタッフや保健師さんから色々な質問がきます。私の担当する患者さんでないことも多くあります。万屋状態なのですが、全然かまいません。将来、うちの業務に関係することに繋がる可能性もあるからです。

先日ご相談頂いた件。NPPV使用中の患者さんでマスクが自費になるのでしょうか?との質問。どうやら、2個目から自費で購入しているケースがあるようでした。

色々なケースがあるかと思いますが、基本的にはNPPVのマスクは「療養上必要な回路部品その他付属品」に 該当すると考えます。

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C164 人工呼吸器加算
在宅人工呼吸を行っている入院中の患者以外の患者に対して、人工呼吸器を使用 した場合に、いずれかを第1款の所定点数に加算する。療養上必要な回路部品その他付属品(療養上必要なバッテリー及び手動式肺人工蘇生器等を含む。)は当該所定点数に含まれ、別に算定できない 。

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NPPVで使用するマスクがなければ「療養」できないですよね。そのため、基本的には患者さんには無償で提供されるべき代物だと考えています。無償といっても、NPPVであれば医療保険6480点=64800円の中に含まれるため、自分で負担していることになります。3割負担であれば、19440円の中に、呼吸器本体のレンタル代金、療養上必要な回路部品その他付属品が含まれます。

なぜ「基本的」と書いたかといいますと、各メーカで取り扱っているマスクの種類が異なります。そのため、メーカが取り扱っていないマスクを担当者に依頼しても無理があります。さらに、このマスクの単価が高いのです。そのため、1カ月に3~4個も交換となると、メーカ側が赤字になってしまいます。このあたりの線引きが難しい。


通常24時間NPPVを使用するほど呼吸器へ依存度が高い場合には、数種類のマスクを使い分けていることが多いはずです。
CPAP療法で1日4~8時間マスクを使用される患者さんの場合、1個のマスクで6~12カ月ほど長持ちします。もちろん使用する環境やお手入れの具合にもよりますが。



2013年6月18日火曜日

地味なトラブル CFカードが入らない

医療ネタです。

妻は先ほど術後の患者さんに血液浄化療法をするらしく、ICUからの緊急連絡で出勤していきました(^^; 帰ってくるのは朝かな? 

パソコンがダウンしている間にネタは沢山集まっています。溜まっているネタではなく、月曜日院内で発生した地味なトラブルをご紹介。

当院の心電計はPCカードアダプタにCFカードを差し込みデータを外部出力しています。外部出力したデータを電子カルテに取り込むのですが、この作業は看護師さんが対応してくれています。
で、看護師さんからはカードリーダーや、PCカードアダプタが使えないとこと。

 まずCFカードですが、一部の孔がつぶれかけています。今後トラブルのもとになるので、CFカードは新品交換。









 CFカードの孔がつぶれていると言うことは、PCカードアダプタも怪しい。修理作業に必要なアイテムは、18~22Gの針。今回は、プリンターにインクを追加するのに使用しているインク専用針を使用しました。
       
 やはり、突起が曲がっていました。この曲がりを針を使って直すわけです。
見た目、、、とても地味な作業です(^^;
修理完了。
同様にカードリーダー側も修理。