2006年8月30日水曜日

セミナー : 電気メス

先週末に医療安全セミナーが開催されました。
講師に以前勤務していた病院の恩師が講師とのことで、
張り切って出席しました。

セミナーの内容は、電気メスに関係する内容でした。

今は、在宅医療中心の診療所に勤務しているので、
電気メスに関して直接の関係はないのですが。やはり、気になるところです。

また、機会があれば手術室業務もいいかなぁ~ と最近はちょっと思っています。
 
補足説明
 私が手術室関係から抜けてからしばらく時間が経過しているので、
 今現在はもっと多くの業務があるかと思われます。

 業務拡張をしたい技士さんには、手術室は宝の山です。
 臨床工学技士の業務拡張のメリットだけではなく、医師や看護師に
 とっても臨床工学技士の手術室業務への参加は、大きなメリットだと思います。
 
 臨床工学技士を目指す学生さん。
 施設見学の際に手術室への業務支援を行っているME室を見学する
 機会があれば、是非 見学して下さい。
 手術室での業務は、人工心肺を代表とする循環器系だけではなく、
 内視鏡やレーザなど幅広い業務がありますよ。


電気メス(通称:でんメス)は、手術機器の中でも 
使用頻度が高い医療機器の一つです。
開腹手術においては、ほぼ100% 使用しているのではないでしょうか?

そんな「電気メス」の安全対策に関係するセミナーでした。

ちょっと内容を かいつまんで書きます。

 電気メスというと、対極板が重要になります。
 対極板の装着確認は、複数人で行ってください。
 最近の電気メス本体は、賢いものが多く 
 対極板がはがれてくるとアラーム等で教えてくれるもののあります。
 
 電気メスでのトラブルの多くは、この対極板に由来するものです。

 
 それと・・・ ディスポーザブルタイプのアクティブ電極を使用している施設。
 
 補足 アクティブ電極
 電気メスの本体と接続して、電気を流すケーブル。
 術野(じゅつや)の先生が手に持っている部分の名称。


 ディポーザブル製品の再滅菌使用はやめましょう。
 確かに洗えば綺麗なんです、滅菌すれば清潔かもしれません。
 でも、内部の線は 破損していても気付きにくいものです。

 私が勤務していたころ、ちょうど 私も手術室に入っていたのですが
 電気メス本体付近が突然明るくなりました。
 一瞬の出来事でしたが・・・ 新人だった私にもその現象が
 異常であることは直ぐに分かりました。
 
 アクティブ電極の本体に差し込む部分が劣化して、発火したのです。
 直ぐに電気メス本体・アクティブ電極を交換しました。

 外見は綺麗、滅菌もされている・・・ だけど、もともとディスポーザブル製品です。

 みなさんの施設はどうでしょうか?
 あっ と思った人は、明日 技士さんをつかまえてください。

余 談
 みなさんは、なんで「電気」で「切る」ことができるかご存知ですか?
 実際には、細胞レベルで考えると決して「切」ってはいないのです。
 電気メスの根本的な原理は「ジュール熱」の作用によるものです。

 だから、「電気メス」と言うよりは、「電気 細胞蒸発・凝固装置」とでも表現した方が
 適切なのかな?
 Bolgで「電気メス」の原理を説明しても仕方がないので・・・。
 興味のある方は、教科書や他のHPを参照してください。

2006年8月29日火曜日

介護タクシーに撃沈・・・

在宅医療に携わるようになって、
レスパイト入院に付き添う機会が増えました。
と、言っても 私が付き添うのは人工呼吸器に
関連がある場合のみなのですが・・・。

「在宅医療」の世界を知るまでは院内の患者様のことが中心で、
患者様の移動(転院・転出)に関しては、知りませんでした。
呼吸器に関連した転院時は酸素残量等の計算があるので、
関与していました。

病院から病院への患者様の移動の方法は、
大きく分けて4つに分類できるかと思います。
・患者様ご自身が家族と一緒に行く
・患者様ご自身がタクシー・介護タクシーを予約
・病院が所有する車両での移動(院内救急車)
・公共機関の救急車を呼ぶ

いずれにせよ、院内であればソーシャルワーカーさんが
関与してくれることが多いのではないでしょうか。

では、在宅では?

基本的には、ご家族の実費にて介護タクシーを使用することが
多いようです。
緊急時は、もちろん救急車を使用しますが。

何社かの介護タクシーに乗りましたが、けっこう冷や汗をかくことがあります。

・2人で来る約束だったが、1人しかこない。
 ストレッチャーで段差を移動する関係で、2名で来てくれるはずだったのに・・・
 1人しかこない・・・
 「あっ もう一人は 少し遅れてきますので」
 遅れ来たら、意味無いじゃん!!

・ケーブルやコードの上をまたぐ
 在宅では、ご自宅の中に人工呼吸器やら吸引機やら、酸素濃縮器やらが
 設置してあります。
 で、これらのケーブル・コードがあるわけですが・・・。
 「跨ぐ(またぐ)」人がいるのです。
 頼むから、やめてくれ~。

・交通ルートの確認を医療スタッフとしない
 ご自宅から病院までのルートを付き添いのスタッフと確認しない
 ドライバーが多いのです。
 流石は元タクシードライバー 裏道抜け道はお手の物!!って
 そんなんじゃダメです。

 乗っているお客様は「患者様」です。病気を持っているから、入院するんです。
 あんまり、細いルートを走って車が左右に揺れるのは困るのです。

・病院玄関で、ストレッチャーからの移動を促される!!
  これが一番困ったことだったのですが、到着した病院の玄関で
  ストレッチャーからの移動を促されたんです。
  「すいませんが、ここで 病院さんのストレッチャーに移動してもらえますか?」
  「えっ? 病室まで行ってもらえないですか?」
  「病室まで行くと、時間がかかりお金が加算されてしまいますので・・・」
  
  お金の話をされると、介護タクシー実費はご家族が出しているので
  私はなんとも言えません。

  ただ、患者様からしてみれば、玄関でストレッチャーからストレッチャーに移動しても
  もう1度病室でベットへの移動があるわけです。
  移動する回数は少ないほうが楽に決まっています。
  このタクシー会社には、参りました。

 こんな感じで、レスパイト付き添いの時はドキドキしています。
 今日はどの会社かなぁ~ って感じです。

最近は、少し慣れたので どこのタクシー会社でもOK!! って感じです。

2006年8月28日月曜日

スーパーの買い物カートに一言

今回も医療とは関係ありません。あしからず。

うちの近所にある大型ショッピングセンターには、
週2回以上はお世話になっています。
最近は郊外型大型店舗が流行りで、
買い物時には買い物カートを使用します。

みなさんも使っているでしょ。

このカート 保守点検がされてないんだなぁ。
最近の確立だと1/2の確立で変な買い物カートに当たります。
どのように変かといいますと、真っ直ぐ進まないのです。

カートを真っ直ぐ押すと、右に曲がっていくものや左に曲がっていくもの・・・
なんじゃこりゃ~!!

病院内の車椅子は、その安全性も病院の管理下にあります。
��当たり前ですが・・・
買い物カートも、お店側でしっかり管理して欲しいものです。
��車椅子と買い物カートを比較することはナンセンスですが・・・。)

この前のキャンプの買出し時に使用した大型カートは
本年度最悪カートNo1です。
一人で買出しに行って、大型カートにビール2箱のせ、移動を始めると
右に回転を始めるのです!!

と、いうことは・・・ このカートを真っ直ぐ直進させるには、
手元の力の方向を右手側にしっかりと加重する必要がありました。

一人で右手だけに力をかけて、奮闘していました。

あぁ~ また、クダラナイことを書いてしまいました。すみません。

カートも やっぱり 保守管理が必要です。


2006年8月27日日曜日

「やさしさ」ライセンス

今回は、医療とは関係ありません。あしからず。
 
昔スキー場でアルバイトをしていた頃、
��人の先輩がみんなに言っていた言葉「やさしさライセンス」。

 「○○はさぁ~ 『やさしさライセンス』が足りないんだよ」
 このように、一人ひとりにサービスの大切さを話していました。

『優しさ』に『ライセンス』があるのかどうかは、不明ですが・・・
不思議な響きを持った言葉だったと覚えています。


先日 買い物に行き レジで並んでいる時のことです。
私は夫婦で買い物に行ったので、並んでいるレジで世間話をしていました。

「○○さん、すごいねぇ~。それだけの日程で組めば、
 東京で十分遊んでこれるでしょ。」
「体力あるよね。って、言うか 『見たい』という執念かもね」
「怖いなぁ~ それ。」

「怖いななぁ~」と言うフレーズに、前に並んでいた方がチラッと振り向きました。
私はエッ?何?と思ったのですが・・・
 
ハッとしました。顔に火傷の熱傷が一部に残っていたのです。

私達が話をしていた会話の内容よりも
「怖いなぁ~」というフレーズに反応したのかもしれません。

あまりに一瞬だったため、その後 どうすることも出来なかったのですが・・・。


私もまだまだ『やさしさライセンス』が足りません。

2006年8月25日金曜日

コラム作成

今回は臨床とは関係ありません。あしからず。
ホームページで作成したままになっていた・・・「コラム」始めました。

基本的には、blogで記載した内容をちょっと書き加えています。
興味のある人は、どうぞ ご覧下さい。

今まで40個程blogを書きました。
で、みなさんが 
どんな内容に興味を持つのかなぁ~と参照数とかを見てました。
��画面からは、「参照数」:読んでいる人の数は見えません。) 

以前書いた「ゴキブリ」ネタなんて、読む人いないだろうって思っていたら、
結構読んでいる人がいるんです。

くだらないことも多いですが、
少しは「あっ」「おっ」とか、思ってくれる内容があれば良いかと思ってます。

医療や臨床に関係ないことには、文章の始めに
「~関係ありません。あしからず。」を付けています。

医療系のblogのみ読みたい方は、どうぞ参考にして下さい。

コラムは不定期ですが、記述したいと思っています。

レスパイトの準備

昨夜は途中まで書いて寝てしまいました・・・。

一昨日は、レスパイトに付き添い病室まで伺いました。
病院内で勤務している方は興味がありませんか? 
どんなことを準備しているのか?

「この準備が完璧!!」とは、言えませんが 何かの参考になればと思います。

レスパイトは、基本的には計画入院です。
基幹病院と診療所(在宅支援診療所)・訪問看護ステーションがレスパイト日程を
把握して いる必要が当然あります。

診療所からは「診療情報提供書」。
訪問看護ステーションからは「看護サマリー」がそれぞれ基幹病院へ対して
情報提供されます。

今回は、人工呼吸器を使用しているので私の方から基幹病院の技士さんへ
「呼吸器使用サマリー」を作成しました。

この呼吸器使用サマリーは、私の中では初の試みでした。
透析関係に携わる方だと、設定や使用ダイアライザーなどが記載された
「透析サマリー」を作成するかと思います。今回は、人工呼吸器版です。

医師の診療情報提供書には、人工呼吸器の詳細な設定が
記載されていないことが多いのです。
大まかな設定は記載してありますが、人工呼吸器の種別により
若干の違いがあります。
トリガー方法の違いやPSVのライズタイム・ターミネーション感度などなど。
技士さん向けのサマリーには、人工呼吸器名称・設定モードや
最近の血液ガス結果等を記載しました。

呼吸器の種類の違いによる呼吸器設定の微調整は、
技士さんの腕の見せ所ではないでしょうか?
 
こちらの基幹病院の技士さんとは面識があるのと、
その方が呼吸器に関してとても熟知している方なのでこちらも安心です。
��と言いますか・・・ 色々ご指導いただいている大先輩なので、頭が上がりません・・・)

このように患者情報を共有するためには、紙ベースの書類も有効かと思います。
 
さて実際の準備ですが、人工呼吸器を使用していることで
・移動中の電源系統の確認
・バック・バルブ・マスク
・吸引機
・パルスオキシメータ
 この4つは、必須となります。
 
補 足
今回は酸素濃度コントロールが必要ではないため、
酸素ボンベは準備しませんでした。
 酸素ボンベが必要な場合は、必要酸素量を計算する必要があります。


ご自宅から病院までは、ご家族の実費で介護タクシーの使用となります。
この介護タクシーが、問題でして・・・価格と質に差があるのです。
値段もびっくりですが、「質」の差にもびっくりです。
介護タクシーに関しては、後日改めて書きます。
 
願わくは、車内に一般電源があり、看護師が同乗している
介護タクシーが最高ですが、値段が高いのです。
こればかりは、一概に私から指定することはできません。

今回は、車椅子での移動で車内には一般電源なし。
人工呼吸器はバッテリー駆動で6時間OK。
吸引機もバッテリー搭載機種なので問題なし。

こんな感じで準備を行いました。
 
移動中は特にトラブルもなく。  あっては困るのですが・・・。
病室まで一緒に伺い、院内呼吸器の設定と使用までを
確認して任務完了です。

基幹病院の技士さんからも、呼吸器使用サマリーに関しては好評でした。
 
とりあえず一安心です。
来週は、レスパイト退院予定です。

伺いますよ~ 病棟まで。
フル充電した呼吸器を持ってね。

この様にスムーズに行くレスパイトは非常に楽です。
もちろん 患者様にも負担が少なくて済みますしね。

2006年8月23日水曜日

レスパイトに付き添う

夏バテってこんな感じなのだろう・・・きっと。
本来「夏バテ」の覚えがない私ですが、少し 夏バテしました。

しか~し、そんな夏バテなんて言っていられません。
今日は、患者様のレスパイトです。
一緒に病院まで伺いますよ~。

補足説明 レスパイト(respite)
「障害者をもつ親・家族を一時的に、一定の期間、その障害者の介護から
解放することによって、日頃の心身の疲れを回復し、一息つけるようにする援助。」



朝からしっかり、コーヒーを飲んで気合を入れました。

補足 「コーヒーを飲んで気合」
 筆者は大のコーヒー好きです。
 自分はコーヒーが無いと、体内代謝が止まるのではないかとまで感じています。


在宅医療が推進される中、レスパイトには様々方法があるかと思います。

今回 私が関係するレスパイトは、ALSにて在宅療養されている方です。
人工呼吸器を使用したまの移動となります。

今日は、ご自宅から病院までの介護タクシーでの移動に同伴しました。

人工呼吸器を使用したままでの移動には、多くの危険を伴います。
事前準備は当然必要です。(事前準備に関しては、また日を改めて書きますね。)

今回はご本人・ご家族の希望で、
私が介護タクシーに同乗することになりました。

本来は、看護ステーションのスタッフが同乗していくことが普通かと思います。

しかし、今回は人工呼吸器を使用していること。
     ご家族が同乗するので、吸引は家族が可能であること。
     基幹病院内で、院内人工呼吸器への引継ぎがあること。

これらの要素から、私が同乗することになりました。

介護タクシーでの移動はスムーズで、基幹病院での受け入れも準備万全でした。
基幹病院だから「当たり前」と言ってしまえば、それまでですが・・・
当たり前のことを当たり前にできる環境・スタッフには、脱帽でした。

特にあの雰囲気。
みんな笑顔なんです。日常業務を行いながら、患者様やご家族に笑顔で話しかける。
それでいて、業務は早い、再確認(二重チェック)をしている。

あぁ~ やっぱり基幹病院です。

基幹病院の技士さんには「呼吸器使用サマリー」を渡し、
院内呼吸器への引継ぎを行い、今回の任務は終了です。

今回のレスパイとは順調に行きました。ちょっと順調すぎたかな?

レスパイトの退院は来週の予定です。

2006年8月22日火曜日

ブログ40発目 呼吸器のバージョンアップ

診療所なのに、当院は人工呼吸器を2台所有しています。
この2台は、在宅人工呼吸管理に使用しています。

この2台、アイ・○○・アイのレジェンド○○。
けっして、焼酎の名前ではありません。

この呼吸器は在宅向けとしては、よく出来ています。

販売前から、日本語表示が可能になりるとの話を聞いていました。

個人的には
 えっ いいよ~ 別に日本語表示に出来なくても・・・
 だって、見ずらいもん!!


でも、内部ソフトのバージョンアップを兼ねているので
しないわけにもいかず・・・。

一部のエラーメッセージが「???」で表示される現象があり。
内部ソフトのバージョンアップは必須でした。

今日 メーカさんが代替器を持ってきました。
この代替器は、すでにバージョンアップが終わっています。

早速、日本語表示を見てみる。

 どんな感じに表示されるのかなぁ~~~。
 
 あぁ~~~ やっぱり~~ 見ずらい~~~。
 
 この「見えにく」さをどうやって表現すればいいんだろう?
 語学のセンスが無い、私には表現できなそうです。

あっ そうか、写真に載せればいいんだね。
明日 撮れたら撮ってきます。

人工呼吸療法に携わる人は 是非 略語表示を覚えてください。
臨床の現場でも、設定などは略語で会話されていますよね。

「酸素濃度を30%まで下げて」程度なら、まだいいですが・・・

「設定は同期型間欠式強制換気 呼気終末陽圧は7cmH2Oで 
 圧支持換気は15cmH2O」
なんて、看護記録に毎回書いていたら大変です。

 Mode:SIMV  PEEP:7  PSV:15

なんでも日本語にすることは大変です。
慣れることから始めましょう!!

 


2006年8月21日月曜日

LEARNのアプローチ

今週末は久しぶりに ゆっくりと過ごすことができました。

ゆっくりできたので、溜まっていた学会誌をまとめ読みを
しました。
そんな中で気になったKeyWordが「LEARNのアプローチ」でした。

ちょっと書きます。

LEARNのアプローチは、BerlinとFowkesの提唱した
医療民俗学的方法論だそうです。

一部を抜粋させてもらうと

「異なった文化背景をもつ医師と患者の間で行う共同作業で
ある患者教育に適した方法である」

とのことです。

私たち医療従事者は、医療の観点から患者様に
正しいことを伝えようとします。
しかし、患者様にとっては、必ずしもその内容が
すぐに受け入れやすいことではないということだと思います。

ヘビースモーカーの患者様に禁煙を勧めるにはどうしますか?
と、いった時には「異なった文化背景」と言えるのではないでしょうか。

LEARNのアプローチ
 Listen 傾聴すること
 Explain 説明する
 Acknowledge 疑問をあきらかにする
 Recommend 進める
 Negotiate 折り合いをつける

気になった人は、調べてみてね。




 

今日の出来事 ショートストリー

臨床とは関係ありません。あしからず。

毎週末は、まとめての買出しです。
夫婦で 今日も近所のショッピングセンターへ行きました。

部屋に花がほしいとのことで、花コーナーへ行くと。

「この白い花 良くない」
「いいんじゃない。きれいだし。どこに置くの?」
「テレビの横に置く。持ってね。」

と、持ってみると 小さなタグが花には付いていました。

なんだ?
えっ

頭の良くなる花(カランコエ) って・・・。

オレの為か???

��~~ 終 ~~~





2006年8月19日土曜日

タクシーの運転手さんに怒られた・・・

今日は妻の帰りが遅く・・・
なにやら、トラブル続きのようで・・・。

��1時過ぎに病院まで迎えに行きました。

で、車を止めて 停車していると・・・
タクシーの運転手さんが、窓を叩くではないですか。

「ここタクシー専用だから うごかして」
「えっ でも、何も書いてないですよね。」
「このヤロー。何も書いてなくたって、契約してるんだよ」
「あっ すいません。」

停車していて 「このヤロー」って言われちゃいました。

別にいいんですけど・・・
ただ、会社の看板出して営業をしているのですから、
もう少し違う言い方があるのでは?

少なくとも、私は そのタクシー会社は 使いたいとは思わないです。
いい評判は1人にしか伝わらない。
悪い評判は10人に伝わるものです。

病院や診療所でもそうだと思います。
スタッフ教育は、大切ですよね。


NPPV勉強会 in以前勤務していた病院

以前 勤務していた病院のスタッフから「NPPV勉強会依頼」が来ました。
って、昨夜 blogにも書いたのですが。

補足説明 : NPPV 非侵襲的陽圧換気療法 
      従来 呼吸不全には送管し、人工呼吸器管理が主体でした。
      現在は送管を行わない、マスクを使った換気方法があります。

      全ての症例でNPPVとはいきませんが、
      送管を回避すべく方法として全国の病院で積極的?に行われています。 


昨夜は
 良い子な自分「午前中で急に訪問予定が入ったらどうするだい?」
 悪い子な自分「平気さ~。その確率は低いさ~」

なんて、考えていたら 本当に訪問予定が入りました。
やられた・・・。
しかし、この訪問は来週に控えたレスパイト入院の段取りなので、行かねば。
段取り7分 仕事3分 でしたっけ?
事前の打ち合わせができていれば、実際に仕事する量は少なくて済む。
無駄な事をしなくて済む。
個人的は、段取り8分 仕事2分になるように、事前打ち合わせに力を入れています。

話が脱線してしまいました。
元の話に戻ります。

勉強会は、呼吸ケアカンファレンスの一環で定期的に開催しているみたいです。
依頼の内容は「NPPVの概要と各スタッフの携わり方」時間は30分間。

��0分で話せる内容は限られてきます。
スライドを沢山作っても、伝わらなければ意味がない。
えっ昨夜 早く寝たんでしょ って・・・。すみません。寝ました。

メインテーマには、慢性期疾患へのNPPV導入を置き、
最近のガイドラインの中から一部を抜粋しました。
あっ あと、メーカさんから頂いた資料も入れました。

各職種別の注目すべきポイントも、記載しました。
NPPVガイドライン(日本呼吸器学会NPPVガイドライン作成委員会)は、
いいと思いますよ。値段もそう高くないし。
是非 ご参照下さい。


現在では、どの病院も呼吸ケアに関するチームが続々と誕生し活躍しています。

今回お邪魔した病院でも、呼吸ケアチームは活躍していました。
ただ、そのチームの中に臨床工学技士がいなかったのが残念です。

透析ばかりじゃなくて、病棟関係もやって欲しいなぁ~ 。


ここから下は独り言です。

それにしても、COPDの慢性期へのNPPV導入は大変です。
COPD急性増悪に対しては、NPPVのエビデンスは高評価なのになぁ。

やっぱり、COPDは疾患の特徴からNPPVで空気を押すよりは、
胸郭から圧を加えて呼気介助を主体とした別なモノがいいんじゃないかなぁ~。

アイ・エム・○○が販売しているRT-○ みたいなもので、慢性期COPDを
やるとどうかなぁ~。
あっ でも、この機械レンタル料が高いから、在宅は無理だ・・・。



補足説明 COPD 慢性閉塞性肺疾患
     
 上述では「COPDの慢性期」と記述しましたが、これだと「慢性閉塞性肺疾患の慢性期」?
 だって、COPD自体が慢性期じゃん。と言われそうですが。
 エビデンスに出てくる「COPD急性増悪」に対比して「COPD慢性期」と記述しました。
 本当は、「COPD安定期」なのかなぁ~。
 語学力がなくてすみません。

2006年8月18日金曜日

NPPV勉強会依頼

タイトルは医療系ですが、中身はちょっと違います。
臨床とは関係ありません。あしからず。

スライドが 間に合わない♪ スライドが 間に合わない♪

��ジャスコ お買い物 お買い物♪ お買い物 お買い物♪ に合わせてもう一度)

スライドが 間に合わない♪ スライドが 間に合わない♪

って付き合ってくれた方 ありがとうございます。

以前 勤務していた病院のスタッフから「NPPV勉強会依頼」が来ました。

これには、色々な理由があるのです。
透析ばっかりやってるから・・・ 院内に呼吸器があれば、呼吸器も見るべし!!

個人的にも病院一部のスタッフには大きな借りがあり、お返しをせねばと・・・。

しか~し、明日できることは今日やらない。
って感じで数日が過ぎたら、勉強会は明日の午後です。

スライドが 間に合わない!?
さぁ~ どうするかなぁ~。

 良い子な自分「頑張れ!! 頑張るんだ。スタッフは、君の資料を待っている。」
 悪い子な自分「いいよ~。もう寝ちゃいなよ~。明日の午前があるさ。」
 
 良い子な自分「だめだ。午前中で急に訪問予定が入ったらどうするだい?」
 悪い子な自分「平気さ~。その確率は低いさ~」

 良い子な自分「8割までは完成させるんだ!!」
 悪い子な自分「ひ~ヒッヒ。メーカさんからもらった資料をそのまま使うんだよ~」

 はぁ~ blog書いている場合じゃないよね。

 頑張ります。

 実際の内容は、明日書きますね。

演題募集がやってきた

臨床とは関係ありません。あしからず。

やっぱり学会や研究会は出席するだけではなく、
演題を出さなければ~~~だめじゃ~。
 
自分自身に目標を決めて「年間に1演題は必ず出そう!!」
ここ数年やっています。
 
 
実は、今年は1演題を出したので・・・ 取り合えずは合格!!
と自分で思っていました。
 
しかし、先日「演題募集」私のところに来ました。

ちょとしたご縁で、演題を出すことになりそうです。
��というか、とてもお世話になっているので・・・ 演題を出して少しでも恩返しです。)

ちなみにNPPVに関するものです。
抄録を書いたけど、採用されない・・・なってこともあるかな?
締め切りはまだ、先だから まだ いいよね。


2006年8月17日木曜日

お局様に撃沈・・・

酸素療法ガイドラインを書いている時に、お局様ネタを思い出しました。
ちょっと思い出したので書きます。

以前 勤務していた病院には、お局様がいました。ちなみに看護師さんです。
その方は開院時からいるそうで・・・ 
 
「むかしから、そうなのよ~。少しは変わってきたんだけどね。」が口癖です。

私から見ると
「昔から全然、変わっていないですよね。手技が変更になった記録もないですし。」

こんなことをいつも、思いながら・・・ その人とは仕事をしていました。

何が一番困るか・・・ それは、人工呼吸器関連の統括をしていたからです。
私も入職したばかりで、好き勝手に変更できないし・・・何かする度に、
打ち合わせをしなければいけない。
 
その方は結局、病院機能評価の受審直前に退職していきました。
何が一番困ったか・・・ 関係マニュアルや記録が一切残存していなかったことです。
 
退職時には「関連マニュアル・記録はあります」の一点張りだったのと、
部署がことなることから特に何も言いませんでした。
 
が、しか~し 退職後に分かったことはマニュアル作成も記録もしていなかったこと。

「むかしから、そうなのよ~」と 自分で負の循環を構築しておいて・・・

むかしからいるのは、あなたですからーーーーー!!
そして、最後には何も残らず・・・。

挙句のはてに一部の医師からは、
いい看護婦さんが退職してしまったって言われて・・・。

先生知っていましたか? 
中材業務の一部は不潔だったかもしれないこと・・・
いろんな物品が紛失していたこと。
業務に関する記録が何もされていなかったこと・・・。

そんなアバウトな業務内容に撃沈でした・・・ 

あぁ~ きっとお局様って、その病院に居心地がよくているんだろうなぁ~。
長くいる人が必ずしも優れているとは限らないってことですかね。

自分も そう思われないように頑張ります。
 

酸素療法ガイドラインが届く

呼吸管理学会に行った時に、展示会場の販売エリアに
「酸素療法ガイドライン」が置いてありました。
学会員には、後日届きますとのこと・・・。
忘れていました。今日、届きました。

酸素療法・・・ 
そういえば、自分自身でも十分に説明できないことが多いと実感。

例えば
「酸素加湿に関して、鼻カニュラでは4L/分までは加湿する必要はない」
この酸素加湿の話は、だいぶ一般的になってきましたよね。

どうですか? 理由を説明できますか?

えっ 『鼻カニュラでは4L/分・・・』を知らない・・・。
う~ん まだ全国津々浦々には多くの病院・診療所があるからな~。
昔の教科書や、一部の病院・診療所では まだ加湿しているかもしれませんね。

鼻カニュラ4L以下の患者様って、けっこう多いんじゃないですか?
このようなガイドラインを盾に、院内の現状を打破することも可能ではないでしょうか?

お局様的なスタッフがいると、お局の気分一つで業務が変更になってしまう・・・
そんな業務にウンザリなあなた、早速 ガイドラインを「盾」に戦いましょう。

はっ お局様のことを書いている場合じゃない。ガイドラインだ!!
以前 勤めていた病院では このお局様に散々な目にあいました・・・。
その内容は、あとで書きます。

もとの話に戻ります。
本来 ガイドラインは「矛」だと思います。
保守的な体制をガイドラインの矛で壊してください。
と言うことで、ガイドラインの使い方には注意して下さい。

私は鼻カニュラならば、4L/分以下ならば加湿必要なしと覚えていました。
単純な丸暗記でしたが・・・。
が、このガイドラインには鼻カニュラなら3L/分でもよいと。

ちゃんと理由があるんですね。さすがガイドラインです。

補足:医療学生さんは、気を付けて下さい。
ガイドラインの内容と国家試験の内容が必ずしも
重複するとは限りません。
間違った覚え方をしないように気を付けて下さい。


そのまま書き写してしまうと著作権の問題がありますので、要約して書きます。

酸素療法のおける酸素加湿

鼻カニュラでは3L/分まで、ベンチュリマスクでは酸素流量に関係なく
酸素濃度40%までは酸素加湿する必要はない。


理由
鼻腔を介して、加湿している
��回換気量に含める酸素(投与酸素)の割合が少ない


本当は6項目ありますが・・・ とりあえず2項目。

で、3L/分の理由は
「AARCでは4L/分以下、ATSのCOPDガイドランでは5/分以下に
酸素加湿をあえて行う根拠はない」とのこと。

日本人を対象とした研究では米国のガイドラインをそのまま
当てはめるのには無理があるとのことで、
このガイドラインでは、3L/分にしたそうです。

補足説明
��ARC 米国呼吸療法教会
��TS  米国胸部学会



確かに、日本人は鼻が低いからなぁ~ 
鼻の高いアメリカ人では加湿効率が違うのかなぁ~。

うちの病院っていったい? と思った人は、
教科書ではなく。ガイドラインを見て下さいね。

「酸素療法ガイドライン」 ¥3500円(税別) メディカルレビュー社

えっ 買ったほうがいいか?
う~ん、教育予算費から1冊病院に買ってもらえば 
個人で持たなくても大丈夫だと思います。

新人教育・院内手技が統一されていない病院には、
よいガイドラインだと思いますよ。

院内に一人ぐらいは、呼吸管理学会の会員がいるのではないでしょうか?
もしいたら、まずはその人から「聴くべし」です。


2006年8月16日水曜日

夏休み 終了

今回は、臨床とは関係ありません。あしからず。
今年もあっという間に夏休みが過ぎていきました。

結婚してからは、お盆はどちらかの実家に帰るように
心がけています。

さて、今回の夏休み・・・ ちょっと振り返ってみたいと
思います。

・目玉焼きにオイスターソースが付いてきた。
 帰省する途中で宿泊したホテルですが、
 朝食の目玉焼きにオイスターソースが付いてきました。
 
 Y県の方々は、目玉焼きには
 オイスターソースが主流なのか?

・釣りをしている最中に携帯電話が鳴った
 365日24時間携帯電話はつながりますと豪語して
 出かけた今回の帰省。
 趣味の海釣りをしている最中に携帯電話が鳴りました。

 やばっ 本当に鳴った!!
 この番号は、見たことがないが・・・。

 「もしもし ○○です。」
 「あっ ○○ですか、水道の工事のものですが・・・」

 水道工事の依頼を工務店にしていたので、
 日程調整の電話でした。
 なにぃーーー ドキドキしたーーーー。

・東京大停電
 私自身が東京都内に勤務しているわけではないのですが、
 同級生や知り合いが多数勤務しているのでびっくりしました。

 朝から早速、携帯電話にメールを入れました。
 
 そしらた、お昼頃には大半から返信が来て、大丈夫ですとのこと。
 今のところ今回の停電で医療事故の報道はないようなので、
 一安心です。
 
 んっ?待てよ。君たち勤務中だよね。
 お昼休みに携帯電話のメールを確認しているってことかい?
 いかんなぁ~。院内は基本的には、携帯電話禁止だよ~。

今年の夏休みは、こんな感じで終わりました。
明日から また仕事 頑張ります。


2006年8月12日土曜日

ブログ30発目 夏休み

お仕事をしている皆様、夜勤の看護師さん、来春国家試験に臨む学生さん・・・ 

すみません。一足お先に 夏休みを頂きます。

今年も夏休みは、妻の実家に帰省です。
いつもは、フェリーに車を乗せて行くのですが・・・ 
今年は、行きのチケットが取れませんでした。
と、言うことで・・・ 車で行きますよーーー。

今日 まさにこれから出発です。夜間ETC走行で少しでも経費削減です。
今朝 カーナビを操作したら、「目的地までの走行距離『780Km』」って・・・オイオイ
どこに案内するんだい?

こういった所は融通が利かないんだなぁ~。
通過地点を3箇所ほど設定し、再検索520km う~ん 遠いですな。

と、言うことで 来週半ばには戻ってきます。

そういえば、妻のところでは、呼吸器 エビ○デュラが壊れたとか言ってたな~ 
大丈夫かなぁ?ちゃんと、ME不在時の準備を忘れずにっと。

では、みなさん 良い週末をお過ごし下さい。

2006年8月11日金曜日

ALSとNPPV

今日は、ちょっと臨床のことを書きます。
補足説明は入れないので、一般の方や医療学生さんには、
内容がわからない点があるかも知れませんが・・・ ご了承下さい。

私がいる診療所は、在宅支援診療所の申請を取っています。
で、在宅患者様宅へ往診へ行くわけです。

少し前からALSの患者様のNPPV導入を在宅で行いました。
今回の場合、患者様 ご自身が入院したくないとの強い要望があった
ため、当院へNPPV導入依頼が来ました。

在宅でNPPV導入は、訪問看護ステーションの協力が得られたので
良好に導入することができました。

しかし、ALSの進行が早い・・・
ALSの病態進行は個人差が大きいとは言われていますが、
明らかに早いです。

今回の場合 NPPV導入直後には、呼吸疲労からくる負の連鎖を断ち切れたかと
思っていましたが 甘かったです。

��週間の1度の医師の往診では、進行するALSにNPPVの設定を
合わせきれずにいます。
IPAP値を上げることは可能ですが、本来ALSでは肺のコンプライアンスが
良好なことが多く、安易にIPAP値を上げすぎると分時換気量の増大を
招きます。

今は、訪問看護ステーションと連携をとり、
こまめに私が訪問するようにしています。

弱音を書くつもりじゃないのですが・・・
ALSには、一筋縄では勝負できないようです。








2006年8月10日木曜日

モラル

いつも拝見させて頂いている技士さんのBlogで、
あるサイトが閉鎖?したことが書かれていました。

ここ2週間 引越しに伴い、自宅からのネット接続ができませんでした。
だから、サイト閉鎖?の記述に関して ちょっと嫌な予感がしていました。

人工呼吸器の臨床技術に関して惜しみも無く 提供し続けて
くれていたサイトがありました。
本来 人工呼吸器の設定は、教科書で学ぶものと思われるようですが、
おそらく 基礎を学ぶだけで実際の臨床現場では その知識と経験に
左右される要素が大きいと思うのです。

だって、体重あたりの1回換気量がでたところで、疾患や全身症状を
考慮しなければ 真の設定とは言えないでしょ。

残念ながら、知識と経験を積む方法は、教科書だけでは補えません。

話をもどします。
今日自宅からネットワークに接続したら、サイトが閉鎖されていました。
嫌な予感は的中してしまいました。

サイトが閉鎖した原因は、IDとPASSの流出のようです。

何のためにcloseでLogを取っているのか・・・
誰のために臨床情報を提供しているのか・・・

あのサイトで臨床の勉強をしている技士さんや看護師さんも
多かったはずです。

「モラル」 必要だと思います。


すみません・・・ 思わず書いてしまいました。
��週間分まとめて 閲覧できると思って とても楽しみにしていたので・・・
完全な 独り言です。

臨床工学技士の雇い方

最近 臨床工学技士の新規募集が少しずつ多くなっているそうです。
今まで技士いなかった病院に、新規に臨床工学技士が入職できるということは
良いことだと思います。

院内に1人で入職した技士さん、応援してます!!
って、私も一人なんですけどね・・・。
 
ちょっと前に、学生時代の同級生から電話がありました。

市立の病院に転職したが、技士が自分1人だという。
入職の際に、事務所で「何をしますか?」と言われたらしいのです。

その前に、『病院として何を望んでいるか?』が明確であるべきだと思うのですが・・・。
器械の管理を望むのか?
手術室等での臨床技術支援を望むのか?
呼吸管理等の臨床技術支援を望むのか?
  ・
  ・
  ・
 
一人で出来ないことも当然あります。
 ICUや病棟から沢山の業務依頼がきて、手一杯になることもあるでしょう。
でも、もっと困るのが「何も依頼がこないこと」です。
 
最近のISOや病院機能評価に関連して臨床工学技士の必要性は
説かれているようですが、雇う側の病院の理解が乏しいようです。

サーベイヤー(ISOや機能評価で実際に病院に出向いて評価する評議員)から
「院内には臨床工学技士はいないのですか?」と言った問い合わせを受けて、
新規募集をする病院がチラホラあるようです。
 
この為に、入職時に『何をしますか?』『何ができますか?』と言った
焦点のズレた質問がくるようです。
 
みなさんの病院には、臨床工学技士はいますか?

ちなみに上述した市立病院に転職したS氏は、それならば!!と言うことで
好き勝手に計画を建てているそうです。

とりあえず1人だと、業務拡張をやたらに進めると大変なことになるからね。
応援してます。S氏 いつでも電話下さい。
智慧とアイディアは いつでも 貸します。
貸付なので、ちゃんと将来的には、利子をつけて戻してくださいね。

レセプト体験・・・ 撃沈

病院で勤務している臨床工学技士さんはレセプトと、無縁ですよね。

ひょっとすると、透析関係で管理職についている方はレセプト自体には
目を通すかな。
病院に勤務していた時は、月末から月初めに医療事務スタッフがレセプトで
遅くまで残っているのを横目で見ながら帰宅していたなぁ~。

うちは診療所なので 医療事務さんがレセプトをまとめてくれています。

が、ちょうど事務さんの退職があり、新しい事務さんの入職までの間にレセプトが
きてしまったのです。
私も手伝えるところは手伝おうと思っていましたが・・・。

 全くわからん!!
 山のようになっているレセプトの用紙、白・ピンク・みどり、、、、
 これは何を現しているのだ? 全て同じに見えるけど。


 だいたい、電子カルテを推進しているのだから、
 レセプトだって電子化でよろしく!!って思うわけで。


 補足説明:
  レセプトの電子化提出は方向としては推進する方向らしいですが・・・
  電子上の書式統一や日本の保険制度の複雑さがあり、なかなか進んでいないのが
  現状のようです。
 

 お手伝いできず・・・ 撃沈。すみません お役に立てませんでした。
 
 レセプト 奥が深いですなぁ~。

 
 余談ですが、健康保険証は近々QRコードを持ったものが多くなりますよ。
 すでに一部の社会保険では保険証にQRコードを記載しています。
 このQRコードがあることで、病院受付は新規患者の登録をバーコードで
 読み込むことで登録完了でっす。
 もちろん、電子カルテがQRコードに対応している必要がりますが・・・。

 こんなことを記載していると、本当に臨床工学技士やってるの?
 って思われそうですが・・・。

キャンプ中に病院から電話が来た・・・

今回も内容は、全く臨床業務とは関係ありません。あしからず・・・。

以前勤めていた病院でのできごとです。
 
週末の午後から夫婦で休みが取れました。
なかなか無い事なので、ここぞとばかりに夫婦でキャンプに出かけました。

その時は透析室に所属していたのですが、念のため各病棟の師長にも
不在の件を伝えておきました。
透析室のポケベルは、毎日担当者が必ずいます。

この病院 透析関係がメインの為に人工呼吸器や輸液ポンプに関連する
病棟ME機器を管理する技士がいませんでした。

ちょうど私が入職し「病棟ME機器も技士が管理していく!!」準備時期でした。

病院を出る前に、念のため病棟のME機器数・人工呼吸器のスタンバイ数を
確認してから出発しました。

目的地はちょっと離れたオートキャップ場です。

キャンプ道具一式を車の荷台に押し入れ、買出しをしてキャンプ場着!!
携帯電話の電波は3本!!! すごいな携帯。こんな所でも電波は入るのか・・・。
 
夜は2人でキムチ鍋・・・。
この鍋系が楽なんです。材料を切って切れるだけ。
大人数でやるならバーベキューが楽しいと思いますが、
��人だと食べる肉の種類も限れますし。

で、キャンプを満喫し テントの中で 朝日を眩しく感じながら目覚めるはずが・・・

朝6時に携帯電話が・・・。
病院からの着メロは黒電話のリリーン♪ リリーン♪
 
その着信音を聞いただけで、病院からだとすぐわかるのです。

が~ん なんだ?この時間に病院からって・・・。
透析のポケベル持ちが出なくて、オレに携帯が来たか?
いやそれならば、主任に先に連絡が行くはず・・・。


寝袋から、手を伸ばし
 「はい 」
 「○○病院 当直医の○○です。」

 えっ 当直医からオレに電話か?
 なんだ?呼吸器か?
 「○○さんに使っている人工呼吸器なんですが、
熱いんですよ。大丈夫ですかね~。」

○○さんに使っている呼吸器は・・・ あっ F社のやつだ。
 「大丈夫ですよ先生。それは、もともとタービン方式なので、
本体に若干熱を持ちます。」
 「そうですが、けっこう熱いですよ。」
 「『けっこう』ですか・・・」
 
熱に関しての感じ方は個人差多くあるからなぁ~。
 念のため呼吸器ごと交換した方が、先生も安心するかなぁ~。
 この早朝の時間帯だと、まだ夜勤看護師さんだけだから、
呼吸器の交換をするのは大変だよなぁ~。
 そもそも なんでこの時間帯に呼吸器が熱いって気付いたんだ?
 

 「先生、呼吸器の表示なんですけど、何かエラーは出ていますか?」
 「エラーはでてないよ。アラームは鳴っていないから。」
 「では、そのままで大丈夫です。もうちょとしたら、病院へ伺います。」
 「ありがとう。 じゃ~ このままでね。」
 「先生 電話 このままで 夜勤看護師さんと変わってもらっていいですか?」
 「ちょっと待ってね。」

 「もしもし、○○です。お休みのところすいません。」
 良かった、よく呼吸器を理解している看護師さんだ。
「全然大丈夫ですよ。お気遣いなく。
  で、ところでなんで この時間に呼吸器が熱いって話になったんですか?」
 「それが、別の患者さんで急変があって、送管して人工呼吸管理になったんです。
  で、ひと段落して たまたま先生が病室を一回りして たまたま呼吸器に手をあてたら
『熱いんじゃない』かって?」
 「なるほど・・・ と、言うことは スタンバイにしておいた呼吸器を使用したって
  ことですよね。」
 「そうです。」
 「わかりました。実は、今 キャンプ中でして・・・。
今から病院に行っても1時間は、かかります。
  7時過ぎには着けると思います。何かあれば、携帯へ直接電話下さい。」
 「キャンプの件は、申し送りノートに書いてありました・・・。すいません。」
  
えっ ノートに
  ME○○さん キャンプの為に○日~○日まで不在 とか? 恥ずかしいなぁ~。
 
こうしてオートキャンプ場から、病院へ 顔に墨を付けたまま直行したわけです。
 呼吸器の熱に関しては全く問題なく、先生に説明をして終了です。
 人工呼吸器のスタンバイしていたものを使用していたので、
もう1台 回路を組み使用前点検をしてきました。

 キャンプ中に電話が来て、病院まで行ったのは 今のところこの1回だけです。

フレッツ光 再接続記念4連発

��logってその日の出来事を書くことが多いはずなのですが、
私のblogは その日の出来事とは関係ないことが多いんです。
 
それには訳がありまして・・・ 
ここ2週間ほど、自宅でインターネットが出来なかったんです。
引越したためです。だから、ホームページの更新ができなかったんです。

あっ 関係者の皆様 連絡が遅くなりすみません。住所等を送りますね。

そこで、自宅のパソコンで書き溜めをして ちょこちょこと小出しにしていたんです。
で、どこからアップデートしていたかといいますと・・・。
すみません。朝の職場です。もちろん仕事中は、更新してないですけど・・・。
うちは朝が遅いスタートなので、
朝の職場でメールチェックをしながらデータだけアップデートしてました。
 
しか~し、今朝はBIGLOBE(プロバイダー)は朝からメンテナンスときたもんだ。
ガーン 早く出勤して、更新~~!!  できず。 
しかも、blogにはコメントが入っているではないですか!!
すぐにお返事 載せないと・・・

 
そんな不便なネット環境も今日までです。
 
かなり前に申し込んだのに・・・ ようやく、フレッツ光の工事がやってきました。
工事のお兄さん ちゃっちゃと繋げて下さいね~。
インターネットを使用する生活に慣れていたため、使えなかった約2週間は
不便を感じました。

宿の予約・確認もインターネット。住所変更もインターネット・・・ 
周りからはメールが来るし・・・。
 
今日からまたフレッツ光が復活です。

ちょっと 書き溜めたものがあるで、今朝の分と合わせて4連発で出しちゃいます。
お暇な方は 見てみてください。



2006年8月8日火曜日

キャンプ2006

今回の内容は、全く臨床業務とは関係ありません。あしからず・・・。
 
毎年8月に必ず行っている行事があります。それは、キャンプです。
メンバーは、幼稚園からの幼馴染です。いったい何年付き合っていることやら・・・。
だいたい6~8名くらいで、人里離れた山奥に行きます。

もう何年も続いている、毎年恒例のイベントです。
社会人となった今でも、この夏のイベントだけは欠かせません。
当然、結婚している者いますし、みんな社会人です。
 
ある者は会社に「どうしても どうしても 5時であがらせてください。」と
��ヶ月前からお願いをし・・・
ある者は妻に「今年もキャンプなんだよね。すいませんが、行かせて下さい。」と
お願いをし・・・
実家の家族からは「今年はいつキャンプなの?」と聞かれ・・
職場からも「まだ恒例のキャンプ 続いているんだね?」言われても・・・

このキャンプは、まだまだ続きます。

今年は、8月5~6日 先週末で決行してきました。
私にとっては毎年が弾丸ツアーです。
キャンプ会場がある実家まで移動しなければいけないのです。
 
携帯電話 電波が1本しか立たないような場所での普段の生活を離れたキャンプ。
すこし不自由を感じることも良いのかも知れません。
 
とくに、キャンプ後のお風呂では、シャンプーや石鹸の恩恵を改めて実感できますよ。
体を洗った後のタオルがちょっと黒い!!なんてこと、普段はないですよね。
 
石鹸すげぇ~~~ってことになります。
えっ どれだけ私達が汚いか?って それは、一晩中 焚き火の周りにいるので
体中が焚き火の煙で燻(いぶ)されているから 汚いのです。

今年の夏、是非 皆さんもどうぞ 体験して下さい。
 
補足説明 
その昔 携帯電話圏外でもキャンプをしていたのですが、
今は携帯電話圏内でキャンプをやっています。
みんな社会人ですし、妻子がいる者もいるので。
えっ キャンプ中に病院から電話くることなんてあるの?
って、あったんです。その話は次回書きますね。

2006年8月7日月曜日

学会参加報告 まとめ:○○の感想

北海道の感想
今回はじめて北海道へ行きました。感想は北海道最高~~~!!
 あのカラっとした気候には、感激しました。
 夜なんていつもよりも熟睡したぐらいですから。
 冬の話を聴くと大変そうですが、この時期はいいですよね。

学会の感想
 今回参加してきた呼吸管理学会・・・ 真面目なんですよね。
 こんな書き方をすると他の学術集会や研究会から、誤解を招きそうですが。

 なんで真面目と思うかというと。
 早朝のセッションでも席が埋まるんです。今回2日間は、聴きたい演題が早朝にあったので
 朝から会場にいました。
 ちょっと遅れて部屋に入ると空席を探すのが大変なんです。
 
 医師が中心の学会もいいですけど、参加しているコメディカルが多い学会もいいですね。
 呼吸管理学会はコメディカルが多いんですよね。
 こっちも同じコメディカルとして「頑張ろう!!」っていう気になります。
 来年は東京だったかな?
 学会に入会していなくても、学術集会へは参加できるので
 興味のある人は是非 参加してみて下さい。もちろん、学生さんも参加して下さい。

2006年8月5日土曜日

ブログ20発目 学会参加報告 第5報 帝○のレスリン○ 

現在の所に転職してから、在宅でのNPPVを見ることが多くなりました。
私はALSの患者様への在宅往診も行っており、NPPV使用中の方もいらっしゃいます。
で、困っているのがその設定です。

在宅NPPVでは、病院で入院している時にNPPVを導入、
そして在宅NPPVへ移行していきます。
��OPDは、初期導入が上手くゆけば(特にEPAP値) スムーズに在宅へ移行できることが
多いようです。
��このように記載すると「えーCOPDのNPPV導入は大変だよ~」って言われそうですが・・・)

しかし、私が思うにはALSの在宅NPPVも大変だよぉ~ なのです。

��LSは進行性疾患であり、NPPVの設定も病気の進行に合わせて
適宜 変える必要があります。
では、在宅NPPVを行っている患者様の設定をどのように変えていくか・・・。
院内であれば、朝晩の先生の診察等により 適宜変えることが可能かもしれません。
 
在宅では、どうするか・・・。
医師の往診は、1週間に1度。基幹病院への受診は1ヶ月に1度・・・。
看護師さんは週6日1~1,5時間訪問している・・・。
しかも、患者情報が共有されにくい・・・。
 
と、難問にぶち当たっていたとき・・・
��PPV テ○ジ○のNI○-Ⅲには、
レスリン○というおしゃれな機能があるではないですか!!

さっそく、NI○―Ⅲを使用してレスリン○で患者使用データの抽出を行いました。
このレスリン○で測定可能なデータは、SpO2(%)、PR、リーク量、RRなどなど・・・。

で、ここでタイトルにもどります。
今回の学会では、実際にCOPDの患者様にレスリン○を使用しデータを
活用した発表もありました。
ちょとしたご縁で、演者の方と話をする機会をもらいました。

話の内容としては、
「どの周期でレスリン○を回収し解析するか・・・」
「その解析内容をどのように活用するか・・・」などなどです。

その医師は気さくな方で どこの馬の骨とも知れない私に丁寧に話をしてくれました。
 
さっそく、当院でできることから始めます。
 

補 足 : 
 私はテ○ジ○の回し者ではありません。
 レスリン○が完全なものとも考えていません。
 が、数社ある機器のうち 在宅での患者情報を多少なり収集できるアイテムとして
 評価しています。

       

2006年8月4日金曜日

学会参加報告 第4報 展示会場を満喫

学会に行ったら必ず行く場所・・・ それは、展示会場です。
フリードリンクが目当てでは、ありません。
やっぱり、普段はさわることのないME機器や新発売表品を見なければ!!

今回は、どうしても見たい器機がありました。
在宅用の人工呼吸器です。
最近在宅向けの人工呼吸器は少しコンセプトが変わってきているようです。
 
特にアイ・○○・アイが代理店をしているレジェンド○○は、
在宅向け人工呼吸器の領域を脱したものと思っています。
大きさ・性能を考慮しても、ちょっとした中小規模病院での呼吸管理に
力を発揮できそうです。
 
さて今回見たかったのは、フク○電子の「VS Easy Fit」シリーズ。
大きさは、レジェンド○○より 一回り小さい。
 
で、早速 展示ブースにいたスタッフの方に説明を求める・・・。

が、いまいち お互いに思うことが伝わらない感じがしました。
 
あぁ~ オレの聴き方が悪いかなぁ~
じゃぁ~ 実際の駆動を見たいなぁ~
 

「これテスト回路ありますか?」
「いや 今回は、器機展示のみなのです。」
 
なぬ・・・ サー○iには、テスト回路が付いているのに・・・

「じゃ~ 回路なしで動かすだけ動かしてもらっていいですか?」
 
音は静かだなぁ~ でも、この展示会場の中であること 
そして、テスト回路を付けていない状態を考えると・・・ まだ分かんないなぁ~。


吸気口に手を当てると・・・ 

んっ? 送気されてくる空気が生ぬるい。オレの気のせいか?

手を変えてみましたが、やっぱり生ぬるい。
「送気されてくる空気が生ぬるいのは 内部熱を送気を利用して空冷しているのですか?」
「・・・。ちょっと よくわかりません。すいません。」
 
うぅ~ ん。このまま聞いていても、分からないなぁ~
やっぱり、直接 当院へデモしてもらって1~10まで説明してもらおう!!
自分で吸ってみたいのもあるし・・・。


と、いうことで 当院担当の○木さん。9月以降にデモをお願いするかもしれません。
また連絡しますね。

こんな感じで、1時間30分も展示会場をウロウロしていました。
 
 そうそう、いつも思うのですが・・・
 展示会場の足マッサージ器は、売れているのでしょうか?
 いつもお世話になっているのですが・・・ 価格が庶民的じゃない気がします。
 ターゲットは医師かぁ~?

2006年8月3日木曜日

学会参加報告 第3報 やっぱり「栄養」は大切

学会といえばランチョンセミナーです。これを目当てに行く人もいるのでは?
最近のランチョンセミナーは混雑を事前に緩和するために、朝から整理券を配っています。
 
お目当ては
「チーム医療によるCOPDのDisease Management 
��運動と栄養指導の実際(在宅での継続をめざして)-」
です。
私自身に「栄養」が大切という訳ではないのです・・・。
��でも、ランチョンのお弁当は美味しかったなぁ~。)

「呼吸」の業務に携わっていると、どうしても「全身管理」を考える必要があると思います。
臨床工学技士はチーム医療として「人工呼吸器の保守管理と設定を見るだけ」では、
足りない気がします。
 
チーム医療だからこそ、リハビリスタッフの「運動」を学び、管理栄養士の「栄養」を
学ぶ必要があるのではないでしょうか。
 


2006年8月2日水曜日

学会参加報告 第2報 「イブニングセミナー」にビビる

イブニングセミナーでパルスオキシメータに関するテーマで講演がありました。
パルスオキシメータは、ご存知の通り 現在もっとも普及している医療機器の1つです。
 
医療系学生さんは別にしても、パルスオキシメータを使用したことがない方はいないはず。
そんな、身近なパルスオキシメータに関する講演でした。
 
 ちょっと余談ですが、そこの臨床工学技士さん・・・ パルスオキシメータの原理などを
 しっかりと説明できますか?
 2色波形の特性を覚えていますか? 計りにくい条件を説明できますか?
 ちょっと前に、技士の新人さんにパルスオキシメータってどんな原理?って聞いたら
「2色の可視光から・・・」と言う説明が返ってきました。 ガーン・・・ 

見えないでしょ!! 1色は赤外光なんだから!! 
 同じ 技士同士で話をするときは、専門用語の間違えは致命的でっす。
 
 補足説明:
パルスオキシメータは、2色の光の特性を利用して経皮的酸素飽和度(%)を
測定しています。
 飽和度(%)なので、「あの患者さんのSpO2 120%でした」なんて事は
ありえません。最高でも100%までです。
��色の光のうち1色は人間の目で見ることが可能です。それが、「赤色」の光です。
もう1色は、残念ながら人間の目では見ることはできません。(赤外光)
       
もし、2色とも見える人がいたら、誰にも云わずに黙っているか・・・ 
眼科にいった方がよいでしょう。
もっと知りたい!!と言う そこのあなたは明日 院内の臨床工学技士を
つかまえましょう!!
きっと詳しく 説明してくれるはず!!


ちょっと脱線しました。本題に戻ります。
何名か講演しましたが、その中で「よいパルスオキシメータとは、どういうものか?」が
ありました。
NICUに勤務する看護師さんは、沢山の意見がありそうですが・・・。
やはり、よいパルスオキシメータとは「どんなときにでも測定できる!!」といったことで
しょうか。

マ○モの講演では「体動に弱いパルスオキシメータもあります。」といった内容がありました。
原理を知ってる技士が聴いていれば「そりゃー そうだ~」と思うでしょ。
��ポイントは拍動の有無なんですが・・・ 体動があると静脈血にも拍動が生じてしまうんです。
 また脱線しちゃうので・・・ 詳しくは院内の技士さんに聴いてね。)

が、しかし、生理検査を学問として行っている先生に取っては
「体動に弱いパルスオキシメータがある」「体動により測定値が変化する可能性がある」と
いう話が出た時に会場の空気が変わりました。
この意味がわかりますか?

基礎研究等で、運動しながらパルスオキシメータでのSpO2測定は良く行われる
ことだそうです。
その測定値がパルスオキシメータの性能に左右され変化している可能性が
あるということです。
もし、その基礎研究で使用していたパスルオキシメータが体動により数値が
変動するものだった場合、過去の研究データの信憑性・信頼性が
低下するということなのです。
 
当然会場からの質問では
「具体的に どこのメーカの製品が 体動に弱いのか?」と言った質問が出ました。

無論、講演したメーカの立場もありますので、メーカ名は出ませんでしたが・・・。

講演した他の先生からは「実験データを取る前に体動に関する測定値変化調査をした方が
良いのではないでしょうか。」との話があり、会場は「そうだな~。」と頷きの雰囲気でした。

う~ん、あれほど空気が変わる瞬間は久しぶりだな~。
聴いていた私も緊張しました。

どんなパルスオキシメータがいいのか? 
気になる人は、院内の技士さんをつかまえてね。

アクセス数が急増した!?

学会から帰ってきて、久しぶりにネットに接続してみると・・・ アクセス数が増加している?
ホームページもblogもフロントエンドにはあえてカウンターは置いていないのですが・・・。

アクセスログを追っかけてみると、あっ 有名所がblogにリンクを貼ってくれているでは
ないですか~。

こんな始めたばかりblogにまでリンクを貼って頂けるとは・・・ ありがたや~。

って、今 在宅往診から帰ってきたばかりなんですけどね。
えっ 仕事中にblogって。 
実は、当院 今日は夏休みなのです。
往診日を休みにするわけに行かないので、午後から往診に行ってきたのです。
だから、今は 仕事中ではありません。

先日 ニュースでbolg依存症の話が出ていて少し驚きました。
「○○依存症」は、沢山あるけれども「bolg依存症」は、読んで書き込みをしてもらうことで
自己満足・他人からの容認と受取るようです。

アクセス数が増え どのような人が読んでいるか分かりませんが、
もし興味がある記事があって、それが何かの役にたてば幸いかと思います。

あっ ちなみに今 「滴下活栓の規格統一」「針のカラーコード規格統一」に関する記事を
作成中です。たぶん、ホームページ側に載せます。
ちょっと待ってね。

2006年8月1日火曜日

学会参加報告 第1報

ここ数日、引越しに伴いネット環境が組めずにいます。 
更新が滞っています。すいません。

��月28~29日に北海道 札幌で開催された第16回呼吸管理学会に
参加してきました。

えっ 演者? いえいえ 参加です。
 えっ 遊びに行ってきた? いえいえ 学会ですから!!


 まぁ学会に行くと、飲んで遊んで来るのではという 
疑いの眼差しを感じることもありますが・・・。
 
呼吸器学会は、とても勉強になりました。
現在は「RCU」や「呼吸ケアチーム」を作って活動といった現在進行形の発表も多く、
来年以降はそろそろ「○年経過して・・・」という問題抽出を議論する機会が増えるでしょう。
 
特に看護師さんの発表は熱い!!
呼吸ケアに関して、これだけ熱心に取り組んでいる人がいるのだから、
見習わなければならいと思います。
みなさんの病棟ではどうですか?

いずれにせよ「呼吸ケア」に関して、医師だけではなくコメディカルが参加し
「チーム医療」を行っていくことは大切だと思います。
 
とりあえず 第1報でした。